橋本國彦/コンサート・楽譜情報履歴


橋本國彦/交響曲第1番〜第2楽章が三重県鈴鹿市で演奏されました。

 2016年7月16日 (日) 、三重県の鈴鹿医療科学大学において橋本國彦/交響曲第1番ニ調の第2楽章が演奏されました。
 (演奏/高原守=ニューヨーク・シンフォニック・アンサンブル  ポスターはこちら)  
 主催 鈴鹿医療科学大学 (三重県鈴鹿市岸岡町1001-1) TEL 0593.-83-8991


橋本国彦/交響曲第2番 (1947 日本国憲法公布記念)、68年ぶりに再演

 日本国憲法公布を記念し書かれた交響曲第2番が2015年4月19日 (日)、新交響楽団第229回定期演奏会 (東京芸術劇場) で初演以来実に68年ぶりに演奏されることとなった。指揮は2011年に東京藝大シンフォニアによりNAXOSで録音された際と同じ湯浅卓雄氏である。
戦後70年にあたる本年、東京音楽学校主任教授として時局に迎合する作品を作曲した橋本が戦後、この作品に込めた思いを是非感じ取っていただけるならば、まことに幸いである。なお本演奏では、私共楽譜作成工房「ひなあられ」が作成した浄書演奏譜が用いられる。

 詳しくは新交響楽団ホームページ


 橋本国彦/晩年の幻の大作・交響曲第2番ヘ長調 (1947)
 浄書スコア、演奏用パート譜完成、CDリリース (2011.11)


 橋本国彦最晩年の幻の交響曲第2番ヘ長調の演奏用浄書フルスコア及びパート譜が、このほど完成しました。
橋本の交響曲といえば、1940年に皇紀2600年を奉祝し書かれた交響曲第1番ニ調が有名で、CDもリリースされています(ナクソスCD 8.555881/沼尻竜典/東京都交響楽団)が、1947年に日本国憲法公布を記念して書かれた第2番の交響曲ヘ長調は、作曲者の指揮する東宝交響楽団 (現・東京交響楽団)により同年5月3日に初演 (帝国劇場「新憲法施行記念祝賀会」されて以後こんにちまで再演されず、「幻の交響曲」と呼ばれていました。

2011年11月、この交響曲第2番はNAXOS「日本作曲家選蹴」より正式にリリースされました。
(演奏/湯浅卓雄=東京藝大フィルハーモニア)

      (NAXOS 8.572869J) 
      (CD 画像提供/ナクソス・ジャパン)

 
このレコーディングでは、私共「ひなあられ」が作成した演奏譜が使われています。 (詳しくはこちら)

橋本国彦/交響曲第2番のCDを聴いて (岡崎隆)



〜橋本國彦 没後六十年に寄せて〜 魅惑のレチタティーボ

きのした ひろこ リサイタル 報告



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 (楽譜作成工房「ひなあられ」)