せんかしの雑文

野球観戦の思い出

今年の中日ドラゴンズは、打撃が不調で、一時は最下位まで落ちた。
交流戦に入って復調し、ようやく上位に戻ってきた。

ここは中日の地元で、周りに応援している人が多いので、私も中日が勝てば良いと思う。
そんな程度なので、野球の試合も今までに2度、見に行っただけだ。
初めて行ったのは、小学4年の夏休みだった。

中日球場の入場券がもらえると言うので、近所の友達数人と中日ビルまで自転車で行った。
外野席の小人無料券を、1人5枚ずつ程もらった。
始めは見に行く当てはなかったのだが、私の父親が一緒に行ってくれる事になった。
当時まだ走っていた市電に乗って、皆で中日球場に行った。

球場の入り口で、父親が自分用の入場券を買ってくるのを待っていた。
私だけ、余った無料券を手に持っていた。
知らない大人が近づいて来て、「これでそれを売ってくれ」と言い、
ポケットから取り出した小銭を私に渡して、無料券を持って行った。
その時は訳が分からなかったが、たぶんダフ屋だったのだろう。
何でも商売にしてしまうんだと感心する。

その頃は、野球のルールも余り知らなかった。
集中して見ている事も出来ず、空いた外野席で遊んでいた。
一つ年上の友達は、「中日が勝ってホームランも出たし、良い試合だった」と言っていた。
帰り道でジュースを買ってもらって、私はそれで満足だった。

今でも、野球の試合をテレビでずっと見ているのは苦手だ。
もっと短時間で終わらないものかと思う。