5月30日:母から「お父さんが救急車で運ばれた!」との連絡を受け、伊勢に向かった。 土曜日、病状が落ち着いたので、いったん夜に知多に戻った。 ところが日曜日朝、再び危篤の連絡を受け伊勢に。 その夜遅くに父は旅立った。 一言も話さずに・・・。
倒れてちょうど1週間。 あっという間だった。 今日から授業に戻った。 生徒さんも心配して、「先生!無理しないでね」。 無理はしていないが、授業しているほうが忘れられる。 生徒の皆の顔が私を元気にしてくれる。
享年86歳、韓国の友人に話したら 「韓国では、そんなに長生きしたらおめでたいことだよ。 お祝いだよ。」と、言ってくれた。 85歳まであれほど元気に生きて、たった4日間の入院生活で旅立って行った父は、幸せな人生だったのかも・・・。 残された者はいろいろと考えるが、父にとっては「あれでよかった」のだと思うことにした。 私たちの為に、一生けんめい働き、育ててくれた父に感謝したい。 「お父さん、ありがとう。 また天国で会いましょうね。」
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