せんかしの雑文

対照的な建て方

最近、我家の近くで、家の建て替え工事が2軒あった。
1つは普通の木造住宅で、もう1つはテレビCMでもよく見る鉄骨住宅だった。
ほぼ同時期に始まった工事だが、進捗具合は随分違っていた。

驚いたのは、鉄骨住宅の方の工事の速さだった。
基礎が出来るのに4日ほど、躯体が出来るのに3日ほどしかかからなかった。
木造住宅の基礎が出来る頃には、もう外観が完成していた。
さすがに内装工事に入ると、そこまでのスピードは無くなった。
それでも、木造住宅の半分ぐらいの工期で完了した。

規格化された部材を組み合わせることで、工期を短く出来るのだろう。
こういうのを、家のオリジナル性が低くなるという理由で嫌う人もいるようだが、私はとても良い事だと思う。
日本の工業の生産性の高さを垣間見た気がした。

そんな事があって、昔私が家を建てた時の事を思い出した。
まあ実際は、自分で建てたと言うのは随分おこがましい。
家の間取りとか、現実的なことは、全て周りの人達がやってくれた。
おかげで、安普請ながら思いやりの詰まった住み良い家になった。

今後、もしこの地方で予想されている大地震が起きて、家が損傷することがあっても、出来るなら修理して住み続けたいと思う。
私の寿命が来る頃には、この家も寿命を迎える。
この家の寿命を全うさせるのが、私の最後の役目だ。