12星座別のパーソナルカード 『さそり座』


さそり座 {陰(女性)性・水のエレメント・不動宮}

ウェイト版DEATH 『]V DEATH (死に神)』
さそり座を象徴するカードです。
『DEATH (死に神)』のカードは死、それから再生・回復という意味をもつと言われ、逆位置の方がよい意味を示すカードです。 このカードは、古きものの消滅と新しきものの芽生えの転換期の訪れを示しています。絵は、死に神がまさに到着した場面です。得の高い法王の祈りも通用しない”死”の厳然さを表現、背景の太陽は、それでもなお陽はまた昇るという再生を表現したと言われております。
正位置では、終末・消滅・文字通りの死を表します。
逆位置は、死というものが決して悪い結果ではない、むしろ再生へのスタートであるというプラスの解釈上の意味を表します。 すなわち、再生、回復、仕切り直しということです。また、九死に一生を得る(死の間際だったが、死を回避した)という意味を合わせ掲げる説もあります。
詳しいカードの意味の解説は、今後オリジナルタロットのページでやる予定です。

さそり座の守護惑星は「冥王星」です。

ウェイト版THE JUDGEMENT 『]] THE JUDGEMENT(審判)』
冥王星(死と再生を司る)を象徴するカードですが、このカードは、最終決定を示すカードです。このカードは、神による選別=審判の時が訪れたことを示します。非常に宗教的な意味を持つカードです。長らく悪(闇)の支配下で必死に耐えていた者への復活を約束する輝かしい正義(光)の勝利を天使がラッパを吹き鳴らしている光景が描かれております。まさに今、天界で復活できるという救いがもたらされるか、闇に葬られてしまうのかが決定されるのです。
正位置では、信仰による勝利・救いや、不滅の精神力の勝利、目覚め、仲直りなどを表します。
逆位置は、悪い知らせ、挫折、再起不能、いつまでもくすぶる、などのマイナス面を示します。
詳しいカードの意味の解説は、今後オリジナルタロットのページでやる予定です。

さそり座の基本的な性格
さそり座  洞察力がするどく、興味のある物事に対しては、中途半端にせず、ガンコに拘るタイプと言われます。自分の内面・本質を隠す傾向にあって、他人からは「どういう人なのかよく分からない」「冷たい人かも」という評価をされがちですが、非常にタフで情熱的なものを秘めているのです。

2枚のカードからのメッセージ
 さて、さそり座生まれの方のための象徴カードは、2枚ともドラマティックな命題を持つカードであります。また、12星座のうち4つの不動宮は、それぞれの四元素(エレメント)を代表し、『]]T THE WORLD (世界)』、『] WHEEL of FORTUNE (運命の輪)』の4隅に描かれております。そこでのさそりは、鷲(わし)の姿で描かれております。これは、”さそりは、鷲、もしくは不死鳥に変容できる”という、錬金術的思想の現れであると言われてます。不死鳥は、決して死なないのではなく、死が訪れると自ら炎を発して身体を焼いて消滅し、その灰の中から若い鳥として再度はばたくということを考えると、”死と再生”の意味をもつカードを象徴カードとしていることにも符合するように思えますね。

 さそり座生まれの方の多くは、派手な言動で衆目を集めるというよりも、いちばん大事な決定的な場面で多大な影響力を及ぼすようなカリスマ性を秘めています。不言実行型の、たいへん誠実でモラルを尊重する人でもあり、裏切りを決して許さないというガンコな面もあります。が、たいがい正論を唱えている側であります。その融通の利かない点が他人に少々煙たがれるようですが、本人は意に介しません(^^;。

   さそり座生まれの方は、自分が選んだ仕事・勉強に対しては、ねばり強く努力を重ね、かなりの達成度をあげ、周囲からの信頼と尊敬を勝ち得ることでしょう。反面、割り切る性格なので、興味のないことは切り捨ててしまいます。ですから総合職よりは、専門職的なことが向いているようです。

 恋愛面においては、いわゆる受動的な立場よりは、自らが愛する対象を見いだし、追い求めることに喜びを感じるという傾向にあるようです。
 また、そのような場合、判断基準も独自であって、世間的な基準(顔がいいとか、背が高いとか一般的な基準)に頼りません。愛する対象にふれる時、ふだんの合理精神・峻厳な判断能力はどこへやら、ふだん見せないような素顔を出したりするのです。それは、選んだ対象の人にだけ、なのです。ですから、さそり座生まれの人の恋人は、決して彼あるいは彼女の信頼を裏切ってはなりません。

 さそり座生まれの方は、本来オカルト的な素質を持っている人が多いので、逆に占いなどの結果に拘泥せず、自己を決定していくようです。そこが非常に頼もしいのですが、少々メッセージとして私が付け加えるとしたら、”自分の影響力の大きさを常に意識すること”です。我を忘れるほどの衝動にかられる時には、特にそれを意識してください。


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