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The Auto Sansui Sistem
■スプリンクラーの取り付け■
水を均等に撒くにはスプリンクラーが必要です。
今回取り付ける場所は人や車が通る場所なので、散水をしているときだけノズルが地表に現れるホップアップ式スプリンクラーを採用しました。散水を終えると、ばねの力でノズルが中に引っ込みます。
今回スプリンクラーを埋める場所。
*画像をクリックすると、新しいウィンドウでどの位置に埋めるかが分かります。こちらが、スプリンクラー本体。
価格等は企画・材料のページで見てください。フタを開けて中を覗いてみると、大きなスプリングが入っていました。
下から水の圧力で押さえられ、中心の黒い心棒が押し上げられ、ノズルの先から水を噴射します。圧力がさがると、ばねの弾性により戻される仕組みになっています。給水栓用チーズ。
ネジ山がついています。
これと下の写真のカットオフライザーを取り付け、スプリンクラー本体と接続します。写真ではとてもロ〜ングになっていますが、高さを自由に決めて切断できる
というもでしたが、地中に埋めるので高くしても仕方がありません。
なので、一段目で切断し、スプリンクラーとつなぎます。
(プラスチックでできた平行ニップル)
@地中に配管をするために穴(溝)を掘る。
パイプを通す穴を掘ります。散水時の配管要領では約15センチ埋めるのが一番よいそうです。
しかしながら、家の庭は粘土層が多く見られ、掘る作業が予想以上に大変でした。
本当であればツルハシなどで掘るのが楽できれいにできるのですが、今回はクワと鉄棒とスコップでやりました。
(ツルハシがないと思ってやってたんですが、工事が終わった後、倉庫から平然とツルハシちゃんがでてきました・・・
早く見つけとけば(-o-;))
あまりにも大変だったので、途中で水をかけて柔らかくすることに。しかし、その行為で水がたまりすぎて余計に大変なことに。
Aスプリンクラーの高さに合わせて配管をする。
溝を掘り終えた後、配管をします。管と管のつなぎ目は、しっかりと塩ビ用ボンドでのり付けします。
一箇所、チーズで分岐させています。
B土などが入らないように慎重に・・・。
溝を掘るために水を入れてやると、泥沼状態になりました。パイプの中に土や泥が入ると、詰まる恐れがあるので配管途中の管の先にはビニールテープでフタをします。(写真ではビニールテープが泥で隠れてわかりませんけど( ̄(エ) ̄)ゞ )
C2mで足りない部分はソケットを用いて延長。
2個目のスプリンクラーに送水するためのパイプは3メートル以上になります。
そのため、ソケットを用いて延長させます。
D全配管を行ないます。
左の写真は2つ目のスプリンクラーまで送水する管の90度曲げている部分です。
右の写真は地表から地中にパイプを入れるところです。どのくらいの位置かを予め測って切ったパイプを使用します。
Eスプリンクラーの位置を整え、土をかぶせる。
全てのパイプをつなぎ終えたら、水平を見て均等に土を戻していきます。
出来るだけ中に空洞を空けないように土を入れていかないと、後に部分陥没の原因になります。
かぶせ終わったら上から十分な荷重をかけましょう。
Fスプリンクラー配管工事完了。
埋没工事が完了しました。地表から本体が少しだけ出ていますが、最終的には周りに芝生が来る予定なのでこのくらいの隙間を持たせました。
ここまででスプリンクラーの取り付け工事は終了しました。
あと残されているのは、自動制御を可能とする制御部と動作部の作成のみです。
次回は、電動でバルブを開け閉めする動作部とそれを制御する制御部の取り付けをします。