泌尿器科情報局 N Pro

症例008-2

UDS提示

排尿困難感を主訴に受診されました。UFMはやや不良で、74~289mlと波がありますが残尿を認めます。患者さんは排尿症状を訴えて来院し、実際に残尿を認め、尿排出障害がありそうです。薬物治療も考慮に上がりますが、TURPなどの前立腺肥大症手術も考慮されるべきでしょう。エコーでは前立腺は28ml程度で軽度の前立腺肥大があるのみであり、手術でどれほどの改善が得られるか少し心配です。そこで、UDSを行う事になりました。

UDS

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UDSを判断し、次の治療を考えていきましょう。