予防歯科
以前は、小さなう蝕があっても早期発見・早期治療という考えで治療を進めていきましたが、現在では、大きなう蝕でない限り、う蝕リスク(う蝕リスク検査など)を考えた上で「歯を極力削らない」ようにして予防していくというスタンスです。●う蝕リスク検査(唾液検査)
う蝕リスク検査とは、う蝕になる原因を探し出す検査です。原因が何かがわからないのに治療をしてもまたう蝕になります。 当院では、これまでう蝕治療が完了した方だけを対象に唾液検査を行ってきましたが、今後は本人がう蝕予防をしたいという意思があり大きなう蝕がない方は唾液検査などによりう蝕になる原因を探し出し、それを解決していくという「う蝕予防プログラム」に沿って予防管理をしていきます。
●禁煙支援
副院長は、日本禁煙学会(禁煙サポーター)および日本医師歯科医師禁煙連盟の会員で、喫煙による健康への影響について常に考えています。
2018年4月より禁煙支援を開始する予定です。
う蝕の治療
当院では、う蝕治療において極力健康な歯を残すこととう蝕を取り除くことを大前提とした治療を心がけています。そのため、小さなう蝕の場合は、金属の詰め物(インレーやアンレー)ではなく、コンポジットレジンによる修復(詰め物)を第一選択としています。※ただし、審美的な治療を求める方には、自費のダイレクトボンディング治療(1歯20,000円~)を薦めています。
小児歯科
子どものう蝕は現在なくても、「いつの間にかう蝕だらけに!」ということはよく耳にするところです。う蝕は、ブラッシング習慣や食生活なども関連していることは当然ですが、原因はむし歯菌の存在が大きく関係してきます。そのため、フッ素塗布や歯の掃除(PMTC)、う蝕の治療も必要ですが、むし歯菌の量を検査して目に見えないう蝕の状況を知っていく必要があると思います。
そのため、予防歯科の欄で記述したように、当院では、子どものう蝕治療をする上では、う蝕のリスク検査を含めたう蝕予防プログラムをお薦めします。
妊産婦と歯科治療
当院でも大府市の妊産婦歯科検診を行っています。但し、医学的にみても、患者様の立場からみても、妊産婦になってからの歯科検診は遅すぎることがいえます(絶対に妊娠する前に歯科治療を終えておくべきです)。なぜなら、妊娠してから大きなう蝕や親知らずの痛みなどで来院されても、以下の問題点より歯科治療をしにくくします。
1.妊娠の時期
2.レントゲン撮影
3.麻酔
4.産婦人科との医療連携
これらのことは、産婦においてもいえることです。そのため、妊産婦での歯科治療は簡単なものでないことをご理解していただきたく思います。
MRCトレーナー矯正(混合歯列期の矯正)
MRCトレーナー矯正の項を参照。矯正治療(中学生以上)
費用は、650,000円~となっていますが、詳細については来院時に説明します。なお、MRCトレーナー矯正と同様、矯正治療は、う蝕予防が必須となります。当院では、う蝕治療が完了し、さらに、う蝕リスク検査においてう蝕のリスクが低くなっていることを確認した上でないと矯正治療を開始しませんので、あらかじめご了承ください。
ホワイトニング(ホームホワイトニング)
当院では、歯科治療を進めている上で必要と診断した場合に限りホワイトニングを行っています。そのため、ホワイトニングのみを行うことは一切していません。
インプラント治療
インプラント治療は、一切行っていません。