子供の頃に数回だけ訪れた路地があった。 その光景が、ぼんやりと記憶に残っている。
近所の1つ年上の友達に連れられて遊びに行った。 レンガの塀や鉄製のアーチ、小鳥小屋などがある場所だった。 その辺に住んでいる知り合いと、鬼ごっこなどをして遊んだ。
それ以後は、一度も訪れたことは無い。 自分の生活圏に確実にあったはずだが、どこの場所だったかも覚えていない。
それゆえ、記憶の中の路地の夕景が、何か不思議な別世界の物の様に思えてくる。