『U THE HIGH PRIESTESS(女教皇)』


かに座の守護惑星「月」を象徴するカードです。

ウェイト版THE HIGH PRIESTESS  カードの基本的な意味 

 白と黒の柱の間の椅子に正面を向いて、端然と座っている知性的な、神格化された女性が描かれています。
 二つの柱は、対立原理を象徴しており、ものごとの多くは、二つの対立原理とその均衡から成り立っていることを示しています。

 ごめんなさい。( )内は工事中です↓
(なお、正位置・逆位置の意味などは、オリジナルタロットカードの該当ページに掲載しています)。

このタイプの方は
 月は、光を受けて輝いています。よって、反応と変化を象徴します。また内心に秘めた感情などを表します。
 ですから、このタイプの方は表面は物静かで冷静でおとなしい人に見えます。そして、感受性豊かであるという性質を持つ人ですので、内面では感情が揺さぶられやすい人と言えるのです。品行方正で潔癖な面も持っています。
 欠点は、ちょっと閉鎖的になりやすいこと。一度怒ると他人の謝罪を受け入れず、心を閉ざすという面を持っています。
カードからのメッセージ
 <学習・仕事面>
 基本的にプライドが高い人が多く、自分の納得できるレベルに達するためにきちんと努力をする人です。
 ただ、その潔癖さから、対象・目的に対する好き嫌いも激しく、気に入らないと思ったことには全く身が入らないということもあります。 仕事についたとしても、嫌なことがあれば、かなりそのものを批判的に見て、すぐ辞めてしまう傾向があります。
 注意する点は、なるべく自分の感情の波を抑えるようにすること。
 普段、冷静なあなたの感情を波だたさせる、外的要因がすべての諸悪の根源と断定する前に、自分の考えている要求水準(理想)の方が高すぎるのかもしれないと内省してから行動してみてください。

 <友情・恋愛面>
 表面の物静かな面から、他人に「知的で優しい人」と好意を寄せてもらえやすいタイプです。ただ、あなたの理想は高く、周囲の友人を内心で批判的に見ている時があります。
 それは多くの場合、何かのトラブルの際に表面化し、友人達を傷つけてしまうこともありえます。一度嫌なことがあっても、相手の他のよい面を捜してみれば、もっと交際は楽しいものになるでしょう。
 異性に対しては、さらに好き嫌い・選り好みが激しくなるでしょう。理想の相手を捜して晩婚になるかもしれません。
 好きになったら、相手を偶像化してしまう反面、周囲の異性の良さに気が付かないということもあります。いつも自然とそばにいる誰かさんの良さを見つめ直してみましょう、というのがあなたへのアドバイスです。
 幸せの青い鳥はきっとあなたのそばにいます。本来、聡明な方ですので、他人への寛容さをくわえることで、とても魅力的になる方です。