最初の頃から写真を撮っておけば良かったのですが、
途中から気づきましたのであまりありません。
敬老会で感じたこと。
明治・大正・昭和・平成の四つの時代を生きてきた方がいらっしゃる。
小生が子供の時と比較しても「ずいぶん変わったものだ!」と感じるのだが
大先輩達はどのようにお思いなのだろうか?
現在でも農地が多いこの地域は、昔から自給自足で過ごして来られた様に思う。
海も近いし、ちょっとした丘陵もあり、田畑もある。
海苔・みかん・玉葱・ふき が豊富に取れていたんでしょう。
朝早くから海苔漁や農作業。暗くなったら寝る。移動は全て徒歩。
現代人(失礼しました。大先輩たちも現代の人です)が成人病予防や対策で、
ウォーキングやらジョギングをしている姿を、どの様に感じて見ておられるのでしょうか?
祖父母・父母から聞かされた「昔の話」は、聞かされていた時には なにも感じていなかった。
小生自身がそこそこの年齢になり、自分の知っている「地域の変化」「生活スタイルの変貌」だけでも
驚きをおぼえるようになって「昔はこうだった。今からでは想像もつかない・・・」と言っていた
人たちの言葉に込められた心情が判るようになってきた。
「自分が生きてきた、わずかな時間のうちにもこれほどの変化があったのだ。
これから生きていく、君たちにも同じような変化が訪れるのだよ。
『誰も皆 幸せになろう、より良い暮らしをしよう』と考えつつ歩み続けるのだが、
たかが人間ごときが、考えることだ。 目標の陰に潜む、思いも寄らぬ反作用が
表面化する時がある。 そんなとき『昔はよかった』って台詞が出る。
人間ってそんなものだ。」
2002/9/15 東海市 市民館で行われた敬老会の時の一コマ。
おじいちゃん、おばあちゃんの前でお遊戯する大田保育園児。
幼稚園児・保育園児の鼓笛隊やらお遊戯やらを見て微笑む大先輩達。
マジックショーやら踊りビンゴゲームを楽しむ大先輩達。
本当に楽しんで頂けてますか?
小生としては、「経験した大地震の時はどうだった?どこら辺の地区が
どのようになったの?」とか「戦時中は隣組等の組織がどのように機能していたのか?」とか
「今の市道や県道は、昔どうなっていて 誰がどのように仕切ったのか?」
「昔のお祭りは、どうであったのか? お囃子は?人形は? 大宮神社はどんな風だった?」
をお茶飲みながら聞かせてもらうような会であれば、双方にとっても
面白いのではないかな? と感じたりしましたです。
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