’05年秋 木曽街道、野麦街道の旅

今回の旅は1泊2日の予定なので近いところを走りました。
いつものとおりワカさんは金沢からトリトンは名古屋からの出発です。

1日目 9月22日(木)

出発は朝の7時です。
平日とあって朝のラッシュに巻き込まれましたが、そこはバイクの特権のすり抜けでひょひょいのひょい!
いつも旅の始まりは伊勢湾岸道の東海ICです。
ここから伊勢湾岸自動車道東海環状自動車道東海北陸道を通り荘川ICを目指しました。
朝の高速って皆さん速度が速くて制限速度で走っていると一番遅いですね。
平日の朝なので皆さん乗り慣れているのかな?
 荘川ICを出たところにある道の駅「桜の郷 荘川」にてワカさんと合流。9時の待ち合わせでしたが20分の遅刻でした。
ワカさん(^。^;)ゴメンナサイ・・・(ワカさんは早く到着していたようで待ち時間さらに倍でした)
 さて、ここから木曽街道に向かうのですが、ルートは158号で高山まで行き、市街を横断して361号の木曽街道に出ます。
 高山に向かう途中の不安な出来事をひとつ。
バイクは通常ガソリンタンクがメインとリザーブがあってメインが空になるとコックをリザーブにして走るわけですが、
私はこのリザーブで走る時とっても不安になるのです。
特に山の中ではガソリンスタンドも少なくて、ガス欠の不安がいっぱいになっちゃうんです。
今回も荘川ICを出発してすぐに飛騨清見ICに向かう高速の途中でメインが空になりました。
リザーブで何km走れるかは実際のところ試したことが無いのでわからないのです。
「残り1リットルで燃費が20kmだと20kmだよね。高山まで何kmだったっけ?」
などと考えながら極力加速を抑えて惰性で走りました。
まあ、結局、ギリのところでガソリンスタンドが見つかって助かりました。
満タン給油で10リットル以上入ったのでかなりカラに近かったようです。
シャドウスラッシャー750はタンクが確か11か12だったような記憶が(そのくらい調べとけよと言われそう)あります。
よってメインタンクで200〜230km(当然走りによって変わる)走ります。
前に乗ってたスティード400は170〜180kmだったのそれよりはましです。
ワカさんのCB750はメインで300km走るそうです。
そんな理由でそろそろバイクを替えたくなってます。

 361号の始まりは美女峠越えからでした。ここは道幅が狭く車同士のすれ違いは厳しそうなところです。
山の中を走るのは気持ちよいですが狭い道は神経使います。
おまけにこの日は曇り時々雨で路面が濡れてたんで特に気を付けて走りました。
美女峠を抜けると朝日村に入ります。ココからは2車線あり快適路です。途中道の駅「ひだ朝日村」で休憩です。
写真は道の駅に停めたバイクと紅葉が始まった裏山の木です。

道の駅ひだ朝日村にて 紅葉し始めた木

361号はまだ続きます。徐々に山間の道となり、貯水池やダムの脇を走ります。
こんなところを走るのがトリトンはとても好きです。
道は快適2車線で走りやすく、家が少なくて、景色が良い。
急カーブも少なくて程よいくねり。361号はツーリングに最適です。
しばらくすると塩沢温泉があります。初め気が付かなくて通り越してしまいました。
ここは露天の温泉が源泉温度が低いそうで気温が低い時はやめた方が良いとのことでした。
よって、1軒ある温泉旅館に立ち寄り湯しました。
写真は塩沢温泉「七峰館」から見た景色と旅館の入り口にあった飲用温泉。

塩沢温泉を出るとすぐに高根第一ダムがあり記念撮影しました。
水量は豊富でした。高いところ苦手で、チョイ怖でした。

 その後361号木曽街道に別れを告げ、野麦街道に入ります。
峠なので徐々に天気が悪くなり一時視界が数十メートルほどまで落ちました。
峠の茶屋も雨で霞んで映ります。駐車場に停めたバイクも近づかないと見えません。

野麦峠は今回、視界不良でどんなところか分からなかったので、次回晴れた日に再び訪れたいです。
峠を越えると長野県に入ります。
県道26号奈川木祖線に入りしばらくすると、
この日の宿、カントリーロッジ木の実に到着です。

こちらの宿は木の実はライダー歓迎、信州へのバイクツーリングのお泊まりにご利用下さい。とのことで選ばせてもらいました。

写真は到着直後に撮ったもので、午後3時でした。
で、時間はまだあるということで、もうひとっぱしりです。
行ったのは、乗鞍スーパー林道白樺峠を越えて乗鞍高原
ここにある「日帰り入浴、湯けむり館」にお邪魔しました。
ここは乳白色のお湯で硫黄臭がかなりきつかったです。

2日目 9月23日(金)

前日の天気が嘘のように晴れ上がり絶好のツーリング日和となりました。
ロッジからは乗鞍岳などが見え気持ちいい朝です。
朝食の後、隣のスキー場近辺を散策。白樺の林や小さな花などを見てまわりました。

朝9時半にロッジ木の実を出発。
県道26号奈川木祖線を国道19号線に向かって走ります。
ここも山間の気持ちいい道でした。
19号に出ると急に交通量が増え、トラックもいっぱいです。
岐阜と長野を結ぶ主要道なので仕方ないですね。
道の駅 日義木曽駒高原にて少々休憩。
近くのガソリンスタンドで満タンにして
木曽福島から361号に入ります。
この日は361号を端から端まで走ることになりました。
で、この道は最高です。景色は良いし、道幅広くて、ゆったり走るにはいい感じです。

361号線木曽福島から開田高原、高根村、朝日村を通って高山に抜ける道です。
途中の九蔵峠では開田高原から御嶽山を一望することが出来ます。
写真は九蔵峠で一息つくシャドウスラッシャー750とそこからの眺めです。
御嶽山は雲が掛かってましたが、走り出したら晴れました。
シャッターチャンスを逃しました。

次の休憩地は、道の駅 飛騨たかね工房です。
1日目も通りましたが、逆方向で通過したところです。
前日と違い気温は27℃くらいまで上がっていたので、ソフトクリームが美味しかったです。
ちなみに私は抹茶味が大好きです。
さて、その後361号を満喫しながら美女峠を通って高山に入るとお昼を過ぎたので昼食です。
この日はワカさんが蕎麦屋を見つけてくれました。
人気店だったようで午後1時くらいに入りましたが待ち時間がありました。
ここでは韃靼そばをせいろで2枚頂きました。美味しかったです。

そして、昼食の後は最終目的地のほうのき平コスモス園です。
まだ早いかと思ったらすでにシーズン終盤でした。
山の季節は早いですね。

ワカさんとはここで別れを告げて岐路に着きました。
名古屋までは国道41号で高山、飛騨位山、下呂、金山、美濃太田経由です。
途中の金山では温泉に入り疲れを癒しました。
361号がとても快適だったために、帰りの41号は交通量の多さにどっと疲れが出ました。

今回のツーリングは初日が曇り時々雨で気温が14〜18℃と寒かったですが、
2日目が晴れたので、気温が25〜29℃と暑くなりました。
雨より晴れた方が良いですが、気温は20〜25℃くらいがツーリングには最適ですね(^。^)v

最後まで読んでくれた方お疲れ様。
これで’05年秋ツーリング報告終わりです。