2018年2月2日(2/2)
あらすじは、いろいろ調べるとこんな感じである。
定年退職の日を迎えた63歳エリートサラリーマンが主人公。メガバンクで役員目前とされながら、最後は出向先の子会社で閑職に納得できず、しかしそのまま定年を迎える。
ある日突然「毎日が日曜日」という生活に陥るのである。高学歴で、エリートだと、プライドが邪魔して同世代の人と普通にコミュニケーションもとれない、こんなはずではないと納得できないのである。
自分は若い、能力があると仕事を探したり、「恋」を夢見たり、「老年」を受け入れられないで、もがくのである。
「女性の作家さんだけど、この年代の男性の心理がリアルに描かれている。」書評感想・レビュー。
定年退職後の世界を、女の目を通して、リアルに描く、そこが一癖ありそうだ。
同窓会に、出席した時、優秀なエリート男性も、普通の男性も、美人のキャリアウーマンも、普通の女性も、60を過ぎると、「終わった人」で、みんな同じで変わらないことが、きっかけで、
それで、それを、小説にした、なんかそんなコメントが、載っていた。
多くのサラリーマンは、雇用延長で働くにせよ、そのまま、辞めるにせよ、定年退職後の生活が始まる。
現役時代は、足し算で、歳を感じていたが、定年退職後の生活が始まると、引き算で、歳を感じるようになる。