せんかしの雑文

偽りの価値観

私が小学生の頃、たまに変わった行商人がやって来た。

近くの公園などで、アニメキャラなどの型や、色付けの粉を売っていた。
粘土をその型に押し込んで形を作り、粉で彩色する物だ。

ただ売るだけなら普通なのだが、多く売るための方法があった。
出来上がった物を持って来させて、評価するのだ。
良い評価を得ようとすると、高価な型やたくさんの種類の粉を買うことになる。

何でも無いような物に虚構の価値体系を作って、購買心を煽る。
今でも、AKB商法やコンプガチャなど、本質は変わっていないと思う。