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"ボランティア"の語源は、ラテン語の"Voluntus"や"Voluntarius"だと言われています。
その意味は、「自由意志・自ら進んでやること」。
ボランティアは、一人ひとりの自発的な意思にもとづいて、 地域社会を住みよくする活動や他者を支える活動などの社会的活動に携わることといえます。

ボランティアは、福祉の分野に限らずとても幅広いものです。それぞれの関心、 技術、状況、生活条件、活動を行う時間、場所、頻度、回数、方法などで、 さまざまな参加形態が考えられます。自分に合った活動を行ってみましょう。

  ≪例≫
  ・活動場所:自分の住んでいる町、近隣の市町村、近隣の都道府県、海外など
  ・活動方法:日常生活の延長、特に技術を有しないこと、専門性を発揮することなど
  ・活動期間:1度きりのイベント、定期的に実施されるもの、期間限定のものなど


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ボランティア活動をするときの心得として、次のような点を考慮していただくと良いと思います。 さあ、「できるときに できることを できるちからで」始めてみませんか。 きっと、あなた自身の何かを気づかせてくれることでしょう。

自分の身の回りのことから始めてみましょう

あいさつをしたり、お年寄りや妊婦さん、身体の不自由な人に席をゆずったりなど、気負わずできることから始めてみましょう。
約束は守りましょう

ボランティア活動は、人と人との信頼によって成り立つものです。活動の場での約束は必ず守り、責任ある行動をとりましょう。
相手のニーズ(求めていること)に合わせて活動しましょう

自分勝手な行動を行わず、相手の求めていることなどを自分自身の立場におきかえて活動しましょう。
無理のない計画をたてましょう

ボランティア活動に無理は禁物です。生活リズムをくずさず、自分やグループの力量にあわせた、無理のない計画をたてて活動しましょう。
秘密は守りましょう

ボランティア活動を通して、いろいろな人の悩みや問題の相談を受けることがしばしばあります。個人のプライバシーなど秘密を守ることは、活動における相互の信頼関係を深めるために不可欠です。
まわりの理解と協力を得ておきましょう

家族の理解と協力を得ておきましょう。また、職場、学校などで理解と関心をもってもらうことがボランティアの輪を広げることにもつながります。
謙虚さも大切にしましょう

善意というものは、押しつけになればかえってマイナスです。決して“してあげる”という発想でなく、協力者であるという立場でたえず尋ねる姿勢、学ぶ姿勢が必要です。
宗教や政治活動とは区別しましょう

自分の信仰している宗教や支持している政党などを、ボランティア活動の中で相手に勧めたり強要したりしてはいけません。信仰の自由、思想・信条の自由をお互いに守り、尊重しましょう。ボランティア活動と人権尊重の精神は、密接に関連していることを意識しましょう。
たえず学習し、自分を成長させる努力をしましょう

ボランティア活動を続けていると、いろいろな問題にぶつかります。活動の反省・評価を行い、次の活動がより効果的に行われるように、常に学習に努めましょう。
安全対策に充分配慮しましょう

万一の事故に備えて安心して活動できるように活動場所の点検をしたり、事故が起こった場合などの対応を学習したりすることも必要でしょう。

↓↓なりたくない! こんなボランティア↓↓

責任逃れボラ

「ボランティアだもん、しょうがないじゃん」と責任のがれする。
善意押し付けボラ

相手が嫌がるのも構わずに善意を無理やり押し付ける。
あわれみボラ

「かわいそうに・・・」と相手がみじめになるのも構わず哀れみをかける。
自己満足ボラ

現状に満足してしまって活動に疑問を感じない。
しぶしぶボラ

自分は好きでもないのにやってあげてるのだと言い何かというと愚痴がでる。
お墨付き欲しがりボラ

活動を行政機関等に認めてもらおうとすり寄る。
なんでも要求ボラ

「私たちはボランティアだから」と、何でも強引に要求する。
お客様ボラ

依頼主が接待役をやらされる。「お茶くらい出しなさいよ」
悪口ボラ

活動の対象者の悪口を平気でいう人。
こだわりボラ

「ボランタリズム」をことさら聖化しそれをひけらかす。少しでも「不純」な活動グループを見つけると軽蔑の色をあらわにする。
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個人活動ボランティアの登録手続き

Q1.どんな人が登録できるのですか。

ボランティア活動に関心があれば、どなたでも登録できます。

Q2.登録したらメリットはあるのですか。

当センターから発信する情報を届けます。

Q3.どうやって登録するのですか。

当センターへ「個人活動ボランティア登録申込書」を提出いただくと登録完了となります。

 個人登録申込書、活動分類表  PDF様式  WORD様式
 個人登録申込書記入要領、活動分類表  PDF様式  WORD様式

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団体活動ボランティアの登録手続き

Q1.どんな団体が登録できるのですか。

@5名以上の会員で、その2分の1以上が知多市在住・在勤・在学者で構成されていること。
A知多市が活動拠点や活動場所で、公益・自主・継続的な活動であること。
B活動に伴う実費弁償を除き無報酬であること。
C団体運営を行うための会則、名簿があること。

上記の@からCを満たし、社会福祉協議会及び当センター事業に理解、 賛同をいただき、各種協力、協働の関係にある団体であること。

Q2.登録したらメリットはあるのですか。

@当センター情報紙やホームページなどから活動をPRできます。
A印刷機・紙折り機・裁断機(社会福祉協議会)などを無料で利用できます。
 *紙は、ご持参いただきます。
B貸出物品(プロジェクター・ハイエースなど)を利用することができます。
C事業費の助成申請をすることができます。
D会議や打ち合わせ等を目的に、福祉活動センター、市民活動センターを利用することができます。

Q3.どうやって登録するのですか。

当センターへ「団体活動ボランティア登録申込書」、「団体会員名簿」、 「会則」をご提出いただき、審査を経て登録完了となります。

 団体登録申込書、会員名簿  PDF様式  EXCEL様式
 団体登録申込書記入要領  PDF様式  EXCEL様式

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ボランティアのみなさんが、さまざまな活動をする中で、事故が起こっては、 せっかくの活動が台無しになってしまいます。そこで、万一の事故に備えて、 安心して活動するために、それぞれの活動により次のような保険があります。

ボランティア活動保険

ボランティア活動中に、『ボランティア自身がケガをした』、『他人にケガをさせてしまった』、 『他人の物を壊してしまった』等の事故を幅広く補償します。

ボランティア行事用保険

社会福祉協議会及びボランティア活動を推進する民間団体が主催者となる行事活動中に、 参加者がケガをした場合、事故により主催者が民法上の責任を負った場合に広く補償します。

  詳しくは、 社会福祉法人 愛知県社会福祉協議会


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