4本の柱
半年くらい前から、近所で数棟の分譲住宅を建てていた。
買い物に行く途中にあったので、工事の様子を眺めて通っていた。
基礎が出来上がるまでは、見慣れた光景だった。
しばらくして、材木がたくさん運ばれてきて、棟上が行われた。
それを見た時に違和感を感じた。
軸組みの2階建てなのに、1階部分だけが先に出来上がっていた。
よく見ると、2階部分まで通っている柱は、角の4本だけだった。
家の中心を支える通し柱がなく、1階の上に2階部分が乗っかっている感じだった。
建築費を安くするためなのかと思ったが、今ではこういうのが普通の工法らしい。
通し柱を多くしたほうが家が丈夫になる気がするが、そういう訳でもないようだ。
でも、なんだか頼りない気がする。
私のような古い人間は、やはり大黒柱があった方が安心できる。
その後工事が進んで、2階部分が出来てしまうと、もう見慣れた姿になった。
完成した家は、外装も内装も今風の家だ。
素人には内部構造がどうなっているかは、見た目では分からない。
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