名古屋パストラーレ合奏団/プロフィール (2018.2.4 更新)

 

 
 名古屋パストラーレ合奏団は1980年、愛知県立芸術大学音楽学部・器楽専攻科の同窓生により結成されたヴァイオリン、ヴィオラ、チェロ、コントラバスなど弦楽器13名による室内オーケストラです。 結成当初より「アンサンブルの神様」とも 呼ばれた故・浅妻文樹氏(東京芸術大学教授 ) の熱心な指導をうけ、1981年より定期演奏会を開始、その後着実な活動を重ね、これまでに第18 回を数えています。
 その間、名古屋市民会館15周年・市民の劇場、名古屋市制百周年記念・市民芸術劇場、名古屋市・青少年の為の芸術劇場、愛知県芸術劇場オープニング記念“あいちの芸術家シリーズ”特別演奏会、電気文化会館開館5周年記念演奏会、同10 周年記念・室内オーケストラシリーズなど数多くの演奏会に招かれた他、地元音楽団体との共演も数多く行っています。
 1996年6月には、名古屋市に新たにオープンした愛知県女性総合センター(ウィルあいち)の開館記念コンサートに、女性指揮者として評価の高い松尾葉子氏とともに招かれ、2年続いて愛知県芸術祭に参加するなど、活発な演奏活動を展開しました。  またNHK・FMや名古屋、中京、NHK各テレビにも出演するなど、その活動分野も多岐にわたっています。
 1990年春より“中部電力・夢気球ときめきコンサート”“中部電力・サウンドメッセージ”シリーズに出演し、愛知・岐阜・三重・静岡・長野の中部5県で数多くのコンサートを行い、いずれも好評を得ました。
 1990年7月より、さらに高度な音楽表現をめざしたいという願いから、愛知県立芸術大学教授 (現・名誉教授) の天野武子さんのご指導を仰いでいます。
 1991年2月、愛知県芸術文化選奨・文化賞を受賞。
定期演奏会の他にも、愛知県芸術劇場コンサート・ホールや電気文化会館コンサート・ホール、しらかわホール等で様々な演奏会を行い、その瑞々しく純度の高い演奏は常に一定の評価を得ています。 レパートリーもバロックから古典派・ロマン派・現代音楽までと幅広く、また弦楽合奏の知られざる名曲の発掘や日本人作曲家の作品、新作の紹介にも力を入れています。

 2000年8月にはミレニアムを記念し、大府市勤労文化会館、名古屋市名東文化小劇場においてサマーコンサート2000を開催。
 2002年10月には西春と知多において親子で楽しむコンサートを開催し、映像を加えた音楽物語など新たな企画が好評をいただきました。
 2008年11月には名古屋パストラーレ合奏団 2008を熱田文化小劇場で開催、2009年11月には、第15回一宮市民音楽会でチャイコフスキー「弦楽セレナード」、高田三郎/混声合唱組曲「水のいのち」弦楽とピアノ伴奏版(本邦初演) などを、小松一彦氏の指揮のもと演奏しました。
 創立30年となる2010年10月2日 (土) には知多市勤労文化会館つつじホールで名古屋パストラーレ合奏団秋のコンサート2010 in 知多を、また翌2011年2月26日には武豊 春の音楽祭に参加、同町ゆめたろうプラザ響きホールにおいて名古屋パストラーレ合奏団 / 武豊ビエンナーレ コンサートを開催、5月には「武豊町ゆめプラコンサート」に招かれました。
 2012年12月11日には久々に名古屋中心部の宗次ホールでランチタイムコンサートに出演、会場は超満員で一時キャンセル待ち20名という大盛況でした。同コンサートにはその後毎年出演しています。
 2013年3月31日には知多市勤労文化会館で「名古屋パストラーレ合奏団特別演奏会」を開催、名古屋が生んだ作曲家・高田三郎の生誕100年を記念し、代表作「水のいのち」の女声合唱と弦楽オーケストラ版全国初演を行い、好評をいただきました。
 2015年3月14日、武豊町ゆめたろうプラザ響きホールにて「名古屋パストラーレ合奏団演奏会in 武豊」を開催、「メサイア」 (抜粋) などを上演しました。このコンサートでは「メサイア」のアリア曲のほか合唱曲も4人のソリストのみで演奏し、注目を集めました。12月15日には戦争のため若き才能を断たれた名古屋出身の作曲家・鬼頭恭一を追慕し、鬼頭恭一メモリアル・コンサートを主催 (熱田文化小劇場) 。遺された全作品を演奏しました。
 2015年からは毎年、名古屋・宗次ホールのランチタイムコンサート出演し、創団38年目を迎えますます演奏の輪を拡げています。


 

名古屋パストラーレ合奏団/プログラムの曲目解説

  他とはひと味違う、パストラーレならではのユニークな解説をぜひご覧ください。


                        


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