TS式確率の収束 | ||
確率は収束する | ||
確率は収束する。 これは サイコロ ![]() 何回も振ればいずれの目も1/6で出現することになる ということです。 確率が確率である以上 確率が収束するのは極めて当然のことです。 収束しない確率があるとすれば インチキ。 イカサマ。 パチスロ。 ・ ・ ・ パチスロにおいても 確率が収束するという前提は揺るぎません。 たしかに パチスロは機械内部の抽選であり サイコロのように物理的な動静を伴うものではないので 疑問も残る所ですが 一応 加盟団体の検査を受けていることからすれば 抽選方式に不正はないと見てよいでしょう パチスロにおいても確率は収束するのです。 但し、これは何万回の試行の末の話であることに注意してください。 収束に必要な回数を求める公式があったと思うのですが と思って捜した所 こちら (東京大学大学院新領域創成科学研究科教授・ 総合文化研究科及経済学研究科教授(兼)、 放送大学客員教授 松原 望教授のページ) ・ ・ ・ 1%も理解できませんでした いっぱいまわせば収束するということで^^; |
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確率は収束に向かうのか? | ||
上のページの後で私があれこれいうのは気が引けるのですが^^ 確率統計学 ではなく パチスロ確率論 として述べさせていただきます。 「確率は収束する」 という命題から 思いつくこと それは 「確率は収束に向かうから、ハマリ台を狙え」 ちょっとばかし弁の立つ方が得意げに話しているのを耳にします。 そうなんですか? おかしくないですか? |
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検証1 | ||
確率の収束にはいっぱい試行回数が必要なんですよね。 とすると 多少ハマったとしても それは全体から見たら非常に小さい出来事です。 下の図で言うと ![]() ![]() これを見ていただければ分かるように たかだか何百、何千のゲーム数で確率が収束に向かうというのは いかにも 視野が狭い論理といえます |
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検証2 | ||
次に この見解 (誰かが声高らかに主張しているわけではないと思いますが) もしかしてA氏が・・・?(オカルト参照) の最大の弱点というか欠陥について 抽選は常に同じ確率で為されているわけです。 下の図でいうと緑線のどこにおいても同じ確率ですね。 前後の事情は全く関係しないはずです。 すなわち 緑線のいずれからはじまっても、やはり同じ確率です。 とすると 前の事情が後に影響するということを前提とするこの見解はNoです。 ![]() |
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じゃあ、なぜ収束するの? | ||
ここまで読んで疑問が生じませんか? 私は生じました。 前の事情が関係ないなら確率は収束しないのでは? (例) 1/280で抽選 ↓ 10万回転の試行すべてで400回転目で当たる 確率は1/400で1/280でないじゃないか! 極端ながら例のようなことも考えられなくもないですよね。 実は 確率が収束するというのは結果論なんですね 1/Xで抽選を重ねた結果、トータルでは1/Xに近くなる。 初心にかえって ![]() それぞれの目が1/6で出ることに疑問は生じませんね。 30回振って6が一回も出ないときにも 次に6が出る確率はやっぱり1/6ですね。 確率変動はしないです。 でも 何回も試行を重ねると6は1/6で出ますね。 このことが パチスロでは 分母が大きくなる 演出が入る 金が絡む 等により 捻じ曲がってしまうのですね |
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結論 | ||
TS式確率の収束 の結論としましては 確率の収束とは、 その確率で抽選しているということ それ以下でもそれ以上の意味もない つまり 単なるトートロジー(循環論法)に過ぎないのですね 今後収束が云々言っている人を見かけたら なま温かい目で見守ってあげましょう |
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