2016年08月16日(2/2)
寄生獣実写映画版の方である。
昨年、予告編をテレビでやっていたので、映画会社が可なりの入れ込みしているんだーと頭に浮かんだ程度で、全然興味抱くことは、ありませんでした。そのため、真っ新な気持ちで見る事が出来ました。前編、完結編の2部作
で、可なり長く放送していますが、退屈することなく、見ることが出来ました。
頭が4つに割れて、捕食する、映像は、海外の映画のパクリでは、と、、古いネタの様な感じが致しました。どうして今更こんな作品を作ったか、調べて見ると、元は、
1988年 - 1995年:『モーニングオープン増刊』、『月刊アフタヌーン』で『寄生獣』を連載されていた漫画であった。
確かに、20年前に、この作品に出合ったなら、可なりの衝撃だ!。
漫画は、沢山読んだ記憶が在りますが、月刊誌は、余り読まないので、この作品に今まで出会う機会がありませんでした。漫画界では、話題作で、
過去何度でも、取り上げられた。パラサイトの描かれ方は、1991年のアメリカ映画『ターミネーター2』にも影響を与えたといわれた。どうして、今更20年前の作品が、映像化されたか、こう書いてあった。、出典Wikipediaより
【高い評価を獲得しながらも映像化権にまつわる事情のため、連載の完結から約20年間はメディアミックス化が行えずにいたが、2014年になってから映像化が行われている。
2014年10月から2015年3月にかけて日本テレビ他にてテレビアニメ版が放送されたほか、2014年11月および2015年4月には山崎貴監督により2部構成の映画として実写映画化された。】
評価の項目には、学者さんからのこのような面白い評価もありす。
早稲田大学教授・文芸評論家の加藤典洋は「文学を含め、戦後のベストテンに入る」としている。また「進路選択に迷ったとき、あるいは大学の授業がつまらないと感じたとき、異性にふられて悲しいときに読んでみることを薦める」としている
評論家・哲学者の鶴見俊輔はこの作品を「人生、2度目の衝撃でした」、「生涯に読んだもっともおもしろい本のひとつ」と評しており、夕食後読み始めて全巻を読了したときには夜が明けていたという。竹田青嗣も当作品を薦められた際に徹夜したが、
その結果喀血し、結核の疑いで約1か月病臥した。
心理学研究家の山竹伸二は書評“親殺しの文学”において「誰かが救うのではなく、自分自身で救う」という、外側からの救出ではない内側からの自己救出の物語として、村上春樹の『海辺のカフカ』と共に『寄生獣』を挙げている。
福本伸行はお勧めの漫画のベスト3を挙げるよう求められた時、その中の一つに挙げている。
この映画と関連性は、ありませんが、私事として、「パラサイト」妙に懐かしい言葉に出会った気がいたします。