ＢＩＴＴＥＲ　ＣＲＥＥＫ

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昔、オレがまだガキだった頃、何もわかっちゃいなかった。
魂の救いをさがそうと必死だった。
ある老人に相談したけど、ほとんどお小言だった。
「河を渡るようなスリルを味わおうとするでないぞ、
　何事も地道が一番だ。
　深みにはまって抜けられなくなるからな。」

荒野が空と出会うかなた・・・
そこへ行って隠れちまいたい。
女がオレをなだめてくれた。
「アンタ、自分から深みにはまったんなら
　泣くことはないんじゃないの？」

もう一度稼ぎに行くか・・・。
それを最後に、まっとうな道とやらを
歩いていこうか。
何もわかっちゃいない一般人という輩と
同じように目をつぶりながら・・・。
金はたんまり。もうあくせくする必要もない。
人生というレースに勝ったんなら、
わざわざ、じじいの説教を待つつもりはないさ。

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『ＤＥＳＰＥＲＡＤＯ』終盤の曲です。
というわけで、ならずものの末路は・・・・。という前振りのような曲ですね。
人生というレースに”勝ち、負け”があるのでしょうか？
最後は何だかんだ言っていても、説教してくれるじいさんに会いたかったんじゃないかな～って
思うと、少し悲しい・・・。