◆CRキャブの取り付け

 BINGとはつなぎの口径が異なるため、どのように接続するかがポイントとなる。
各つなぎの口径は下図のようになり、大きな改造箇所はクリーナケースの孔径拡大。

1.用意した物
・N氏から譲ってもらったCRキャブ
・K氏から頂いた特製パイプ
・H氏に作ってもらったカーボン製エルボ
・サムコホース(2種類)
・ホースバンド(3種類)
・半分の長さに切断したSTDのゴムホース

特製パイプ、特製エルボ、サムコホース、クリーナケース

2.ケースの改造:孔の拡大と特製パイプの取り付け

こんな工具しか有りません(^^ゞ

まずはケースの凸部を切断

材質はアルミダイカストなので簡単に切れます

両側切り取ります

孔の拡大に使用した工具

特製パイプが入るように孔を拡大

左右とも、角度に注意したつもりだが、大体こんな感じ

こんな感じに差し込めるように孔を拡大

パイプの固定に使用した金属パテ

外側に盛り付け

右のボルト孔にボルトが通るようにパイプをカット

内側にもパテを盛って黒色に塗る

ホースを仮付け

3.キャブ

取り付け長さを測ってサムコホースを切断

こんな感じで取り付ける

シリンダ側にははSTDのゴムホースを半分
の長さに切断して入れる(黒色の部分)

クリーナ側

4.車体へ取り付け

STDケースの中

改造後

ホースバンドで締め付ける

ワイヤーはSTDのまま、特製Cーナットで固定

5.雑感
 ・上の写真を見ると簡単にできたと思われるかもしれないが、この改造は、特製パイプと特製エルボーが
  なければ(キャブの入手は何とかなっても)ボクみたいな素人には無理。
  それを実現させてくれたK氏、H氏には大感謝です。
 ・また、キャブ交換につきもののキャブセッティングが不要なキャブを譲ってくれたN氏にも大感謝です。
 ・意外と手間がかかったのはホースバンドの入手。径と(バンドの)幅がしっくり合う物が見つからず、あ
  ちこちのホームセンター、カー用品ショップ、バイク用品ショップを探し廻った。
 ・パワーフィーリングは激変! マイスターがセッティング済みということもあり、始動性も良好。STD
  のBINGが大人しく感じられた。極低速の回転が重く濃い感じだが、開ければそれなりにパワーが出て
  荒々しさが感じられ、当然のことながらスロットルのon−offも敏感になった。

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