受験勉強(前半)
私が中学生だった時の受験勉強の話を書こうと思う。
中学に入ってからも、私は家で余り勉強をしなかった。
だから定期テストの成績は、いつも中の下といった所だった。
それでも中学2年の終わりになると、私も高校受験を意識し出した。
3学期の期末試験はいつもより勉強に力を入れた。
すると、成績がクラスで10番ほど上がって嬉しくなった。
その頃始まった学園ドラマの『おれは男だ!』を見ながら、
3年生になったら気合を入れて勉強してみようと考えていた。
中学3年になって、本格的な受験勉強が始まった。
今までサボっていた分のハンディは、思ったよりも大変だった。
基本的な事でさえ、分からない事が多かった。
それでも、他事を一切やめて、集中して取り組んだ。
当時は、中部日本統一テストというのがあった。
県内ほとんど全部の中学3年生が受ける模擬試験だ。
英・数・国・理・社の5教科で、250点満点だった。
1学期に初めて受けた中統は、160点台で「秀」の評価をもらった。
余り基礎が出来ていないにしては上出来だった。
手応えを感じて、夏休みは朝から晩まで1・2年の復習をした。
普通の受験生にとっては、うんざりする夏休みなのだろう。
私は、今まで勉強していなかった分、新鮮な気持ちで取り組むことが出来た。
その頃流行っていた南沙織の『17才』のように、軽快な気分だった。
ちなみに、この頃に艦船プラモデルの1/700ウォーターラインシリーズが始まった。
雑誌の広告で見た重巡洋艦の美しい姿は、本当に衝撃的だった。
買いたい気持ちが募ったが、写真で我慢するしかなかった。
この夏休みのおかげで、基礎の復習を終えることが出来た。
私の生涯で、一番良く勉強した時期だった。
後半へ続く。
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