高田三郎作曲/「水のいのち」管弦楽伴奏版/ 上演記録  (2005.9 〜 2017.8)
  

1. 高田三郎作品による 「ひたすらないのち 愛知演奏会」

  (混声合唱/トーマス・マイヤー・フィービッヒ 管弦楽版) (初演)

  (2005年9月18日) 愛知県芸術劇場コンサートホール
  指揮/小松一彦 合唱/南山大学合唱団、東海メールクワイアー他全国25団体による合同合唱団
  管弦楽/南山大学管弦楽団 
  主催/学校法人南山学園、高田三郎作品によるひたすらないのち 愛知演奏会」実行委員会

 このコンサートでは4時間にも亘り高田三郎氏の作品が上演された。メイン・プロは「水のいのち」管弦楽伴奏版。全国から結集した600人以上の大合唱により記念すべき初演が行われ、名古屋における高田三郎作品上演最大の伝説となった。
今は亡きマエストロ・小松一彦氏の曲に対する共感溢れる指揮は、あらためて録音を聴くとたいそう新鮮なものだ。(2013.6)

   

2. 尚絅学院大学女子短期大学部/第23回保育科卒業演奏会

 (女声合唱/トーマス・マイヤー・フィービッヒ 管弦楽版) (初演)


  (2006年2月24日) 仙台市青少年文化センター・コンサートホール
  指揮/今井邦男、高木和男 合唱/保育科2年全学生 管弦楽/仙台フィルハーモニー管弦楽団
  主催/尚絅学院大学女子短期大学部

 名古屋での初演以来、約半年振りの再演。この上演は、高田三郎氏に師事しその作品演奏に多大な実績を持つ尚絅学院大学女子短期大学部教授・今井邦男氏のご尽力により、同大学の保育科卒業演奏会のメインとして行なわれたものである。当日は東京から高田氏奥様の留奈子様も駆け付けられた。
 学生たちの歌声はまことに瑞々しく、また女声合唱だったこともあって、「水のいのち」の叙情的な面をよく表出していた。管弦楽伴奏は仙台フィルハーモニー管弦楽団であった。前回の南山大学のオーケストラもよく健闘していたが、やはりプロのオーケストラで演奏されることにより、この管弦楽伴奏版の編曲の妙が、より鮮明に聴き取る事が出来たように思う。



3. 多治見市市民文化祭/音楽の部

 (混声合唱/トーマス・マイヤー・フィービッヒ 管弦楽版)

  (2007年5月27日)  多治見市文化会館
 指揮/谷村真一 合唱/多治見市合同合唱団 (約150名) 管弦楽/多治見市交響楽団
 主催/多治見市文化会館

谷村氏の高田作品に対する溢れる情熱、そして合唱・管弦楽とも高い水準の熱演を聴かせてくれた。



4. 全国川サミット記念演奏会

 第1、3、5曲のみ (混声合唱/トーマス・マイヤー・フィービッヒ 管弦楽版)

  (2007年10月27日)  江戸川区総合文化センター大ホール
 指揮/江上孝則 合唱/川サミット祝祭合唱団 (沿川2市8区住民約300名)
 管弦楽/江戸川フィルハーモニー管弦楽団 
 主催/荒川下流沿川2市8区

イベントの一環として演奏されたため第1、3、5曲のみの抜粋だったのが残念だが、首都圏における「水のいのち」管弦楽伴奏版の記念すべき初演。江上氏の合唱・管弦楽を把握した指揮のもと、共感あふれる演奏を聴かせてくれた。 



5. 第28回 江戸川区音楽祭

 (混声合唱/トーマス・マイヤー・フィービッヒ 管弦楽版)

  (2007年12月9日) 江戸川区総合文化センター大ホール
 指揮/荒谷 俊治 合唱/江戸川区PTAコーラス、江戸川区音楽祭合唱団、江戸川区合唱連盟
 管弦楽/江戸川フィルハーモニー管弦楽団 
 主催/江戸川区音楽協議会

 4.と同じ会場で、演奏も10月に参加したメンバー中心だが、指揮が高田三郎氏に師事されたベテラン・荒谷氏であることに注目。恩師直伝の名演が繰り広げられた。


6. 常葉学園短期大学音楽科/創設40周年記念演奏会

 (混声合唱/トーマス・マイヤー・フィービッヒ版に基づく金子建志・管弦楽編曲版)

  (2008年7月10日) グランシップ・中ホール「大地」(静岡市)
 指揮/金子 建志 朗読/伊藤 京子 
 合唱/常葉学園短期大学音楽科在学生・卒業生・地域のコーラス団体から参加希望者による大合唱
 管弦楽/常葉学園短期大学音楽科創設40周年記念オーケストラ 
 主催/常葉学園短期大学音楽科

 指揮者・金子建志氏の強い要望により、「この演奏会に限る」というご遺族の許諾を得て、金子氏が編曲した版が用いられた。
シンバルを多用したアレンジには驚いたが、考えてみれば高田氏は自ら管弦楽部分を作曲した合唱曲でも、好んでシンバルをよく用いていた。


7. 釜石市民文化会館開館30周年記念「かまいし第九」演奏会

 (混声合唱/トーマス・マイヤー・フィービッヒ 管弦楽版)

 (2008年12月14日) 釜石市民文化会館大ホール
 指揮/山崎 真行 合唱/かまいし第九の会 ほか
 管弦楽/かまいし第九管弦楽団
 主催/釜石市、釜石市教育委員会

 釜石市民文化会館開館30周年を記念し、ベートーヴェンの「第九」と、高田三郎「水のいのち」管弦楽伴奏版を一回のコンサートで上演しようという大胆な企画によるコンサートは話題を呼んだ。


8. 尚絅学院大学女子短期大学部/第26回保育科卒業演奏会

 (女声合唱/今井邦男 管弦楽版) (初演)


 (2009年2月26日) 仙台青年文化センター・コンサートホール
 指揮/今井 邦男 合唱/尚絅学院大学女子短期大学部保育科合唱団 (160名)
 管弦楽/仙台フィルハーモニー管弦楽団
 主催/尚絅学院大学女子短期大学部

 高田三郎氏の直弟子である指揮者の今井邦男氏 (仙台・尚絅学院大学女子短期大学部教授)による「水のいのち」管弦楽・ピアノによる伴奏版との記念すべき初演。当日は高田氏奥様の留奈子さんや、長女の江里さんも東京から駆け付けられた。
今井氏による新たな編曲版は原曲の響きを大切にしたまことに清楚な響きが印象的で、「水のいのち」の管弦楽伴奏版の新たな演奏の歴史の始まりを予感させる、素晴らしいものであった。



9. 第12回 ウィーン岐阜合唱団 第12回定期演奏会
 (混声合唱/今井邦男 管弦楽版) (初演)

 (2009年7月19日) 岐阜県・瑞穂市総合センター
 指揮/平光 保 合唱/ウィーン岐阜合唱団
 管弦楽/ウィーン岐阜管弦楽団
 主催/ウィーン岐阜合唱団

 「岐阜をウィーンのような、音楽の響き溢れる町に」という願いを込め、指揮者の平光保氏を中心に活動を続けておられる合唱団による演奏会。2月に初演されたばかりの今井邦男氏編曲による「水のいのち」管弦楽・ピアノ伴奏版が再演 (混声合唱では初演) された。今回の演奏にあたり今井氏はかなりの改訂を施されたが、それはよりオリジナルの響きに近づく効果を生んでいたように感じられた。
なおプログラムには、高田留奈子さんから次のようなメッセージが寄せられた。

「水のいのち」の、一切の虚飾を避けた墨絵のようなピアノ伴奏は、この曲の透徹な内容をよく表現しているように思われます。けれども、華やかな伴奏による「水のいのち」は、今までに馴れ親しまれたそれとは又一味ちがった感覚をもって、皆様にお聴きいただけるものと思います。

 平光氏の指揮は作品に対する共感と愛情に溢れたもので、プロ奏者により編成されたオーケストラの水準も高く、何より合唱の、心のこもった「うた」が印象的な演奏会であった。


10. 一宮市民音楽会

 (混声合唱/今井邦男 弦楽とピアノ伴奏版) (初演)


 2009年11月15日 (日) 一宮市尾西市民会館
 指揮/小松 一彦 合唱/一宮第九を歌う会合唱団
 オーケストラ 名古屋パストラーレ合奏団 (21名編成)
 主催/一宮第九をうたう会、一宮市芸術文化協会

 昨年秋、管弦楽版に先立って完成していた今井邦男氏編曲による弦楽+ピアノ伴奏による「水のいのち」(混声合唱) の、記念すべき初演。
指揮は2005年にトーマス版による初演の指揮をとった小松一彦氏、またピアノには高田三郎氏長女の高田江里さんをお迎えした。弦楽伴奏の柔らかなハーモニーにのって歌われる合唱は圧巻で、会場からは「ブラボー!」の声が上がった。今後小・中規模の合唱団による「水のいのち」の上演に、この弦楽+ピアノ伴奏版は特にふさわしいのではないか・・と予感させる素晴らしい演奏会であった。
なおこのコンサートでは冒頭に、高田三郎「やまとのささげうた」を小松一彦氏が弦楽伴奏に編曲した版が演奏された。

11. 東大和市民合唱団「第九」をうたう会/第10回演奏会
 (混声合唱/今井邦男 弦楽とピアノ伴奏版)


 2010年2月28日 (日) 東大和市ハミングホール
 指揮/佐藤 寿一 合唱/東大和市民合唱団「第九」をうたう会
 オーケストラ/日本ニュー・フィルハーモニック管弦楽団 
 主催/東大和市民会館、東大和市民第九合唱団「第九を歌う会」

 今井邦男氏編曲による「水のいのち」弦楽とピアノ版の首都圏での初上演。
当日会場は超満員で、同合唱団のメンバーの方から「改めて「水のいのち」の人気の凄さを改めて感じさせられました」という感想が寄せられた。
演奏も高田氏ご遺族、編曲者の今井邦男氏が絶賛するなど、まことに素晴らしいものであった。



12. 混声合唱団「コール・ミレニアム」/第8回定期演奏会
 (混声合唱/今井邦男 弦楽とピアノ伴奏版)


 2010年5月1日 (日) 大田区民ホールアプリコ (東京都)
 指揮/荒谷 俊治 合唱/混声合唱団コール・ミレニアム
 オーケストラ/東京ニューシティ室内管弦楽団
 主催/混声合唱団「コール・ミレニアム」 

 急病の小松一彦氏に代り指揮をとったベテラン・荒谷俊治氏は、遅めのテンポで歌詞を大切にした「水のいのち」を聴かせてくれた。
当日の客席には高田三郎氏夫人・留奈子さんの姿も見られた。
「荒谷先生の指揮から、主人の面影を感じました」という言葉に胸熱くさせられる、素晴らしい演奏会であった。


13. 知多市マイシティ・コンサート
 第1、3、5曲 のみ (女声合唱/今井邦男 弦楽とピアノ伴奏版) (部分初演)


 2010年6月20日 (日)  知多市・勤労文化会館つつじホール (愛知県)
 指揮 岡崎 隆  合唱/マイシティ・コンサート合同女声合唱団
 オーケストラ/アンサンブル・メヌエット
 主催/知多市文化協会

 毎年恒例の「知多市マイシティ・コンサート」、この催しは市内の混声・女声・男声合唱団を中心として、その他ピアノや弦楽アンサンブルなどが参加するのだが、市制40周年にあたる本年は、フィナーレに名曲「水のいのち」を取り上げた。抜粋とはいえ、女声合唱の弦楽とピアノ版での演奏は初めてであった。
「この曲を歌うのは初めて」という合唱団員がほとんど、またオーケストラはヴァイオリン教室の生徒さん中心、そして何より指揮者はド素人 (実は私・・・) というハードな状況にも拘わらず、作品の持つ深い魅力に合唱団・オーケストラとも練習を重ねるたびにどんどん引き込まれて行き、本番は素晴らしい盛り上がりを見せた。(指揮者は前で気持ち良く踊っていただけだった)
第1,3,5曲のみだったのは残念だが、今後地方での弦楽伴奏版による「水のいのち」の上演の可能性を大きく示したコンサートになったと思う。参加して下さった合唱団の方々の笑顔を、私は永遠に忘れません。 (岡崎隆)


14. 水のいのちのコンサート

 (混声合唱/今井邦男 管弦楽版)

  2010年7月17日 (土) 15:00〜 名古屋・中京大学文化市民会館 オーロラホール 
  指揮/山田 和樹  ピアノ/高田 江里 
  オーケストラ/名古屋フィルハーモニー交響楽団 合唱/愛知県合唱連盟
  主催/名古屋市文化振興事業団、名古屋市

 作曲者の故郷・名古屋における今井邦男編曲版の初演。折しも梅雨明け宣言がなされた当日に人気曲「水のいのち」というタイムリーさに加え、名古屋フィルハーモニー交響楽団と愛知県合唱連盟、ピアノは高田三郎氏長女・江里さん、そして何より指揮に2009年ブザンソン指揮者コンクール優勝の山田和樹氏を迎えるという話題性もあり、チケットはほぼ完売、当日の会場には2,000人を超える聴衆がホール入り口から地下鉄の改札口近くまで並ぶ大盛況となった。演奏はマエストロ山田のこの曲に対する音楽観が横溢したもの (「川」冒頭の異常に早いテンポ !! ) 。 管弦楽版では埋もれがちだったピアノが、バランスを取ったオーケストラのハーモニーから鮮やかに浮かび上がったのは初めての体験。終演後は「ブラボー!!」の声が挙がり、オリジナルとはまた違う壮大な「水のいのち」を、合唱団の方々、オーケストラ、そして聴衆の皆さんは堪能されたのではないか。
 今回の成功により、今後毎年「名古屋の夏は「水のいのち」」というように恒例化してくれたら・・・と願ったのは筆者だけではないと思う。



15. 混声合唱団「名古屋シティハーモニー」第7回演奏会

 (混声合唱/今井邦男 弦楽とピアノ伴奏版)


  2010年9月26日 (日) 14:00〜 名古屋市・熱田文化小劇場
  指揮/神田 豊壽 ピアノ/渡部 真理 
  オーケストラ/中部日本交響楽団 合唱/混声合唱団名古屋シティーハーモニー
  主催/混声合唱団名古屋シティーハーモニー

 作曲者の故郷・名古屋における今井邦男氏による弦楽とピアノ編曲版の初演。高田三郎没後10年を記念して取り上げられた。
熱田文化小劇場は音の良さで定評のあるホールで、超満員の聴衆の前で約50名の混声合唱に6名の弦楽器 (Vn. 1=2名、Vn.2, Va, Vc, Cb各1名) 、ピアノという小規模の伴奏が加わるという編成であったが、オリジナルのピアノ伴奏版以上に「メロディーやハーモニーの美しさ」を十二分に感ずる事が出来た。今日本の合唱団の平均団員数は40名くらいまでのところが多いため、今回のような編成での「水のいのち」上演が今後ますます増えて行くのではないだろうか。



16〜7. 合唱とオーケストラの饗宴「水のいのち&カルミナ ブラーナ」全曲演奏会

 (混声合唱/今井邦男 管弦楽版)

  2010年12月18日 (土) 18:00〜 、12月19日 (日) 14:00〜 町田市民ホール
  指揮/荒谷 俊治  オーケストラ/町田フィルハーモニー管弦楽団 合唱/町田市合唱連盟

 高田三郎直弟子のベテラン・荒谷俊治氏による3回目「水のいのち」。これで荒谷氏はトーマス版、今井版、今井= 弦楽とピアノ版の3種類の「水のいのち」を指揮したことになる。当日の客席には高田三郎氏夫人・留奈子さんの姿も見られた。



18. 尾張旭市 (愛知県) 市制40周年記念演奏会「水のいのちと第九」

 (混声合唱/今井邦男 管弦楽版)

  2011年1月15日 (土) 15:00〜 尾張旭市文化会館
  指揮/吉川 朗  オーケストラ/中部フィルハーモニー交響楽団 合唱/尾張旭市市民合唱団
  主催/市制施行40周年記念事業 市民合唱団ニューイヤーコンサート実行委員会
  主催/NPO法人町田市芸術協会、R 町田市文化・国際交流財団

 2008年11月の釜石市に続き、「第九」とタイアップされた2回目のコンサート。
 合唱を続ける人々にとって「歌いたい曲・ナンバーワン」のこの2曲を組み合わせるコンサートは、今後も多く行われることだろう。


19. 愛知県合唱連盟創立50周年記念演奏会

 第1、5曲 (男声合唱/今井 邦男 管弦楽版)


 2011年10月2日(日)17:00 〜 愛知県芸術劇場コンサートホール
 
  指揮/藤岡幸夫  管弦楽/名古屋フィルハーモニー交響楽団  合唱/愛知県合唱連盟
  主催/愛知県合唱連盟

 第1,5曲のみながら、男声合唱による管弦楽伴奏は今回が初めて。
 重厚な声の響きは素晴らしく、オーケストラのバランスを保った伴奏も見事。
 藤岡氏のタクトは全体に遅めのテンポながら、決して重くならず、流麗な「水のいのち」を描き出していた。
 自身「男声合唱が大好き!」と語っていた藤岡氏の、共感溢れる暖かい演奏であった。
 男声合唱による「水のいのち」全曲演奏が待たれる。


20. TOMS JAPAN Concert 19 永友博信音楽活動30年記念演奏会/華甲・悠久の流れ


 2011年12月12日(月)18:30 〜 愛知県芸術劇場コンサートホール

 (混声合唱/トーマス・マイヤー・フィービッヒ版に基づく弦楽とピアノ版=永友博信 編曲)


 他の演奏曲/ベートーヴェン 交響曲第9番ニ短調op.125「合唱」
 指揮/永友博信、TOMS JAPAN ORCHESTRA & CHORUS
 主催/TOMS JAPAN

 トーマス・マイヤー・フィービッヒ版に基づき、「この演奏会に限る」というご遺族からの条件のもと、指揮者・永友博信氏が編曲した弦楽とピアノによる版が用いられた。ひょっとしたら「水のいのち」は、弦楽器のみによる伴奏が一番相応しいのではないか、と思わせられる演奏であった。
ベートーヴェン「第九」とタイアップされた3回目のコンサート。


21. 米子第九合唱団/ニューイヤー・コンサート2012

 2012年1月29日 (日) 14:00 〜 (米子市淀江文化センター さなめホール)

 (混声合唱/今井邦男 弦楽とピアノ版) 

 指揮/松岡 究  合唱団/米子第九合唱団 管弦楽/ミンクス室内オーケストラ 
 他の演奏曲/ヴィヴァルディ:グローリア、J.ラター:合唱とオルガンのための2つの祝福   
 主催/第九米子公演推進委員会合唱部会 (米子第九合唱団)

 西日本初演となる記念すべき演奏会。 米子第九合唱団はオケとの共演曲を演奏するというスタンスで、今までバッハやモーツァルト、フォーレなどの宗教曲を演奏してきたが、今回初めて日本語の曲として名曲「水のいのち」を取り上げた。演奏経験のあるメンバーも多かったが、楽譜に忠実に歌うこと、そして日本語を美しく歌うという難しい課題を実感したという。本番当日はピアノとオケ・合唱とのバランスも良く集中力も高まって、素晴らしい演奏会になったということである。
「何年か後に必ず再演したい」と演奏会後、指揮者・合唱団のメンバーは楽しく語らったということだ。


22. ウィークデイ・ティータイム・コンサート14
  「合唱とオーケストラの楽しみ〜日本合唱名曲選2」

 2012年3月28日(水)14:00 〜 (東京オペラシティ コンサートホール)

 (混声合唱/今井邦男 管弦楽版)


 指揮とお話/飯森範親 合唱団/東京混声合唱団、 管弦楽/東京交響楽団
 主催/公益財団法人 東京オペラシティ文化財団

 合唱団・オーケストラともプロによる初の「水のいのち」。ウイークデイの昼間にもかかわらず、会場はほぼ満員の盛況であった。
飯森氏は優れたバトン・テクニックで全曲を小気味良いテンポでまとめ、普段聴き慣れたアマチュア合唱団による熱い歌唱とは一味異なった世界が繰り広げられた。
「海よ」フィナーレのフォルティッシモのあと、「ブラヴォー!」の声も聞かれた。
このコンサートは全曲邦人作曲家による作品で、石井歓作品以外はすべてオーケストラ伴奏付きという豪華さ。
素晴らしい企画を実現された東京オペラシティに対し、心より賛辞を送りたい。
なお今回の演奏はオクタヴィア・レコードよりCDリリースも予定されており、今後オーケストラによる「水のいのち」上演を目指す人々の規範となってゆくことだろう。


23. 東北復興大合唱祭 

 2012年4月30日 (月・祝) 14:30 〜 (東北大学・萩ホール)

  (混声合唱/今井邦男 管弦楽版)


 指揮/山下 一史、 合唱/日本合唱連盟東北支部 (1,000名)
 管弦楽/仙台フィルハーモニー管弦楽団  
 主催/日本合唱連盟東北支部、東北復興大合唱祭実行委員会

 東日本大震災からの復興を願って「明日への生きる力を音楽で」をキャッチフレーズに、日本合唱連盟東北支部がその総力を結集し、東北6県から1,000名を超える合唱団員が参加した。仙台フィルによる「水のいのち」は3回目となるが、今回は常任の山下一史がタクトとった。さぞや壮大で熱い思いのこもった演奏が繰り広げられたことであろう。


24. アーリーサマーコンサート

  2012年5月20日 (日) 14:00 〜 (京都コンサートホール 大ホール)

  (女声合唱/今井邦男 管弦楽版)

 指揮/箸尾 哲男、 合唱/古都の音840 (女声合唱4団体合同)
 管弦楽/古都の音フィルハーモニー
 主催/古都の音840 (はちよんまる)

「管弦楽伴奏版・関西初演」と銘打たれた本公演は、アペリア、クリスタルエコーズ、コール・リーベン、ベルヴォアの4合唱団が一堂に集い、高らかにこの名曲を歌い上げた。


25.  東京プライド・Prelude

  2012年7月7日 (土) 13:30 〜 (中野ゼロホール)


  第5曲「海よ」 (男声合唱/今井邦男 管弦楽版) 


 指揮/鈴木 純也、 合唱/東京プライドアンサンブル
 管弦楽/東京プライドオーケストラ
 主催/東京プライド 

 男声合唱 (管弦楽版) では首都圏初の上演。第5曲「海よ」のみだったが、男声による「水のいのち」の魅力を十二分に伝えてくれた事だろう。



26. 大阪音楽大学/指導者研修 合唱 (応用) 修了演奏会

  2012年7月16日 (土) 15:00 〜 (大阪音楽大学ミレニアム・ホール)


  (混声合唱/今井邦男 弦楽とピアノ版)

 指揮、合唱、弦楽 / 講習会参加者  指導/本山 秀毅
 主催/大阪音楽大学

大阪音楽大学教授・本山秀毅さんの指導のもと、楽章ごとに5名の講習生が「水のいのち」弦楽伴奏版のタクトをとった。
参加者には合唱団の指導をされている方も何名か含まれていた。



27. 福岡コールフェライン 第26回定期演奏会 

  2012年8月26日 (日) 14:00〜   (福岡アクロス・シンフォニーホール)

 (混声合唱/荒谷俊治 小管弦楽版=初演)


 指揮/荒谷 俊治、合唱/福岡コールフェライン 管弦楽/ ブラームス・カンマーオーケストラ福岡 
 主催/福岡コールフェライン

 荒谷版は木管が1人づつ (クラリネットは2人) と、ホルン、ティンパニ・バスドラム、ピアノ、オルガン、弦楽による編曲。
「水のいのち」のオーケストラ伴奏版に新風を巻き込むアレンジとして注目された。
2013年には東京で、複数の再演企画が進行中。


28. 合唱団アレス・クラー第5回定期演奏会

  2012年10月13日 (土) 14:00 〜 (東京都・渋谷区文化総合センター大和田 さくらホール)

 (混声合唱/今井邦男 弦楽とピアノ版)


 指揮/松岡 究、 合唱/合唱団アレス・クラー  管弦楽/ 合奏団 ZERO 
 主催/合唱団アレス・クラー



29. 宮城県おかあさん合唱連盟40周年記念コンサート

  2012年10月21日 (日) 14:30 〜 (仙台市・東京エレクトロンホール宮城)


 (女声合唱/今井邦男 管弦楽版)


 指揮/今井 邦男、 合唱/宮城県おかあさん合唱連盟
 管弦楽/ 仙台フィルハーモニー管弦楽団 
 主催 宮城県おかあさん合唱連盟


30. 第一回 大きな輪となれ「ジョイントコンサート」

  2012年12月16日 (日) 15:00〜 (長野県・小諸市文化会館)

 
 (混声合唱/今井邦男 弦楽とピアノ版)


 指揮/上野 正博、 合唱/佐久創造館合唱団
 管弦楽/ 東京都交響楽団及び同団友会メンバーによるジョイントコンサートのためのオーケストラ 
 主催 長野県佐久創造館


31.  府中アカデミー合唱団 第27回定期演奏会 

  2013年2月2日 (土) 14:30〜  (東京オペラシティ)

 
 (混声合唱/今井邦男 管弦楽版)


 指揮/佐藤 正浩、 合唱/府中アカデミー合唱団 
 管弦楽/オーケストラ "レ・ション・リリック"
 主催/ 府中アカデミー合唱団


32.  知多半島春の音楽祭参加公演 名古屋パストラーレ合奏団 特別演奏会
 高田三郎生誕百年 「水のいのち」 in 知多 

  2013年 3月31日 (日) 14:00 〜 (愛知県・知多市勤労文化会館つつじホール)


  (女声合唱/今井邦男 弦楽とピアノ伴奏版=初演)


 指揮/岡崎 隆、 合唱/ 知多「水のいのち」合唱団、
 オーケストラ/ 名古屋パストラーレ合奏団、 ピアノ/渡部 真理
 主催/「水のいのち」in 知多 実行委員会

 高田三郎生誕100年を記念し、このコンサートのために結成された知多「水のいのち」合唱団 (女声=62名) と愛知県立芸術大学OGを中心とした
 名古屋パストラーレ合奏団による上演。 女声合唱、弦楽とピアノ伴奏による伴奏版上演は、今回が初めてです。
 会場には開演前から長い列ができ、780名のお客様からは「ブラボー!」の掛け声もあがりました。
 合唱団の皆さんは半年の練習を重ねられ、本当に素晴らしい「うた」を作り上げてくださいました。
 タクトをとらせていただいた者として、心から御礼を申し上げます。
 なお演奏会の前日、「水のいのち」オーケストラ版初演の指揮をされた小松一彦先生が逝去されました。
 先生のご冥福を心よりお祈り申し上げます。これまで本当にいろいろご指導くださり、ありがとうございました。


33. 武蔵野合唱団 第46回定期演奏会 

  2013年6月22日 (土) 15:00 〜  (文京シビックホール)


 (混声合唱/今井邦男 管弦楽版)


指揮/松井 慶太、 合唱/武蔵野合唱団 
管弦楽/日本フィルハーモニー交響楽団
主催/ 武蔵野合唱団

 前日のリハーサルのみ伺ったが、さすがに伝統ある合唱団、充実した見事な響きを聴かせてくれた。
ただ、あとにメインたる大曲 (ブルックナー/ミサ曲第3番)が控えていたこともあったのだろう。「水のいのち」は全体に「サラサラ」と演奏された (ように見受けられた) のが、やや心残りではあった。


34.  女声合唱団「虹のかけはし」演奏会

   2013年7月21日 (日) 14:00 〜 (愛知県・あま市美和文化会館)  


  (女声合唱/今井邦男 弦楽とピアノ伴奏版)


指揮/照喜名 一男 合唱/女声合唱団「虹のかけはし」、
オーケストラ/ 虹のかけはし室内アンサンブル  
主催/女声合唱団「虹のかけはし」

 高田作品に強い愛情を持つ指揮者・照喜名一男氏の指揮のもと、たいそう人間味溢れる熱い演奏が繰り広げられ、終演後は「ブラヴォー!」の声もあがった。
私事で恐縮だが、この公演に私もオケの一員として参加させていただいた。
こうした地方の中規模の女声合唱団と弦楽で演奏される「水のいのち」は、また格別な味わいがあるように思う。
今後、全国の合唱団にも是非トライしていただけたら、と切に願いたい。



35. 男声合唱団 マーキュリー・グリー・クラブ 特別演奏会

   2013年8月31日 (土) 14:00 〜 (東京オペラシティ)  


  (男声合唱/荒谷俊治 小管弦楽とピアノ伴奏版/初演)


指揮/荒谷 俊治  合唱/男声合唱団 マーキュリー・グリー・クラブ
オーケストラ/ アンサンブル・フラン 他  
主催/男声合唱団 マーキュリー・グリー・クラブ

 昨年九州で初演された荒谷俊治・編曲による小管弦楽による「水のいのち」が、東京で初演された。
男声合唱による全曲演奏は今回が初めて。いまや稀少価値となりつつある男声合唱だが、さすがに伝統あるグリー・クラブ、見事なハーモニーを聴かせてくれた。荒谷氏の編曲を実際に聴くのは初めてだったが清廉で美しく、今後さらなる上演を期待したい。

36. 東京コールフェライン 定期演奏会

   2013年10月20日 (日)  (東京/紀尾井ホール)  


  (混声合唱/荒谷俊治 小管弦楽とピアノ伴奏版)


指揮/荒谷 俊治  合唱/東京コールフェライン
オーケストラ/ 東京ヴィヴァルディ合奏団 
主催/東京コールフェライン



37. ' 13 ひらかた 市民合唱祭

   2013年10月27日 (日) 12:30〜 (大阪府 枚方市 市民会館大ホール)


  (混声合唱/今井邦男 弦楽とピアノ伴奏版)


指揮/松元 佐和子  合唱/枚方合唱協会混声合唱団 (150名)
オーケストラ/ 大阪チェンバー・オーケストラ (13名)   (入場無料)
主催/枚方合唱協会、 (公財) 枚方市文化国際財団 



38.  明治学院バッハ・アカデミー合唱団、ベルリン・コンツェルトコア合唱団 ジョイントコンサート  

   2013年11月3日 (日・祝) 11:00〜 (ベルリン・コンツェルトハウス大ホール)


  (混声合唱/トーマス・マイヤー・フィービッヒ 編曲版)

  (その他の演奏曲)  
  山田耕筰「秋の宴」、バッハ「マニフィカト」、ベートーヴェン「合唱幻想曲」

指揮/樋口隆一  合唱/明治学院バッハ・アカデミー合唱団、ベルリン・コンツェルトコア合唱団
管弦楽/ベルリン・コンツェルトコア管弦楽団

 「水のいのち」オーケストラ伴奏版初の海外公演。合唱団は日独混成であったが、すべて日本語で歌われたという。
ケルン出身の作曲家・トーマス・マイヤー・フィービッヒによる編曲版の久々の再演であった。


39.  高田三郎生誕100年記念コンサート in 静岡


  2013年12月8日 (日) 14:30 〜 (静岡市清水文化会館マリナート大ホール)

 (混声合唱/今井邦男 管弦楽版) 


  (他の演奏曲目) 「典礼聖歌」、「心の四季」、「泉」、婚礼歌、「雛の春秋」、「内なる遠さ」、ピアノのための前奏曲集、管弦楽のための2つの狂詩曲、
指揮/松井 慶太、 ピアノ/高田 江里
合唱/静岡大学混声OBOG現役合同合唱団ほか
管弦楽/清水フィルハーモニー管弦楽団
主催/高田三郎生誕100年記念コンサート in 静岡 実行委員会 (顧問/高田留奈子)

 高田三郎生誕100年のフィナーレを飾るに相応しいコンサートが静岡で開催された。大久保混声合唱団、東海メールクワイアーなど高田三郎ゆかりの数多くの合唱団や地元の合唱団が集い、合唱曲、ピアノ作品、オーケストラ曲など演奏会は3時間にも及び、フィナーレでは若きマエストロ・松井氏のタクトのもと、名曲「水のいのち」が高らかに歌い上げられた。本コンサートの顧問をつとめられた高田氏奥様・留奈子さんは、「水のいのち」の合唱にも参加された。
 アンコールでは典礼聖歌より「平和の祈り」が演奏された。


40. みずなみニューイヤーコンサート 2014

  2014年1月26日 (日) 14:00 〜  (岐阜県瑞浪市総合文化センター)


 (混声合唱/今井邦男 管弦楽版) 

指揮/中村 貴志、 合唱団/みずなみニューイヤーコンサート特別合唱団
管弦楽/瑞浪市民交響楽団
主催/瑞浪市教育委員会

 合唱団は水準の高い演奏を聴かせてくれた (人数の少ない男声合唱がよく頑張っていた) が、「水のいのち」の曲間に寸劇を加える演出は疑問。
作曲者が曲に込めた統一性が、寸劇が入る事によって途切れるのだ。
このような上演を、作曲者は決して許さなかっただろう。
また、プログラムに編曲者の名が掲載されていなかったのも初めてのケース。
主催者には音楽に対する、よりきめの細かな心配りを望みたい。


41.  町田フィルハーモニー合唱団 第14回定期演奏会

  2014年8月31日 (土) 14:00 〜  (横浜みなとみらい大ホール)


 (混声合唱/荒谷俊治 小管弦楽版) 

指揮/荒谷 俊治、合唱団/町田フィルハーモニー合唱団
オーケストラ/ 東京ヴィヴァルディ合奏団
主催/町田フィルハーモニー合唱団

 荒谷版による「水のいのち」第4回目の公演。すべて編曲者・荒谷俊治氏のタクトによる上演である。
来年 (2015年)3月にはベルリンでの演奏も予定されるなど、ますます意気軒高な荒谷氏の活躍ぶりに、心より声援を送りたい。


42. 福井コールアカデミー 第27回定期演奏会

  2014年11月22日 (土) 14:00 〜  福井ハーモニーホール (小)


 (混声合唱/今井邦男 弦楽とピアノ版) 

指揮/松村 勇、合唱団/混声合唱団 福井コールアカデミー
オーケストラ/ 福井交響楽団メンバー
主催/混声合唱団 福井コールアカデミー

 380名という、主催者の予想を上回るお客様が来場された。
合唱は30名ほど、弦楽伴奏は各パート1名づつで演奏されたということである。


43. 札幌放送合唱団 第64回定期演奏会

  2014年12月13日 (土) 18:00 〜  札幌市教育文化会館 大ホール


 (混声合唱/今井邦男 弦楽とピアノ版)

指揮/今井 邦男 合唱団/札幌放送合唱団
オーケストラ/ バッハ・コンチェルティーノ札幌
主催/札幌放送合唱団

 高田三郎直弟子で弦楽版編曲者の今井邦男氏を招いての上演。
なおこの演奏会では、高田氏の歌曲を今井氏が合唱に編曲した「残照」からの2曲も演奏された。



44.  第58回山形市民合同音楽祭

  2014年 12月14日 (日) 14:00 〜  山形市民会館 大ホール


 (混声合唱/今井邦男 管弦楽版) 

指揮/工藤 俊幸、合唱団/山形市民合同音楽祭合唱団
オーケストラ/ 山形フィルハーモニー交響楽団
主催/山形市、山形市民会館監理運営共同体
(主管 山形市民合同音楽祭実行委員会)

 このコンサートではメインの「水のいのち」の前に、同じ高田三郎の「山形民謡によるバラード」(1941) も演奏された。
山形の地名を記した高田の管弦楽の代表作を地元の方が記憶してくださり、今回取り上げてくださったことを、
高田音楽研究に携らせていただいている者として、心より御礼申し上げたい。
「すばらしい演奏会になりました」というお手紙が、たいそう印象的であった。


45.  御殿場フラウエンコール 演奏会

  2014年12月21日 (土) 14:00 〜  御殿場市民会館 大ホール


 (女声合唱/今井邦男 弦楽とピアノ版) 

指揮/芹澤 卓弥、合唱団/御殿場フラウエンコール、三島フラウエンコール
オーケストラ/ Hibiki Chamber Orchestra
主催/御殿場フラウエンコール

 「水のいのち」誕生50周年のフィナーレを飾るコンサート。
高田三郎氏奥様の留奈子さんも合唱団のメンバーとして参加された。


46. 三島フラウエンコール 演奏会

  2015年1月18日 (日) 14:00 〜  三島市民文化会館 大ホール


 (女声合唱/今井邦男 弦楽とピアノ版) 

指揮/芹澤 卓弥、合唱団/三島フラウエンコール、御殿場フラウエンコール
オーケストラ/ Hibiki Chamber Orchestra
主催/三島フラウエンコール

「水のいのち」の他に「こころの四季」も演奏された。 芹澤氏の指揮は静的なもの。
アウフタクトの子音や内声部の処理、そして音程に望みたい面もあったが、「水のいのち」の叙情性がよく表出されていた。



47. ベルリン・フィルハーモニーホール 演奏会

  2015年3月3日 (日) 20:00 〜  ベルリン・フィルハーモニーホール 


 (混声合唱/荒谷 俊治 小管弦楽版) 

指揮/荒谷 俊治、合唱団/ベルリン・コンサート合唱団
オーケストラ/ブランデンブルク国立管弦楽団
主催/C-Pro 合同会社

48.  女声合唱団 I (あい) 第20回定期演奏会 

  2015年6月14日 (日) 14:00 〜  周南市文化会館 (山口県)


 (女声合唱/今井 邦男 弦楽とピアノ版) 

指揮/西岡 茂樹、合唱団/女声合唱団 I (あい)
オーケストラ/周南フィルハーモニー管弦楽団
主催/女声合唱団 I (あい)

49. 第7回 アプラ ニューウェーブコンサート

 2015年10月4日 (日) 14:00 〜  高石市民文化会館 アプラ大ホール (大阪府)


  (混声合唱/今井 邦男 管弦楽版) 

指揮/橋本 徹雄、合唱団/アプラフィルハーモニー合唱団
オーケストラ/ニューフィルハーモニック大阪
主催/たかいし市民文化会館 アプラホール

50. 取手/合唱連盟・第九合同演奏会

 2015年11月 29日 (日) 14:00 〜  取手市民会館大ホール (茨城県)


 (混声合唱/今井 邦男 管弦楽版) 


指揮/山田 茂、 合唱 2015 取手合同演奏会合唱団
オーケストラ/東京ユニバーサル・フィルハーモニー管弦楽団
主催/取手/合唱連盟・第九合同演奏実行委員会


51. 名古屋工業大学合唱団創立60周年記念演奏会

 2015年11月 29日 (日) 14:00 〜  愛知県芸術劇場コンサートホール


 (男声合唱/永友 博信 弦楽とピアノ版=初演) 

指揮/永友 博信、 合唱 名古屋工業大学合唱団&OB(男声)
弦楽/アンサンブル"Ars Bona"  ピアノ/伊藤美砂子
主催/名古屋工業大学合唱団

52. さかえ中日女声合唱団結成10周年記念演奏会

 2016年3月 21日 (日) 17:00 〜  名古屋・しらかわホール


 (女声合唱/永友 博信 弦楽とピアノ版=初演) 

指揮/永友 博信、 合唱 さかえ中日女声合唱団
弦楽/Ars Boma ゾリステン 
主催/中日新聞社・栄中日文化センター



53. 京都男声合唱団 第34回演奏会


 2016年5月 1日 (日) 14:00 〜  ロームシアター京都 メインホール


 (混声合唱/管弦楽とピアノ版=今井 邦男 編曲) 

指揮/鈴木 捺香子、 合唱 We Love Peace コーラス
弦楽/We Love Peace オーケストラ  
主催/京都男声合唱団

54. 丸紅本社合唱団 第20回定期演奏会


 2016年5月 14日 (土) 14:00 〜  すみだトリフォニー・大ホール


 (混声合唱/弦楽とピアノ版=今井 邦男 編曲) 

指揮/清水 昭、 合唱 丸紅本社合唱団
弦楽/日立フィルハーモニー管弦楽団 (弦楽セクション) 
主催/丸紅本社合唱団



55. 当麻混声合唱団 創立50周年記念演奏会

 2016年5月 15日 (日) 14:00 〜  奈良県大和高田市さざんかホール・大ホール


 (混声合唱/弦楽とピアノ版=今井 邦男 編曲) 

指揮/増井 三朗、 合唱 当麻混声合唱団
弦楽/葛城チェンバーオーケストラ  
主催/当麻混声合唱団


 

56. 厚別混声合唱団 25周年記念演奏会


 2016年5月 15日 (日) 14:00 〜 札幌市生涯学習センター ちえりあホール

 (混声合唱/弦楽とピアノ版=今井 邦男 編曲)

指揮/中原 聡章、 合唱/厚別混声合唱団
弦楽アンサンブル
主催/厚別混声合唱団


   
57. 城陽ニューイヤー・コンサート 2017

 2017年1月8日 (日) 15:00〜 文化パルク城陽 プラムホール (京都府)

 (混声合唱/弦楽とピアノ版=今井 邦男 編曲) 

指揮/ 藤岡 幸夫   合唱/京都府立 西城陽高等学校合唱部
オーケストラ/ 関西フィルハーモニー管弦楽団 
主催/公益財団法人 城陽市民余暇活動センター

久々のプロ・オーケストラによる伴奏ということもあり、遠路伺った。
西城陽高校合唱部の合唱は素晴らしく、若々しい歌声がホール全体に響きわたった。
何より「水のいのち」で作曲者が求めた「子音」の大切さを、高校生の皆さんがきちんと実行されていた事に驚かされた。
同校指導者の塩川朝子先生は豊中混声の元指揮者・須賀敬一氏に教えを受けた事がおありということで、納得した次第。
「水のいのち」大好き ! というマエストロ藤岡の伸びやかなタクト、関西フィルのハーモニーも素晴らしく、「水のいのち」オーケストラ版のエポック・メーキングとなる好演であった。

58. 第一回ふくしま復興祈念オーケストラ定期演奏会


 2017年3月25日 (土) 14:00〜 福島市音楽堂大ホール


 (混声合唱/小管弦楽とピアノ版=荒谷 俊治 編曲)

指揮/伊澤 幸子  合唱/ふくしま国際音楽祭合唱団 
オーケストラ/ ふくしま復興祈念オーケストラ
主催/NPO法人 ふくしま国際音楽祭

59. 人の心に平和のとりでを築くコンサート

 2017年7月23日 (日)  15:00 〜 広島文化学園HBGホール

 (混声合唱/管弦楽とピアノ版=今井 邦男 編曲) 


指揮/田中 祐子  合唱/平和を運ぶ合唱団 
オーケストラ/ 平和を運ぶオーケストラ
主催/NPO法人 音楽は平和をはこぶ

60. すみだ音楽祭 2017


 2017年8月27日 (日) 11:00 〜 すみだトリフォニーホール (大ホール)

 (混声合唱/管弦楽とピアノ版=今井 邦男 編曲)
 

指揮/松尾 葉子  合唱/水のいのち合唱団
オーケストラ/トリフォニーホール・ジュニア・オーケストラ
主催/すみだ区民音楽祭実行委員会





高田三郎/管弦楽曲、管弦楽を伴う合唱曲 〜上演記録 (ひなあられ制作譜使用分)


★ レーベンフロイデ合唱団 創立10周年記念第10回コンサート

 上演作品= 混声合唱組曲「ひたすらな道」、「山形民謡によるバラード」


 2009年12月5日 (土) 海老名市文化会館
 指揮/乾 健太郎 合唱/レーベンフロイデ合唱団
 オーケストラ 東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団

1975年に作曲され、のちに作曲者自身の手によって管弦楽伴奏版に編曲された混声合唱組曲「ひたすらな道」の、久々の再演。
初演を学生時代に聴いた本合唱団員の熱烈な推挙により、今回の再演が実現したという。
詩は「水のいのち」と同じ高野喜久雄で、「姫」「白鳥」「弦 (いと)」の3曲からなる。
この作品はピアノ伴奏で現在もよく上演されるが、作曲者自身によるオーケストレーションはまことに素晴らしく、また合唱団も充実した「うた」を聴かせてくれた。
 高田三郎・管弦楽の代表作「山形民謡によるバラード」は、久々の再演。第1曲「ファンタジー」の抒情は、こんにちの日本人が失ってしまった感性をあらためて呼び起させるもの。また第2曲「フーガ」からは、この作品の作曲当時日本でもよく演奏されたレスピーギ編曲によるバッハ「パッサカリアとフーガ」を想起させられるダイナミックな迫力に溢れていた。やはりこの作品は、今日もっと演奏されるべき秀作であると思う。


★ メキシコ国立交響楽団定期演奏会

 上演作品= 「管弦楽のための5つの民俗旋律」

 2010年4月16 (金),18日 (日)  
 指揮/内藤 彰  オーケストラ/メキシコ国立交響楽団

 詳細は不明だが、高田三郎の管弦楽作品の海外での上演は1970年代の東京アカデミカー・アンサンブルによる「山形民謡によるファンタジー」以来ではなかろうか。メキシコ国立交響楽団は名匠エンリケ・バティスのCDによって、日本でもお馴染みのメキシコを代表する名オーケストラ。さぞや熱い演奏が繰り広げられたのでは、と想像される。(是非録音を聴いてみたいものだ)
また今回の公演は、「管弦楽のための5つの民俗旋律」のプロ・オーケストラによる初の演奏でもある。

★ 東京ニューシティ管弦楽団第71回定期演奏会〜高田三郎没後10年メモリアル

 上演作品=「無声慟哭」、「管弦楽のための5つの民俗旋律」


 2010年11月12日 (金) 19:00〜 東京芸術劇場
 指揮/内藤 彰  オーケストラ/東京ニューシティ管弦楽団

 宮澤賢治の詩による「無声慟哭」(ソプラノ、バリトン、ナレーターと管弦楽のための) は、久々の再演。
「管弦楽のための5つの民俗旋律」(遺作) は、プロ・オーケストラによる本邦初演となる。
高田氏最晩年の複雑に入り組んだ和声を、内藤氏は絶妙なバランスで聴かせた。


 
★ 新交響楽団 第212回定期演奏会

 2011年1月16 日 (金) 14:00〜 東京芸術劇場
 指揮/曽我 大介 オーケストラ/新交響楽団

 上演作品= 狂詩曲第1番 〜木曽節の主題による〜 (1945) 、狂詩曲第2番 〜追分の主題による〜 (1946)

 2曲とも、初演以来実に60有余年ぶりの再演。指揮者の雄弁なタクトに、オーケストラは高い技術と情熱的な演奏で答えた。
厳しい寒さの中駆け付けた高田留奈子さんは「聴いてて、思わず涙が出てしまいました。いろいろ思い出して・・・」と語っておられた。
この2曲は私たち日本人が決して忘れてはいけない秀作であることを、今回の演奏は見事に表していた。


★  セントラル愛知交響楽団特別演奏会 
 〜高田三郎 生誕百年記念 高田三郎とゆかりの作曲家たち〜

 2013年6月29日 (土) 14:30〜  三井住友海上しらかわホール (名古屋・伏見)


 上演作品= 狂詩曲第1番 〜木曽節の主題による〜 (1945) 、狂詩曲第2番 〜追分の主題による〜 (1946)


 指揮 齋藤一郎  管弦楽/セントラル愛知交響楽団   チェロ 石川祐支

 (その他の演奏曲)
 信時 潔/ 絃楽四部合奏 (弦楽合奏版/初演) (1920)
 安部幸明 / チェロ協奏曲 ニ短調 作品4 (1938)
 新実徳英 / 森は踊る

 前記の演奏会に続き、高田の生誕地・名古屋で「2つの狂詩曲」の演奏が実現した。
私事で恐縮ながら今回の演奏会で上演された4曲のうち、3曲 (高田、信時、安部作品)で 、私共「ひなあられ」が作成した浄書譜を使っていただいた。
高田三郎の生誕地・名古屋で初演された「2つの狂詩曲」はじめ、指揮者・齋藤一郎が強烈にプッシュした信時作品のロマンティック極まりない曲調、そして安部作品のエスプリに満ちた楽しさなどいずれも好評で、満員の聴衆からはオーケストラの好演に惜しみない拍手が送られた。
このような演奏会を企画してくださったセントラル愛知交響楽団、助成をされたアフイニス文化財団に心から感謝を申し上げたい。



★ 高田三郎生誕100年記念コンサート in 静岡


  2013年12月8日 (日) 14:30 〜 (静岡市清水文化会館マリナート大ホール)


 上演作品= 狂詩曲第1番 〜木曽節の主題による〜 (1945) 、狂詩曲第2番 〜追分の主題による〜 (1946)

指揮/松井 慶太、 管弦楽/清水フィルハーモニー管弦楽団

 2011年1月の新交響楽団、本年6月のセントラル愛知響による再演に続く本世紀3回目の上演。
プロ・アマを問わず、今後ぜひ様々な場所で演奏していただきたい作品だ。



★ 第17回ウィーン岐阜合唱団定期演奏会

  2014年 8月10日 (日) 14:15 〜  (岐阜市民会館)


 第17回ウィーン岐阜合唱団定期演奏会

 上演作品= 「わたしの願い」 

指揮/平光 保  合唱団/ウィーン岐阜合唱団
オーケストラ/ ウィーン岐阜管弦楽団


★  オーケストラ・ソノーレ長野 第28回定期演奏会

  2014年 11月24日 (月) 14:00 〜  ホクト文化ホール (大)

 上演作品= 狂詩曲第1番 〜木曽節の主題による〜 (1945) 、狂詩曲第2番 〜追分の主題による〜 (1946)

指揮/米崎 栄和
オーケストラ/ オーケストラ・ソノーレ長野
主催/オーケストラ・ソノーレ長野


 オーケストラ・ソノーレ長野は過去に小山清茂作品など日本人作曲家の作品を積極的に取り上げておられるアマチュア・オーケストラである。
今回の上演は、狂詩曲第1番がかつて「長野」というタイトルだった事もあり、私共から働きかけて実演に漕ぎ着けたものである。
長くNHKアーカイブスの倉庫に保管されていた「2つの狂詩曲」の新しい浄書スコア・パート譜が完成してから、今回の上演が4回目となった。
なお客席でこの作品を聴かれた方が、「是非私も演奏してみたい」と仰っていたという。
こうした輪が拡がって行く事を、心より期待したい。

★ 鬼頭恭一 メモリアルコンサート

 2015年12月15日 (火)  18:30〜 熱田文化小劇場


 上演作品= 山形民謡によるバラード (1941/「インテルメッツォ」付 弦楽版=本邦初演)
(弦楽編曲/第1曲=高田三郎、第2・3曲=岡崎隆)

指揮/岡崎 隆
オーケストラ/名古屋パストラーレ合奏団
主催 名古屋パストラーレ合奏団
 高田三郎氏・最初期の名曲で、音楽鑑賞教材にもなった「山形民謡によるバラード」の弦楽合奏版が初めて演奏された。
第1曲「ファンタジー」は高田氏が東京アカデミカー・アンサンブルのために編曲した版があるが、今回は本来「フーガ」の前に挿入されるために書かれ、現在は忘れられている 「インテルメッツォ」、も加えた全3曲が演奏された。
5年前、高田氏奥様・留奈子様の勧めで編曲されたこの弦楽版は、これまで私的録音されたことはあるが、公開の演奏会では初演となる。