旅先スケッチ(三陸巡り)
1日目 2013年5月3日(金)前半
仙台〜石巻〜南三陸
宮城県内への赴任が決まったときから
東日本大震災の被災地を自分の目で見ることを考えていた
被災地の様子をカメラに収めていたが
途中、「こんなことしていていいのだろうか」
という思いもこみ上げてきた
旅先スケッチに載せることも迷ったが
このHPを見ていただいている方で、被災地に来られない方にも
私の視点での状況を見ていただこうと
掲載することにした
(各被災地ではできる限り
短時間ですが黙とうをさせていただきました)
その他、以前から興味があったポイントも立ち寄った
※( )内表示は、積算走行距離、外気温(車のエアコンでの表示)
朝食後7:20に仙台市を出発(11℃)
R45を北上、松島町に入ったところ(7:52)
r27で東松島市に入り、JR仙石線不通区間の野蒜駅にて(28km)(8:12)
震災時にはこの駅の付近で電車が津波に巻き込まれている
野蒜駅から西に位置する踏切より石巻方面(8:19)
R45沿いJR仙石線鹿妻駅前にあるブルーインパルスの機体
航空自衛隊松島基地がそばにある(8:28)
JR矢本駅付近にて(8:30)
石巻市の日和山公園より旧北上川河口を望む(49km、12℃)(8:57)
水産業関連の工場は再建されているが
生産量はなかなか回復していないとニュースでも報じられている(8:57)
公園の奥(写真手前側)には鹿島御児神社がある
門脇地区から上がってくる階段(8:58)
(8:58)
(9:02)
公園南側の門脇地区に下りたところ
震災から1か月後に建てられたとのこと
(「がんばろう!石巻の会」HPより)(9:13)
こいのぼりがつながっている支柱のてっぺんまで津波が来た(9:15)
門脇小学校
火災の影響で、外壁がはがれている(9:22)
(9:26)
R45で北上し南三陸町へ(10:49)
防災対策庁舎前には見学者の車が(10:50)
南三陸さんさん商店街(復興商店街)へ(97km、14℃)
31の店舗がある(10:56)
商店街内の松原食堂で昼食
海鮮丼(1800円)(11:15)
商店街に隣接して、休止しているJR気仙沼線の代替である
気仙沼線BRT(バス高速輸送システム)の志津川駅がある(11:46)
防災対策庁舎に戻る(98km、15℃)
屋上も超える高さの津波に襲われている
南三陸町はH25.9/26にこの庁舎を解体すると発表(TVニュースより)
理由は、遺族への配慮と維持管理費の問題とのこと(12:05)
※その後…「宮城県は町に代わって2031年3月まで管理し
保存する方針を固めた
町は県の考えを受け入れる公算が大きい
(中略)保存に賛否があり、判断を先送りする形を取った」
(H27.1/8新聞朝刊より)
「海と人でにぎわった町の記憶を未来へ」
南三陸町では正月になると白い紙に縁起物が切り透かされた飾り
「きりこ」が家々の神棚に飾られていた
「きりこプロジェクト」により、2012年、人々の暮らしがあった場所に
ボードを海に向けて設置された
(南三陸町観光協会パンフレットより)(12:07)
R45沿い、仮設店舗のコンビニエンスストア(12:12)
津波浸水区間であることがポールに示されている(12:15)
清水浜駅付近のJR気仙沼線被災状況(12:20)
歌津駅付近の被災状況(12:31)
南三陸町のもう一つの復興商店街
「伊里前福幸商店街」にて(12:32)
気仙沼市に入り道の駅大谷海岸にて(126km、16℃)
道の駅の海側はJR気仙沼線の大谷海岸駅(休止)(13:02)
この旅の表紙写真はここから海側を撮ったもの(13:03)
道の駅は仮設で営業している
右手R45側にはBRT大谷海岸駅が見える(13:03)
つづき(1日目後半へ)