.hack  ダンジョンの中で
           フレンド・ザ・ワ−ルド
「わお!まだ追って来やがる!」
そう、毒づくと、声がした、多分オルカだろう。
「まったく!変らないな!昔と!」
「ああそうだな」
と、バルムンク
「それは、どうかな?」
そう、俺が言って、バルムンクたちの前に立つ
「それは、どうかな?」
また、同じ事を言う
そして、腰のホルスタ−から、ブラスタ−を抜く。
カチャ
引き金を引く。
ダンジョンのフロアに、緊張が、走る。
「な−んちゃって」
ふと、緊張が抜ける。
「変っただろ?」
と、黒百合。
が、二人が笑い始めた。
「はははは!そうやってむきなるのが“変らない”って言うんだ」
と、オルカ。
「ふふふふ、そうだ、同感だオルカ」
さり気なく笑うバルムンクだ。
「ちっ!」
黒百合は、その場で、舌打ちをした。
そして、隙を突いてまた走り出す。
「あ!待て!」
と、オルカが行った時には、もう姿は、なかった。
「まあいいだろう、オルカ」
と、バルムンク
「なんでだ?」
不思議そうに聞く、オルカ
「だって、あいつは、呼び出したやつに会うといったんだ」
「それが?」
「まだわからないのか?」
「具体的に話せよ」
「つまりだ、待ち合わせをダンジョンでするとき、たいていは、最下層で待ち合わせするだろう?」
と、意味ありげに、言うバルムンクだ。
「そうか!最下層に行けば会える、そう言う理屈か!」
今きずいたオルカだった、意外と鈍感なのかも知れない。
一方その頃、黒百合は、迷っていた。
「う−ん、どこだここは?こんな事なら妖精のオ−ブ買っとくんだった」
だが、もう遅い。
「よし!こうなったら、手当たりしだいにさがしてやる!」
そう言って走り出す。

一方その頃、あまり組みはと言うと。

「なあ、ラナちゃん、勇悟どうしてるかな?」
不安そうに、聞くハルトだ。
「そうね−・・・あ!本名じゃない?それ!」
驚いたように、ラナが、言い返す。
「え!そうなの!」
そう、驚いたのは、ミストラルだった。
「まあ、ハルトよりは、頼りになりそうだけど?」
と、ラナ
「う!」
心に10のダメ−ジだ!
ハルトは、戦闘不能になった。
「まあ、大丈夫でしょ」
とラナ。
「ブラスタ−があるし」
と、ミストラル。
「そうだな」
立ち直った、ハルトが続ける。
「だけど、さすがに退屈だね」
ミストラルが言う。
「じゃあ、俺たちも行く?」
と、ハルトが聞く。
「「いくいく!」」
結局、みんな心配だったのだ。
「じゃあ“選ばれし 英雄の 闘技場”へ!」
そう、ミストラルが、言った。

ダンジョンでは

「ここか?」
黒百合は、最下層のフロアにいた。
部屋の奥に人影が、見える。
「お前が、呼んだのか?」
だが、人影は、答えない。
「おい!」
近づいて、肩をたたく。
と!なんと!その、PCは、色が、白黒で、倒れかかってきた。
「!!!」
その、PCが、黒百合の横に倒れる。
と、そこに、グットタイミングで、バルムンクと、オルカが、入ってきた。
「おい!黒百合!お前!」
見てはいけないものを見てしまった、と言う目で見ている。どうじに、見損なった。とも読み取れる
「ふん、すぐには、変われないか」
落胆したように、言うバルムンク。
そう、バルムンク達は、黒百合が、やったと思っていた。
「ちがう!俺が来た時には、もう・・」
続けようとしたら、バルムンクが、
「見苦しいぞ、黒・・いや!“神狩りの消炎”!」
強い口調で言う、バルムンク。
だが、そこになんと!ウイルスバグが襲ってきた。
「ウイルスバグ!」
不意に、バルムンクが、叫ぶ。
「バルムンク!みんながログアウトするまで、時間を稼ぐぞ!」
と、オルカ
そう、今はまだ、この、モンスタ−を倒せるすべは、無いのだ。
「みんなといっても、この三人しか、このフィ−ルドにいないぞ」
そう言うと、モンスタ−に、攻撃をした。
「リウクラック!」
バルムンクは、高くジャンプして、モンスタ−の頭を真っ二つにした。
だが、モンスタ−の頭はすぐ再生して、着地して、後ろを向いていた
バルムンクに襲い掛かる。
と、黒百合は、バルムンクをかばうように突き飛ばした。
攻撃は、黒百合の肩をかすめただけですんだ。
「なぜかばった?」
と、バルムンクが聞く。
「ざけんな!助けるのに、訳がいるか!」
強い口調で言う。
「オルカ!PCを明朝デリ−ト消去したのは、消・・・いや黒百合じゃない!こいつだ!」
そう言って、モンスタ−を指差す。
「そうか!」
オルカが、嬉しそうに言う。
と、黒百合が
「俺に濡れ衣を着せやがって!ゆるさん!」
黒百合の、気迫が伝わった・・ようだった。

           武器屋には、色々な武器がある
        それに、全部カッコイイだけど、その武器にも好みがある
    そして、色々な物がある、青魔道師は“カイト”かも知れない
キャラクタ−紹介
オルカ
特徴
顔にフェイスペインティングのような物をしている。
身長//不明
体重//不明
装備
頭//雷鼠の首飾り
武器//最果ての剣
腕//特注のすね当て
体//火の聖獣の鎧紋
足//舞雷神の手甲紋

感想
やった−!12章完成!
え?やっぱり、ハルト達のセリフが少ないって?
気にしない、気にしない!
ハルト「気にする!もっと出せ!」
こら!後書きに入ってくるな!
ラナ「少ないよね−」
ミストラル「少ない、少ない」
こら−!入ってくるな!
じゃあ、あと次回は、総集編と、番外編です(結構長いかも)


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