鳥獣保護員記録


開発が進んでいく知多半島(地理が分からない人は世界地図で調べてね)にも
まだまだ、いろんな野生鳥獣が生息しています。そんな環境の中で
知識の無い鳥獣保護員が、手探りで泣きそうになりながら活動しています。


野生の鳥獣は、保護をした時点で重体です!!
元気な野生の鳥獣は罠や銃器を使わなければ人間に捕まる事は有りませんが、
ケガをしたり病気に成って瀕死の状態では人間に簡単に捕まってしまいます。
傷病鳥獣を発見捕獲し、保護依頼をして来る人は命を助けてあげたいと言う
気持ちで連絡をして来ると思いますが、私たち保護員は神様では有りません。
傷病鳥獣は恐ろしい人間から逃げる事も出来ない位に体力が弱って居ます。
そんな状態で依頼を受けた鳥獣を相手に、懸命の努力で全力を尽くして居ます。


野生の鳥獣にはいろいろなケースで保護されて来る事が有ります。

「ヒナが巣から落ちた」「子供だけで親が居ない」「卵を見つけた」とか
「野鳥が死んでいるので、見に来て種類を教えて欲しい」・・・・・
数え挙げればキリが無いほどの相談や依頼件数が有りますが、
その中のケースをほんの少しだけ紹介してみます。

誤解の無い様に皆様にお願いをしたいのですが、保護された野生鳥獣の
飼養や放鳥・放獣の判断は、それぞれの鳥獣保護員に委ねられています。
保護した野生鳥獣の治療や飼養を強制されているモノでは有りません。
したがって鳥獣保護員により、保護された鳥獣の扱いが大きく違います。


基本的には出来るだけ「自然の物は自然のままに・・・」と言う事です。

鳥獣保護員と言う事で、中には家畜やペットの保護を依頼される事も有りますが、
「担当外だから、知らん。」とも言えないので出来る限り協力しています。 (´▽`)




これらの鳥獣に対する治療には、愛知県東海市中央町で犬猫病院を開業している
平松犬猫病院」の院長の積極的な協力が有ります。ここに深く感謝申し上げます。


愛知県東海市と大府市での、野生鳥獣保護活動状況。

「病気やケガをした野生の鳥獣が居る」との連絡を受け現場に向かいますが、
到着するとすでに立ち去った後で保護する事が出来ないケースがほとんどです。
そんな中で保護する事が出来た野生の鳥獣たちの画像を少しだけ掲載しています。
中には撮影が出来なかったり、あまりにも悲惨な状態のため掲載出来なかったり
するケースも少なく有りません。ここに掲載している画像は保護活動のごく一部です。


愛知県東海市と大府市での野生鳥獣保護記録

これらの野生鳥獣は、私も実物を初めて見るケースが少なく有りません。
分からない名前をネットで調べたり、人に聞いたりする事も有ります。
その為、掲載している名前が間違っている場合が有るかも知れませんが、
気が付いた方はメールで教えて下さい。宜しくお願い致します。

平成16年度  (平成16年4月1日〜平成17年3月31日)
平成17年度  (平成17年4月1日〜平成18年3月31日)
平成18年度  (平成18年4月1日〜平成19年3月31日)
平成19年度  (平成19年4月1日〜平成20年3月31日)
平成20年度  (平成20年4月1日〜平成21年3月31日)


保護されて来る鳥獣は病気に成ったりケガをしたり、みんな傷付いています。
誰でもそんな姿を見ると「何とか助けてあげたい」気持ちに成ると思います。
しかし、せっかく引き受けた鳥獣が息を引き取って行く時、自分の気持ちの中は
やりきれない思いでいっぱいに成ってしまいます、どうしたら良いのでしょうか?

*各地の方からいろんな励ましのメールを頂き、心から深く感謝申し上げます。*


東海市と大府市での野生鳥獣保護関係先
東海警察署 0562−33−0110
東海市役所 052−603−2211
0562−33−1111
大府市役所 0562−45−6225


鳥獣保護員


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