オウガバトルシリーズ:勝手にキャラトーク♪♪


☆ランスロット・ハミルトン―――聖騎士

『伝説のオウガバトル』 ・・・初恋のような・・・

きれいなグラフィックにウォーレンの謎めいたタロット占い・・・。
とても、ただのゲームには思えないほどの作り込みがされていたものですから、ドラクエよりも思いっきり感情移入してしまいました。
気分は、そう・・実力も自信もないのにオピニオンリーダーに選ばれてしまった、ちょっと不安な女の子。
(ああ〜っ、今笑ったでしょ?、思いっきり!!・・単細胞なんです、私(^^ゞ)

そんな私に、「いい目をしている。」なぁんて言ってくれて、もう舞い上がった私。
一度は自分のユニットに組み込んだものの、「ユニットリーダーにしないなんて、失礼よね。」とやはり別ユニットでリーダーをしてもらいました(笑)。実際の戦闘でもずいぶんお世話になりました。
ランスロットに嫌われたくないという理由で、ダーククエストを行使する魔法使いから、猛獣使いに転生するためにリセットしたりしました(マジです)。
先にクリアしたjoくんから、ランスロットに戦勝の宴で刺されてしまったと聞かされ、大ショック!!
攻略本なしと言いながら、たくさんjoくんから情報を仕入れてグッドエンディングにこぎ着けたのは言うまでもありません(笑)。

『タクティクスオウガ』  ・・・初恋の人に再会・・のような・・・

恥ずかしながら、最初の登場シーンで不覚にも涙がじわり・・・(赤面)。
前回と違って、主人公はデニムくん。コントローラーを握りつつ、あ、ウォーレン、カノープスまで・・と物陰からひっそり見つめている気分。ええ、泣きました。ええ、バカですね〜(^^ゞ・・・。

で、気分は・・・前回よりさらにベタに・・・(は、恥ずかしい)。
片思いをしつつ、とても側に行って声をかけてもらえないような、気持ちなんです。
だって、前よりすごく大人っぽい顔グラフィック・・・。でも、デニムくんが疑えば、間髪入れずに誓いをたててしまう、生真面目さが依然と変わっていなくて・・。
でも、ああやって優しく誓ってくれたのは、・・・私にだけではなかったのね・・とちょっとショック(^^;。
オルゴールのシーンでは、やっぱり奥さんがいたことに・・・ショック。
(このとき、すでに自分は既婚・・・でもでも、ショック!(^^ゞ・・)

数少ない登場シーン。ライムで聖騎士をさがすデニムと共にキョロキョロしました・・。
そして、そして・・・。あのハイムの教会のシーン・・・。
どうしても受け入れられなかったのです・・・あれだけは。
だって、私のたったひとつの願いは・・・。
ランスロット・ハミルトン様がずっと”騎士”でいてくれること。
なので・・・。

性善説的に描かれていますが、職業は騎士です。どれだけ殺してきたことでしょうか・・?
信じる王と神に仕え、戦争に赴き、死と隣り合わせで、剣を振るい・・・。
考えてみれば、暗黒騎士ランスロット・タルタロスと主義、主張が若干異なるだけです。
でも、私は聖騎士ランスロット・ハミルトン様の方が、好き・・・。「二人のランスロット」もどうぞ♪)
ランスロット・ハミルトンは、弱い者を責めたりしない。自国のゼノビア人も。異国のヴァレリアの人も。
心の弱い時のカチュア――ベルサリア王女も。


それは、あなたの誇り高いプロ意識。そして、優しさから生じているのです。
ライムで捕らえられた時も、あなたは決して誰もうらんでいなかったはず。
自分たちを守ろうとしてローディスに捕縛されていく騎士を、好奇、冷笑、不安の眼で見つめている民衆達に対しても最後まで安全を願ってあげていたはず。
最初から、あなたは許している。
(だから、私もゼノビア人の気分でいながら、ライムの民衆に対して、抗議など出来ない。)

自分が優秀で強いからと言って、高みから見下ろすようなタルタロスとは違う・・。
だって、あなた自身がいばらの道だと分かった上であえて選んで歩んだ、騎士の道だから。
常に他者を責めずに、ただ自分の出来る最大限の努力を常に払っていたひと・・・
ゼノビアの民だけでなく、ありとあらゆる者をオウガから救い出そうと願っていたひと・・
あなたの聖なる清らかさは、染め上げられていないというだけの白さではない。
傷ついても、闇の黒や剣に沁みた血糊の赤に染まっていかない純な白さなのだ。
陽の光の慈愛がすべてを包み込み、浄化するような、聖なる癒しの白さなのだ。


だから最後まで騎士として、あなただけは自分の心を保っていて欲しかった。
いっそ、死んでしまったと聞かされた方がどんなに良かったか・・・知れない(><)。
どんな闇を見て、正気を失ってしまったのか想像もつかないのです・・幾度考え直してみても。
そして、それをランスロットに対して行ったロスローリアンだけは、絶対に許せないのです。
・・・というわけで、クレア気分(優しい看護婦さん)にはなれない、私なのです。

ある人から、「ランスロットはもう重荷から解放されたのだから、あれでいいと思うけど。」、と言われました。
・・・でも、私、傷だらけの大好きな人にひどいことをと思われても、・・・
騎士を死ぬまで全うして欲しいのです。・・・それが、あなたの望みだったと思うので。

通し番号 NO.1(2001/10/24)
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