12星座別のパーソナルカード 『いて座』

いて座 {陽(男性)性・火のエレメント・柔軟宮}

ウェイト版TEMPERANCE 『]W TEMPERANCE(節制)』
いて座を象徴するカードです。
 天使が水を、ふたつの壺の間で行きつ戻しつさせて均衡をはかっているところが描かれています。このカードは、相反するものを均衡のとれた状態にコントロールしておく力を示します。相反するものは、”対立”概念と位置づけられますが、両者ともこの世に”在る”という点で共通します。この天使は二つの違いを見定める能力を持っていますが、裁き等はせずに調和をはかっているのです。
正位置では、コントロールが成功している状態を表します。すなわち、調節、堅実、現実の考慮、忍耐などです。
逆位置は、コントロールが出来ないなどのマイナスの状態を表します。 すなわち、節度をなくす、稚拙な運営、馴れ合い、過失による失敗などです。
詳しいカードの意味の解説は、今後オリジナルタロットのページでやる予定です。

いて座の守護惑星は「木星」です。

ウェイト版WHEEL of FORTUNE 『] WHEEL of FORTUNE(運命の輪)』
木星(事象の拡大などの幸運と発展を司る星)の象徴カードです。です。
 このカードは、終わりと始まりを全て含む永遠を示します。永遠と言いましたが、思いがけない変化(”常ならぬ状態が常である”)という意味が、第一の意味であります。カードの4隅にあるものは、四大元素の象徴です。炎(獅子)、水(鷲ーサソリ)、風(天使)、大地(牛)が見守っているのは中央の”運命の輪”で、この中に天界(神)の真理がある(仏教の曼陀羅に例えられる)といわれてます。その真理を知ることが悟りらしいのですが、悪を入れないために四大をすべて持つスフィンクスが剣を掲げて守護しているのです。
 正位置では、変化によって運が好転することを表します。すなわち、問題の解決、終結は近し、大往生(安らかな死)、幸福、ツキ、運命などです。
逆位置は、変化があらわれたことで運が衰退することを示します。すなわち、悪化、不運、幸運の後の落とし穴、タイミングや好機を逃すなどです。
詳しいカードの意味の解説は、今後オリジナルタロットのページでやる予定です。

いて座の基本的な性格
いて座  瞬発力があって、思い立ったらスピーディに行動するところは、炎系の星座の長所であります。それに柔軟さが加わり、明るく、さっぱりとした気性です。友人・周囲にとても好かれるタイプの方です。ただ、自由奔放な気分屋さんでもあります。気が変わるのも早く、落ち着かない人という評価を受けることもあります。

2枚のカードからのメッセージ
 いて座生まれの方は、爽やかさが最大の特徴です。実りの秋と厳しい本格的な冬のはざまの澄んだ空気を思いだしてください。『節制』の天使が表す協調性、柔軟性を持ち合わせたあなたは、成長するにつれて「よいことも悪いこともあるさ。」と”清濁併せ飲む”ような器の大きい人になる資質をもっています。そこで大事なのは、バランス感覚と抑制(コントロール)です。よいことも悪いこともないまぜにする、なれ合いにするという楽な方に流れていってはなりません。『節制』は忍耐をも示すのです。
 このカードの天使は、裁かず、主張せず、中庸の均衡を保つ、それでいて一滴もこぼすことのないという永遠循環の作業を続けています。静かな持続力を持っていなければ気の遠くなるような作業でしょう。この静かな持続力をぜひ、あなたの教訓にしてください。『運命の輪』が回り続けるように、変化が大好きでエネルギッシュなあなたは、時として非常に気分屋です。周囲がついていけないような速度で、気分次第で動くようなことをしますと、信頼をなくします。ただ、あなたのよい点は、そのようなミスをカバーすることに対してもすばやく、順応性があるので、他人に恨まれるということは少ないでしょう。

 恋愛に関しても、身構えることをしません。というか、サッパリ(爽やか)すぎてあまりロマンチックな雰囲気になれないことも・・(笑)。心の中にはけっこうロマンチックなものへのあこがれを持っているはずなのですが、客観的な目を持っているがために照れてしまうのでしょうか。また、長所や欠点を厳しくチェックして”恋人選び”をしようという意欲もなく、「理想のタイプは?」という普遍的な質問には答えが出ないようです。「恋をしたら、相手が理想。」という言葉が現実になった時、いきなり電撃結婚をしたり、歳の差があったりする意外な結婚などで周囲をおどろかしたりします。また、『破局もやむなし』のサッパリ具合は、どんなことが起きても不幸をひきずらない、しなやかな強さを秘めたあなたならでは。ですが、大事なものはこぼさないように。


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