元禄12年(1699)に建てられたものが平成10年まであったが、老朽化のためこの大庫院が新しく建てられた。今では法事や寺の行事に接客の場として使用されている。古い造りを基調としていて社寺建築の粋を集めたもの。玄関入口は総欅造りの国産漆塗りが施され、玄関正面には韋駄尊天が安置されている。院内の五十五畳敷き書院造りの和室は総檜造りで素晴らしい。