第37回 2SOB会ハイキング

岐阜・百々ガ峰を登る


2011年4月17日(日)
(参加者) 隊長:寺倉 隊員(あいうえお順):荻野、加藤、園原、乗木 
百々ガ峰(どどがみね)

長良川を挟み金華山の北に位置する岐阜県岐阜市の最高峰の標高417.9mの山である。登山口は、南、松尾池横か ら登るコース、北、三田洞弘法から登るコースがある。

「地名辞典」の中には、百々ヶ峰の由来に「百々越前守の居所があったことに因む」との記述をしているのも見受けられるが、そうした可能性は極めて薄いと言えよう。そもそも豊臣秀吉に織田信長の嫡孫(当時2歳の三法師・後の織田秀信)の後見を命じられた百々越前守にとって、わざわざ長良川を挟んだ長良の奥の百々ヶ峰山系に居所を構える必要性は無かったであろうし、そうした遺構も存在しない。秀吉は越前守に「秀信の名代で朝鮮出兵を」との命を下し、兵六千を引き連れて半島にも渡っている忠臣である。そもそも「百々ヶ峰」は岐阜市の最高峰であって、信長・秀吉以前から『真っ当な名』で呼ばれていたはずである。それはどんな名かは今のところ不明である。

NO 行程
1 JR共和駅乗車しJR岐阜駅で下車
2 駅前から岐阜バスに乗車し、中川原で下車
3 桜が残る川沿いを歩き
4 岩舟緑地の横を通り抜け松尾池へ
5 池を周回し、池に注ぐ岩舟渓谷の左岸に続く遊歩道を上流に向かう
6 二段に落ちる萩の滝を過ぎて
7 蛇行する林道を登ると、白山や御岳山が遠望できる白山展望地の峠に出る
8 左へ雑木林の尾根を登る
9 送電鉄塔の立つ百々ガ峰分岐点に到着
ベンチで持参したお弁当を食べる
10 道標に従い稜線を南西に下り、登り返すと百々ガ峰に到着
11 展望休憩舎からは、長良川を挟んで南の金華山と岐阜城、そして濃尾平野へ雄大な眺望が広がる
12 百々ガ峰分岐点まで戻る
13 北西へ急尾根をジグザグに下る
14 道は途中から丸太で土留めされた急な階段状を下り、展望休憩所に到着
15 尾根の左山腹を下り、雑草の茂る道を行くと白山神社の境内に出る
16 三田洞神仏温泉で汗を流す
石鹸持参が必要
17 三田洞弘法を見学し国道256号線の三田洞バス停に出る
18 JR岐阜駅に戻り、JRで帰宅
19 本日の歩行数 1.8万歩
JR岐阜駅 駅前 朝日を受けて光る織田信長公
美しい駅前 バスを待つ仲間 2連結バス
満開の駅前の八重桜、青空に映える
JR岐阜駅から岐阜バスに乗車し中川原で下車、遠くに金華山を望みながら桜が残る川沿いを歩く
岩舟緑地の横を歩く、落花盛んな桜と若葉の木々のコントラストが綺麗!
松尾池で全員の記念撮影、池の周りを周回する
池畔に移築された合掌造りの料亭は、今は廃屋になっている
茅葺屋根の家の青いシートが何とも無粋 青いシートを取り外しました
岩舟渓谷の左岸に続く遊歩道を上流に向かう
二段に落ちる萩の滝
山桜のピンクともみじの新緑のコントラストが美しい
蛇行する林道を登る
白山や御岳山が遠望できる白山展望地の峠
雑木林の尾根を登る
百々ガ峰分岐点に到着、立派なトイレと懐かしい汲み上げポンプが設置されている。ベンチで持参したお弁当を食べる
道標に従い、百々ガ峰に向かう。稜線を南西に下り、登りを返す
百々ガ峰に到着。展望休憩舎からは、長良川を挟んで南の金華山と岐阜城、そして濃尾平野へ雄大な眺望が広がる
百々ガ峰分岐点まで戻る
北西へ急尾根をジグザグに下る
道は途中から丸太で土留めされた急な階段状を下り
展望休憩所に到着
尾根の左山腹を下り、雑草の茂る道を行くと
白山神社の境内に出る 三田洞神仏温泉前の桜
三田洞神仏温泉に入浴し、さっぱりした表情の仲間
法華寺(三田洞弘法)
法華寺(ほっけじ)は高野山真言宗、霊鷲山。通称、三田洞弘法。開創、弘仁7年(816)弘法大師により三田洞山中に一寺が建立された。嵯峨天皇の勅願所。貞享元年(1684)則応和尚のとき現地に移転した。美濃三弘法の一つで四季をつうじ観光客で大変賑わう。すぐそばには市の温泉施設・三田洞神仏温泉がある。
我らの隊長寺倉さん、80歳とは思えない元気さで負けそう
国道256号線の三田洞バス停に向かう