御本尊は、釈迦牟尼仏を胎内に納めた大通智勝仏。寛永十二年(1635)頃、刈谷城主・松平忠房公の御母堂が京洛の仏師に命じて作製し、寄進されたもの。身丈一尺八寸八分。
当院の創建当初の本尊で、室町初期の作。身丈八寸八分。
鎌倉時代末期。釈迦三尊を中心に多くの阿羅漢や達磨大師・聖徳太子・弘法大師など三国仏教諸尊が山中に集合する図。絹本着色の大和絵風の描法で筆法・彩色ともに荘重である。