手軽で、失敗が少なく、元気な酵母なので、よく作ります。自家製酵母を初めて作る場合におすすめ。

レ ー ズ ン　酵　母

材料
レーズン	１００ｇ（※ノンオイルコート）
水	レーズンが余裕で浸かるぐらい
はちみつ

保存のビンはあらかじめ煮沸消毒します。 　水はろ過したもの又は煮沸して冷ましたもの又はミネラルウォーター 　レーズンは軽く洗っておく。

1.酵母液をつくる 瓶に全ての材料を入れ、毎日瓶を何度か振り、蓋をあけてガスを逃がします。見極めは浮いてきたレーズンが指で軽く潰せる状態ぐらい。エキスが完成したら、パン種作りに移り、残りのエキスは冷蔵庫で保管します。 2.元種をつくる １の酵母液を使ってパン作りも可能ですが、小麦を混ぜて発酵を繰り返すことで、発酵力を増した種を作り、パン作りに使います。 ＋用意するもの＋ ・粉（強力粉・中力粉・全粒粉など） ・酵母エキス ・水（ろ過または煮沸して冷ましたもの） ・塩 ・ボウル（煮沸消毒済み） ・密封瓶など（煮沸消毒済み）

ボウルに1回目の材料を入れ、よく捏ねる。密封瓶などに入れ、発酵させ、２〜３倍に膨らんだらガスを抜き冷蔵庫で休ませる。大体3回ぐらい繰り返したら、パン作りに使用している。 （1回目の分量）　粉：エキス＝1：1 （2回目の分量）　粉：水＝1：1＋1回目の生地 （3回目の分量）　粉：水＝1：1＋2回目の生地＋塩 この比率はあくまで目安であり、粉対水は1：1でもよい。パン作りに使う時は、元種に含まれる粉量、水分量を考慮すること。

3.元種を継いでいく パン作りに使った分、または、パン焼きの頻度が少ない場合は少量の粉と水、残った酵母を混ぜ合わせ、捏ね、発酵、ガス抜きをして冷蔵庫で保管し、元種をかけついでいく。 毎日かけつぎするのが理想ですが、忙しくて手がかけられないときは、かき混ぜるだけにしたり、酵母が増え過ぎても困るというときは、間隔を置いてかけつぎをしています。