What a Wonderful World!


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緑の木々よ 赤いバラよ
ぼくたちの心を癒すかのように存在してくれて ありがとう
それを感じることのできる喜びを 僕はかみしめている
ああ 世界は なんて素晴らしいんだろう

空は青く澄み 雲はあくまでも白く
まぶしい昼は祝福をもたらし そして夜の闇は僕を休ませてくれる
僕は 心から叫びたい
ああ 世界は なんて素晴らしいんだろう

虹の七色は 空をふちどり
行きかう人々をも 輝かしている
”やぁ、どうだい?”とみんなが 仲良くあいさつを交わす
僕は感じる 世界中のみんなが
互いに”だいすきだよ!”って メッセージを送りあっていることを

赤ちゃんたちが泣いているね
彼らが育っていくことが 僕には楽しみなんだ
みんな 僕が今まで過ごしてきた以上に
たくさんのすてきなことを きっと学んでくれるのだろう
僕は 自分に呟いてみる
ああ 世界は なんて素晴らしいんだろう・・・と

緑の木々や 赤いバラは
ぼくたちのために 咲きほころび 輝いているんだね
僕は それがどういうことだか わかったように思って 今はとても幸せ
ああ 世界は なんて素晴らしいんだろう

空は青く冴え 雲はあくまでも白く
祝福に満ちた日々をありがとう 夜の闇が僕に”お休み”とウィンクしてくれる
僕は 心から 感謝している
ああ 世界は なんて素晴らしいんだろう

赤ちゃんたちが泣いている だけど 僕は安心している
みんな 幸せに育っていくだろう 僕は 心から信じられるから
みんな 僕が今までやってきた以上に
たくさんのすてきなことを きっと学んでくれると思う
たそがれの中で 僕はひとり 呟くんだ
ああ 世界は なんて素晴らしいんだろう・・・と


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ルイ・アームストロングという方の曲だったということしか 私は知らないのです。
いつか どこかで あの渋い声が聞こえてきたような記憶が(誰でも一度は聞いたことがあるのでは)。
13歳くらいに見た、自分が神に背くという夢がずっと自分のトラウマになっていたのです(それがオリジナル小説の”BITTER CREEK”編にもなっているのです)。が、昨年そろそろエンディング?というような夢を見て悶々していた後に、この曲を思いだしたのです。
 地獄へ落とされるかもしれないということよりも、神さまに感謝しているし、本当は神さまが大好きなのに、背くことで神さまをがっかりさせてしまったことが(子供心にも)最もおそれたことでした。心に則せば、神さまについていきたい、でも自分のポリシーに則せば、批判せざるをえない・・・ずっとずっと矛盾を抱えて、生きてきたのでしょう。
 ですが1年前、自分ではあの時に”ヒンヤリとした冷たい状況”に陥ったはずなのに どこかで暖かい気配がしていたこと(そして それがずっと続いていること)に気づいたのです。ああ その気配は 神さまの心だったんだ、きっとそうなのだと、単純な私は思っています。 yes or no で割り切ることのできない矛盾したものを抱えた、つまらない者にも、太陽は照らしてくれていたのだと。
(ちなみに私は 特定の宗教に帰依してはいません。創造主がいるとは思っていますので、それを神さまという語で表しています。)

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