泌尿器科情報局 N Pro

排尿自立指導料クイズ(泌尿器科医向け)2

以下の記述にはすべて誤りがあります。誤りである理由を考えてください。

1. 多発性硬化症では尿道カテーテル抜去後に尿失禁があり残尿が無ければUDS(尿流動態検査)まで行う必要はない。

2.1,000mlの尿閉で尿道カテーテルを留置した。7日後にUDS(尿流動態検査)を行ったが排尿筋収縮は無く、自排尿への回復は困難であると判断した。

3. 尿閉のため尿道カテーテルを留置し、その後カテーテル交換の際に膀胱内に生食を注入し、自排尿が可能であるかを判断した。3か月後の交換時にも自排尿ができず、回復は困難であると判断した。