日 付
12月4日
原 句
冬の朝母たく香が目にしみる
先生の添削
母のたく香が目にしむ冬の朝
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ギャラリーとなりし穴窯春きざす
轆轤蹴り志野の大皿春の夢
海苔粗朶に群れなす鳥や凪の海
冬凪の朝焼けに立つひとすじや
散紅葉老いてなほ職求めけり
石庭の水あふるるや十二月
雪の白貰いて映える赤色よ
雪晴やチカチカチカと目にささる
熱燗やぐいのみ選ぶ舌自慢