.hack     プロロ−グ
           フレンド・ザ・ワ−ルド

はぁはぁと息を荒げるPC
「くっ!このエリアにこんなモンスタ−いたか?」
「ちっ!」
そのPCは、モンスタ−に斬りかかる
「でや−!」
そのモンスタ−は、真っ二つになる
が、すぐに次のモンスタ−がいっせいに飛びかかる
「うわわゎゎゎ――!!」
「くっ!は、早く上層部に連絡を!」
と、そのPCがログアウトしようとするが、
ザ、、、ザザとノイズがはしったかと思うと目の前が真っ白になった
そのPCいやその人は端末の前で意識不明の重体になった
が、その事件はCC社の手によって表に出ることはなかった

その3年後、、、、、、、

「お−い!勇悟−!」
と、呼ぶ声がした。
同じクラスの、福田幸司だった。
(俺の名前は石川勇悟こいつは、福田幸司、俺のクラスメイトだ)
「お−う!今行く!」そう答えて
俺は学校に行く準備をして家を飛び出した。
学校に行くと中の道で、幸司が、「なあ勇悟」
と話し掛けてきた。
「あ――」と、声を返す。
「the・worldって知ってるか?」
「知ってるも何もニュ−スで毎日やってるぜ」
「まあな、じゃあこれは?」
幸司はおもむろに話し出した。
「これは、あくまで噂だけど」
俺は、無言で話を聞いている
「the・worldで意識不明の重体になったんだって」
俺は心の中で
(俺にも生き別れになった妹がいる)などと思っていた。
「ゆうご、、、、ゆうご、、勇悟ったら!」
幸司の呼ぶ声で我に帰った俺は幸司に
「何の話だっけ?」と白を切る
と、幸司が
「もう話してやんね−」といった
俺は内心ホッとした
これ以上この話続けられると耐えられないからだ
そうこうしている内に学校についた
学校では新学期が始まるのにも関わらず学校関係の話は
飛び交っていない、学校はthe・worldの話で持ちきりだ
そこに、幸司が
「やっぱ、羅菜ちゃんかわいいよな−」
「はぁ?」
「そうか、お前は羅菜ちゃんといっしょのクラスになったこと無かったんだっけ?」
「ああ、」
「お前、の隣の席が、大泉 羅菜ちゃんの席だ!俺と換われよ」
などと、言って来た
ふと、急に幸司が
「お前The・Worldキャンペ−ン応募したか?」
と言ってきた
「あの時は幸司の熱意には負けたよ一通送った」
と言い返した
幸司が
「一通?お前あれ倍率すっっっげ――高いんだぞ!!」
俺は
「他にもやる事はたくさんある」
幸司が不満そうな顔で
「ほかにやる事ってたとえば?」
「たとえば剣道とか」
お前のうちなんだっけ」
「夢想神伝流」
俺は静かにいった
キ−ンコ−ンカ−ンコ−ンと鐘がなった
俺は幸司に
「帰るぞ」
と言った
「まっ剣道頑張れよ!」
と言って走って行った。
俺は家に帰ると同時に爺が、いきなり竹刀で斬りかかって来た!
俺は、玄関にあった傘を竹刀代わりにして初太刀を交わしたが、続いての第二撃は
交わせなかった。
ビシィィ
と鈍い音がした
「いって−!」
爺が
「まだまだ修行が足りんの−」
などと、ほざいてきた
「帰ってきてすぐに攻撃してくるな!」
と言う
(家の爺は13代目の夢想神伝流の伝承者だ)
「むかつくな−着替えたらけい古を頼むぞ!」
「ああ、そういえば勇悟に荷物が届いておったぞ」
「!!」
俺は、まさかと思いながら自分の部屋に走って行った
そのまさかだった。
包みには、The・Woridキャンペ−ンと書いてあった。
包みを開けると色んな機械があってパソコンに、つなげるんだろうな、ぐらいしか解らない。
さっぱり解らないので
「明日、幸司にでも聞くか」
と思い
着替えて道場に向かった。

説明
これは、高校一年のときの話です。

        この話は、フィクションです
      実際の、名前、団体等には、関係ありません。


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