二世の活躍
近頃は色々な分野で、親と同じ職業に就ている二世が多い。
これも、大きな混乱がない時代が長く続いているせいかもしれない。
カーレースのF1でも、二世ドライバーがいる。
過去にも何人もいたが、今年走ったのは、ネルソン・ピケjr、ニコ・ロズベルグ、中嶋一貴の三選手だった。
ネルソン・ピケjrは、名前から分かる様に、三度もワールドチャンピオンになったネルソン・ピケの息子である。
偉大な父親を持つ彼であるが、今年は成績がふるわなかった。
結局、年度途中でルノーチームを解雇されてしまった。
ニコ・ロズベルグと中嶋一貴は、同じウィリアムズチームにいた。
ワールドチャンピオンを取ったことのあるケケ・ロズベルグと、日本人として初めてF1に本格参戦した中嶋悟が彼らの父親である。
結果は対照的だった。
ロズベルグが年間34.5ポイントを獲得したのに対して、中嶋は0ポイントだった。
ロズベルグのポイントは、同じエンジンを積んだトヨタのドライバーよりも多い。
来期ロズベルグはもっと戦闘力のあるチームへ移籍し、中嶋はウィリアムズチームからお払い箱になった。
力の差が、シビアに結果に現れる。
こういう世界では、父親が誰であるかなど問題にならない。
反対に、二世がのうのうとしていられる様なら、それは甘い世界だ。
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