>-LABORATORY-[企画・材料等]-[バルブの取り付け]-[スプリンクラーの取り付け]-[制御部の製作]
The Auto Sansui Sistem
製作日時2005年5月28日〜6月24日
〜自動散水って何だ?〜
自動散水とは字のゴトクですが、普段手作業で庭木に水をやっているのを全て自動でやってしまおうというわけです。
メーカーから自動散水の機械が売られていますが、どれも高価です。また、専門業の方に頼むと設計費から制作費まで
結構なお金を要します。そこで、比較的安価で自由な構想が練れる自作で作ってみることにしました。
今回水やりの対象となるのは、芝生です。
また、自動で水が出てくるのは見ていても面白いですしね(〃^∇^)o_彡
〜計画〜
芝生等の植物の生息地帯を予測し、全体に水が行渡るようにする。
スプリンクラーは車等の移動を考え、地中埋没式ホップアップスプリンクラーを採用。
散水時刻制御部はオムロン社製のプログラムリレーを使用。
動作部はCKDの電動アクチュエーター付3方ボールバルブ。
〜準備(材料・寸法・数量・金額・目的)〜
管材材料 品名*数字は口径 単価(円) 個数 合計金額(円) 備考 塩ビパイプ13 (2m) 176 7 1232 ←メイン送水管。安価で取り扱いがしやすい。 塩ビパイプ20 (2m) 312 1 312 ←今回バルブを接続するために口径20oを必要とした。 エルボ13 26 9 234 ←パイプの角を90度直角に曲げるもの。 エルボ20 35 1 35 チーズ13 29 1 29 ←水をT字に分けるもの。 給水栓用チーズ13 78 2 156 ←上のチーズにメスのねじ山がついたもの。 給水栓用ソケット(インサート) 399 1 399 ←現存の給水栓から水を塩ビに移すために使用。 エンドキャップ13 48 2 96 ←パイプの最後尾をふさぐもの。 鋳鉄ニップル 1/2 58 2 116 ←鋳鉄の管同士をねじ込みによりつなぐもの。 シロチーズ 1/2 228 1 228 ←鋳鉄のT字分水。 継ぎ手ソケット13 26 3 78 ←2mでは足りない場合にパイプをつなげるもの。 バルブソケット20 68 4 272 ←塩ビパイプからバルブにつなぐためのもの。 異形ソケット13×20 58 2 116 ←13oの口径から20oへ変換するソケット。 サドルバンド13 (5個入り) 92 3 276 ←パイプを止める金具。 サドルバンド20 (5個入り) 115 1 115 ←パイプを止める金具。 塩ビ用ボンド 30ml 189 1 189 ←塩ビパイプの接着剤、24時間で最強強度に達する。 シールテープ バラ 15M 98 1 98 ←バルブとソケットの水漏れを防ぐために巻くテープ。 ライトカバー13 283 1 283 ←冬場の凍結防止に使用。 カットオフライザー 100 2 200 ←スプリンクラーと給水栓用チーズをつなぐ。 管材合計 45 4464
上記は給水栓からスプリンクラーまで送水するために必要とする管材のみの代金です。
これにバルブ(手動)とスプリンクラーさえ用意すれば、すでに散水システムは完成します。
この物品はすべてカーマで調達しました。
ですが、今回は“自動”にコダワルのでさらに制御部と動作部が必要となります。
制御・動作部材料 品名 単価(円) 個数 合計金額(円) 備考 プログラムリレー(オムロン) 11000 1 11000 ←プログラムの書き換えにより様々な動作が可能。 電動ボールバルブ(三方) 6400 1 6400 ←定価18,300をネットオークションにて6,400円で落札w ホップアップスプリンクラー 1565 2 3130 ←水を送ると地上に棒が5センチ飛び出す代物。 制御・動作部合計 4 20530
今回使用する材料の写真説明をします。
エルボ 口径13mm用と20mm用を使います。 ソケット 口径13mm用 エンドキャップ 口径13mm用 チーズ 口径13mm用 鋳鉄のニップル。両側がテーパー状になっています。 給水栓ソケット(インサート入り)と上のニップルをつないでいます。
*インサートとは塩ビのねじ山が真鍮の金属になっているものです。シロチーズ。 3方向に水を分岐。
それぞれメスのネジが切ってあります。上の二つをつなぎ合わせること。 今回使用するプログラムリレー。PLC(プログラマブルコントローラー)とは
仕様が少々異なり、プログラムの動作方式に違いがあるとか。
母線から同時にプログラム処理をしていきます。プログラムリレーは仕様の違いにより数種類あります。
上記のものはそれ自体でプログラムを作成することが可能ですが、
パソコンでプログラミングをして本体に転送することも可能です。
これはパソコンからプログラムリレーに転送するときに使うケーブルです。