◇ウエブアクセシビリティについて◇
ー財団法人 日本障害者リハビリテーション協会 研修資料より抜粋ー 

 2004年6月に、JIS X 8341-3:2004 「高齢者・障がい者等配慮設計指針 ー 情報通信における機器、ソフトウエア及びサービス ー 第3部:ウエブコンテンツ」 が制定されました。
 この「ウエブコンテンツJIS(略称)」は、主に高齢者や障がい者及び、一時的な障がいのある人が、ウエブコンテンツを利用する際のアクセシビリティを確保し、、それを向上させるために、ウエブコンテンツの企画、設計、開発、制作、保守及び運用にわたってウエブコンテンツの提供者及び製作者が配慮しなければならない事項について規定されたものです。

<アクセシブルなウエブデザインの基本原則>
               ※W3Cのガイドライン(WCAG 1.0)より

(1)音声及びビジュアルのコンテンツは、代替形式も提供する。
(2)色だけに頼らないデザインにする。
(3)適切なマークアップとスタイルシートを使用する。
(4)使っている言葉をわかりやすく説明する。
(5)テーブルは正しい用途で利用する。
(6)新しいテクノロジーを使う場合は代替形式も提供する。
(7)応答時間や表示時間に制限があるコンテンツは、ユーザーが時間設定を変えられるようにする。
(8)サイトに埋め込まれたオブジェクトのアクセシビリティを確認する。
(9)ユーザーの使用ハードの種類に関わらず、アクセシビリティがあるようなデザインにする。
(10)暫定的な解決策を利用する。
(11)W3Cが推奨するテクノロジーとガイドラインを使用する。
(12)ページや要素の位置づけを示す情報を提供する。
(13)わかりやすいナビゲーションを実現する。
(14)ドキュメントは明瞭でシンプルなものにする。

基本原則終り。

ー研修資料より抜粋終りー


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