無理はしないで

今の仕事に落ち着くまで私はいくつもの転職を繰り返しました。
一番は「苦手な人がいたこと」。
人に合わせて言いたいことが言えずにいると人間関係は保てますが、自分の平常心が保てない。
でも露骨にそれを理由にして辞めるわけにもいかずいつも体調を理由にして辞めていました。
世間では「甘え」と捉えられるかもしれませんがこういう病気の人には「人間関係のストレス」は大敵なんです。
だからといって仕事をしないと安定した収入が得られず不安も増しますし、孤独も辛い…。
私の場合は今の会社に入ってから周りの環境が少しずつ変化して苦手だった人がいなくなったことと長年勤めていることで自分が人に合わせることなく「素の自分を出せるようになったこと」でストレスなくお仕事が出来るまでになりました。

「仕事が長続きしない人は何処に行っても一緒でしょ」

時々そんな言葉を聞きますが、私は全ての人に当てはまるわけではないと思っています。
続けられない理由は様々だと思いますが私のように最初は居心地のいい職場が見つからなくてふらふらしていても最後にはやりたかった仕事に就き長く仕事が出来る人もいます。
「これだ」「ここだ」と思える職場を見つけることは時間と労力が必要であると周りは理解して欲しいのです。

一番避けたいのは自分を犠牲にし無理をしてストレスを溜め込んでしまうことです。

まだ少ないですが社会に適合できない方や仕事に支障をきたす障害をお持ちの方を対象とした就労支援を行う窓口もあります。
今の仕事が辛いと思っている方は思い切って相談するのもありかなと私は思います。

少しでも元気や勇気がでて次の一歩が踏み出せることを願っています。