12星座別のパーソナルカード 『おとめ座』


おとめ座 {陰(女性)性・地のエレメント・柔軟宮}

ウェイト版THE HERMIT 『\ THE HERMIT (隠者)』
おとめ座を象徴するカードです。
『THE HERMIT (隠者)』のカードは真理の探究という命題をもつカードと言われます。 活動的に広く真理を求めていくのではなく、自己の内面をランプ(神の光を象徴している)で照らし、見極めていく作業を表現しています。 このカードは、内面の探求・真理を求め、獲得する者を示します。
正位置では、孤独に内面を探索したあげく真理を会得することを示します。内省、孤独、智恵、慎重さなどです。
逆位置は、それが失敗に終わった場合にもたらされるマイナスの意味を表します。 すなわち、気むずかしさ、愚痴、秘密を持つ、劣等感を持つということです。
このカードについては、こちらでもコメントしております。『\ 隠者』

おとめ座の守護惑星は「水星」です。

ウェイト版THE MAGICIAN 『T THE MAGICIAN (魔術師)』
水星(知性と順応性、コミュニケーション能力)を象徴するカードです。
人間の意思による行使、創始を意味します。
正位置では、革新的な試みが優れた技能により、行使され、発展して行くことを意味しています。すなわち意志力、創造性、独自性、才能、アイデア、物事の第一歩等です。
逆位置は、アイデアの凡庸さや、未熟さと、それによる失敗を意味しています。 すなわち、詐欺、悪知恵、優柔不断、意志の弱さ、不適当、未熟、凡庸さ、消極的な態度などの意味があります。
このカードについては、こちらでもコメントしております。『I 魔術師』、 オリジナルタロット『I 魔術師』

おとめ座の基本的な性格
おとめ座  物静かで几帳面な気質を持っています。
清楚で品行方正に振る舞う方が多い星座です。分析したり、細かい作業も苦にならないというタイプですが、その反面また批判したりすることが多いです。それは、自分の拘り、価値観に関して、常日頃の努力から得たという自信を持っているからなのでしょう。神経質で、つきあいにくいと他者から思われがちなところがあります。

2枚のカードからのメッセージ
 おとめ座生まれの方の多くは、清楚でまじめな第一印象から、おとなしい人と思われがちです。しかし、自分の内的世界を持ち、こだわりのある点についてはガンコとも言えるほどの信念を持っています。大切な内的世界を踏みにじろうとしているかのような、がさつな人間にはガマンなりません。また、この方がこだわって研究して得た知識は、ハンパではなく、カルトな域にまで達しています。というわけで、生半可な知識を披瀝する人を軽蔑してしまう傾向にあります。ふだんは、議論にまでいたらないのですが、自分の気に入った分野ではゆずれずに、ひとこと多いほどの批判をして周囲を驚かせることもあります。以上に述べたことは、おおむね『隠者』のカードの傾向と言えましょうか。
 不思議なことにこの星座生まれの人は、隠棲し、内省した日々を送っている魔導師『隠者』と、現役で自信満々の『魔術師』を守護カードに持っているのです。というわけで乙女座の方は、自信満々(躁)と劣等感(鬱)の状態という相反するふたつのモードを行ったり来たりするようなところがあります。非常にきちんと事務的にやっているものがあったり、気まぐれに放置して省みないものがあったりと多重人格にも思えるほどです。これらは、勉強や仕事面でも大きく影響し、完成度が異なる成果が生じています。『魔術師』の気質なのか、本人はそれほど気にしていないようです。が、あなたに痛い批判を受けた人、あなたがやり残した仕事を依頼した人、あなたがあまりきちんと学ぼうとしなかった科目の先生などが、あなたの行動をどう感じるかを推察してみる必要があるかと思います(^^;。他の欠点は、まず自分を中心に考えはじめることから抜けきらない点です。まじめに自己反省している時でも、自分の物差しで考えていることがあるので、他人の尺度はどうなのかなど自分と考えが異なる人の意見を聞いてみましょう。

 おとめ座の長所は、分析能力にすぐれていることです。他者にアドバイスをする時に、批判を前面に出すのではなく、親切心を忘れずに行うと、12星座中一番のアドバイザーとなれる人です。それは、コミュニケーションが得意な水星の気質からも来ています。ただ、この方は他者の好き嫌いが非常にあるので、幅広く親交するという、ふたご座のような行動はしないでしょう。
 友情も恋愛も本人が”私がこのひとを選んだ。”という気持ちが持続しなければならない方のようです。そう信じている場合は、自分のありったけの敬愛を捧げてくれるピュアな人なので、この方に”選ばれている”状態の友人・恋人は非常に幸せな気持ちにしてもらえそうです(^^)。


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