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平洲最中の由来

平洲最中について

  不世出の儒者細井平洲先生は、今を遡る二百八十年余年前の享保十三年、知多上野在に呱々の声をあげ、姓を紀と云い名は徳民、平洲というは号なり。幼くして読書三昧、すでに八歳にして観音寺義寛和尚に学び、長じて京に遊学すること年余、郷に帰るや大枚二百金を惜しげもなく、書物一切に投じて日夜勉学おこたらず当時名声の誉れ高き尾張藩士中西淡淵をしたいて其の門に入る。後長崎に遊ぶこと三年、宝暦岩塩二十四才を以て江戸に出府し、上は王侯貴人に大道を説きてうまず、下は卑賎凡夫を問わず教を授く、かの紀州、米沢、尾洲の諸藩に残る治政の数々は、偏に平洲先生の学徳を受けし所以と云う。かくして子弟を撫育すること五十年、然も余韻に多大の書物を著わすこと枚挙にいとまなきところ、惜しむ可し享和元年江戸にて没す。行年七十四年浅草天岳院に葬る。

 あゝ篤学聖賢人の遺徳あまねく、今日尚馥郁として世紀は輝くを慕うの余り、こゝに永く記念のよすがともなれかしと、銘菓平洲最中をつくる発祥とす、希くはことしえに消ゆるとも消えざる先人の余慶もろとも、末長々しき御引立あらんことこそ願は欲しけれ。

註 長崎の人、飛鳥某たまたま平洲の家に寄寓し、甘蔗の栽培を村人に伝えんとせし時、平洲は尾張藩家老竹越山城守に出願を斡旋し、以後甘蔗栽培とともに砂糖も製することを許されたりと云う、あえて御菓子に因縁あるとしここに記す。

   六花園 主人敬白 (文中の主人は創業者です)



会社概要

販売業者
六花園
運営統括責任者
小嶌康裕
所在地
〒476−0002 愛知県東海市名和町トドメキ41-3
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FAX.052−604−0127
設立
取り扱い品目
平洲最中、平洲焼き、敬師の里、季節の和菓子

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