.hack     プロロ−グ3
           フレンド・ザ・ワ−ルド

「まあ、あがってくれ」
そういって幸司と羅菜を中にいれる
と羅菜が
「ふ−ん、勇悟って剣道習ってるんだ。」
と言って来た。
幸司が
「勇悟は、夢想神伝流を習っているんだって」
「ふ−ん、なんだか幸司より頼りになりそ−」
幸司が、がくっとうなだれている。
今の幸司の気持ちを書くとこうなるな
「(涙)」
などとくだらないことをかんがえてしまった。
「で接続できるのか?」
と不満そうな声を出す。
「ああI・F・S付いているけど大体いっしょだからだいじょうぶだ。」
と自慢げな声を出す。
としばらく機械を組み立てていると次は、キ−ボ−ドをカタッカタッとたたいている。
そして音がやんだと思うと
幸司が
「で−きた!いや−やっぱり接続は、めんどくさかったな−」
「で、これからどうすればいいんだ」
と聞く
「まずパソコンを立ち上げる」
「立ち上げるって?」
「そんなこともわからないのか?」
「ああ」
「じゃあ、私が教えてあげる」
と羅菜がいった。
「パソコンを立ち上げるって言うのはパソコンの電源を入れるって言う意味なの」
「ふ−ん」
「じゃあやってみて」
と言う
俺はパソコンの電源を入れる
「よしできたな」
と待ちかねたような声を出す
「まずPC・・・あっいやPCって言うのはプレイキャラクタ−の略だ」
「なるほど」
と納得した声を出す
「じゃあ自分のPCをつくるんだ!」
となんだか熱血系になっている
「あ、ああ」
とパソコンの椅子に座りだがどうやるのか全くわかからない
「でどうするんだ?」
「「は−?」」
と二人の声がかさなった。
こればかりは初心者でもわかるらしい
俺はパソコンに書いてあった新規作成をクリックした。
(第一の難関だな)
などと思っていた。
(PCは全体の色を黒にまとめてブレイドユ−ザ−よし!ん?隠し武器?う−ん銃火器
かなよし今度こそ)
「幸司!できたぞ!」
と嬉しそうな声を上げる
「ふ−んブレイドユ−ザ−かお前にはぴったりだなで名前は?」
「あっ!う−ん」
「じゃあ参考に俺らの名前を教えてやろう」
「俺はハルトだ」
「私は同じでカタカナでラナよ」
「う−ん、決まらないや明日までにかんだえておくよ」
「な−んだ、せっかく勇悟の驚いた顔見たかったのになで名前が決まったらあそこにある
ディスプレイをかぶって俺たちはコントロ−ラ−勇悟は、コネクタ−みたいなヤツ
をにぎってやるんだ、勇悟はいいな−新型のI・F・Sついてて」
「そうかな」
「ああそうだ」
「まっじゃあな」
「ああ」
「じゃあね−」
俺はその夜一睡もできなかった。
(う−ん、どうすれば)
「うお――どうすればいいんだ――!!」
「うるさい!はやくねろ」
と爺が言う
爺は今日相手にされなかったのである、なのですねているのかも知れない
(お前は子供か!)
などと考えていた。
二階の自分の部屋に入ると雨戸を閉め忘れて部屋は、真っ暗だった。
雨戸を閉めようと窓に近寄りなんとなく外を見た。
外は暗く何も見えない、が白い百合だけが闇の中で見えた
「・・・・・・・・・」
「!」
「黒百合」
と小さくつぶやいた。
(よし!)
と幸司に電話する。
「幸司!今からやるぞ」
「何を?」
「The・Worldだ」
「名前決まったのか?」
「ああ」
「よし、タウンでまってる」
「おう」
俺は大急ぎでパソコンを立ち上げて名前をいれてログインする
バイザ−(ディスプレイ)をかけてコネクタ−をにぎった。
「!!!」
そして俺は目の前に写る映像に息を呑んだ。


           ついに禁断の扉が開かれようとしていた
           そして別の目的をもった何かも

え−とこれは、カイトが始めて、ゲ−ムする、2、3週間くらい、前から始まっています!


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