幕引きのシナリオ
東海テレビの不適切テロップに関する検証番組をネットで見た。
核心部分が明かされると思っていたので、正直がっかりした。
番組では、検証ポイントとして
(1) なぜ不適切なテロップが作られたのか?
(2) なぜ不適切なテロップが放送されたのか?
(3) なぜ23秒間も放送されたのか?
を挙げていた。
私が知りたかったのは(1)だ。
これに関して、テロップを作成した50代の男性は、たまたま思いつきで書いたと繰り返すのみだ。
検証する側も、それ以上突っ込んだ調査をしていない。
問題の核心なのに、それで終わらせるのかと大変不満が残る。
一般的なダミーテロップの「○○市△△さん」から「セシウムさん」へ変えるには、
相当なハードルがあると思う。
外部制作会社の人間である男性にとっては、尚更だろう。
この男性の物言いからすると、自分の意思でそんな大胆な変更が出来る様には見えない。
日常業務の中で、この男性が「自分もこれ位の事はやっても構わない」と思う様な
雰囲気が有ったのではと思う。
穿った見方をすれば、もっと上層の人間が同様の事をやっていて常習化していたのではないかとも疑える。
番組を通して見ると、怒りの矛先がこの男性に向かう様になっている。
社外の人間をスケープゴートにし、社員は反省している振りをして事態の幕引きを図る。
いかにもテレビ局が考えそうなシナリオだが。
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