せんかしの雑文

たき火

この頃は暖冬が普通になっていたのに、今年は珍しく寒さが厳しい。
3月中旬だというのに、昨日は雪が降った。

家の近所では、灯油の販売車が『たきび』の歌を流してやって来る。
これを聞くと、子供の頃を思い出して懐かしい気持ちになる。
最後にたき火にあたったのは、もう何年前になるのだろうか。

小学生の時は、家の近くに撚糸工場があり、よく梱包のわら縄を燃やしていた。
登校の集合場所に行く前に、その火に手をかざして温まった。
私は、しもやけやあかぎれが出来やすい子供だった。
温まると、歌詞の通りに手足がかゆくなった。

あの頃は、今よりも寒さが厳しかったのだろうか。
朝、バケツにたまった水には、分厚い氷が張っていた。
湯沸かし器や洗濯機も無かった時代は、炊事洗濯はさぞ大変だったろうと思う。