TOP

img-responsive
 
  
P41
「渚にて」On The Beach(1959年)
img-responsive⏎2018年 img-responsive⏎2020年
1959年製作の「世紀末」映画、逆算すると、まだ、小学生か?、 確か、中学、高校どちらか忘れたが、先生が、学校で、紹介したことを、おぼろげながら、覚えている。 最大の特徴は戦闘シーンが存在しないことで、人の死が描かれる場面すらありません。 一方でありきたりな日常が、描かれています。終末に、近づくごとに、少しづつ、日常が奪われて行く、些細な、様子が、 より恐怖を、醸しています。始めの、普段の見慣れた街並み、エンディングは、一人も人がいない街並み、対比効果を、上手く使っています。
プロローグ
 第三次世界大戦が勃発し、世界全土は核攻撃によって放射能汚染が広がり北半球はすでに全滅。 僅かに残った南半球の一部地域に人々が暮らすだけになっていた。そんなある日、本国に帰港出来なくなったアメリカ原子力潜水艦がメルボルンに入港する。 南半球は無事でしたが、放射能降下物を含む死の灰は、徐々に南下を続けていて、遠くない将来に地球はすべて放射能降下物で覆い尽くされることが分かっています。 死を目前に、控えたら、果たして人間は、どんな行動を取るか?
P42 「家族はつらい2」
img-responsive⏎2018年
2017年日本映画。山田洋次監督の喜劇「家族はつらいよ」の続編。橋爪功、西村雅彦、妻夫木聡、蒼井優ら前作のキャストが再結集。 高齢者ドライバーである平田周造は最近よく車に傷をつけてくる。周造に運転をやめさせようと家族会議が開かれることから、平田家の新たな大騒動が始まる。 あらすじ
家族はつらいよ2のネタバレあらすじ:承:思いがけない旧友との再会
妻の富子(吉行和子)が海外旅行に出かけたのをいいことに、周造は行きつけの飲み屋の女将、かよちゃんと車で食事にでかける。そこで、なんと高校時代の同級生の丸田(小林稔侍)と再会します。丸田は暑い中、 交通誘導の仕事をしていました。再会はうれしいが、その姿に複雑な思いの周造…その時、つい前方不注意となり、前のトラックに軽く衝突してしまいます。その場はかよちゃんの機転で難なく納まりました。 しかし、車の壊れた部品を孫たちが見つけます。もう猶予はありません。幸之助(西村雅彦)はさっそく、周造の運転をやめさせ免許証返納させるための家族会議を開くことにします。
家族はつらいよ2のネタバレあらすじ:転:しあわせな突然の死
一方、周造は丸田を探し出し、かよちゃんの店で、もう一人の旧友と三人で思い出話に花を咲かせます。丸田は高校時代とてもモテました。実家も裕福で、 みんなの憧れの的で、当時のマドンナと結婚していました。しかし、事業に失敗し、居場所を点々とした後、今は家族と別れ、ひとりでアパート暮らしていると分かります。 丸田の好きだった銀杏を食べながら、三人で高校時代を思い出し、「フレー、フレー、丸田」と気炎をあげました。そのまま周造は丸田を家に連れて帰り、一緒に寝ます。 丸田は久しぶりに弾力のあるベッドで眠り幸せそうでした。翌朝、家族会議のメンバーが集まりました。庄太(妻夫木聡)が2階で寝ている周造を呼びに行くと、そこで見知らぬ老人が死んでいました。それは丸田でした。
P43 「ロング・トレイル!」
img-responsive⏎2018年
3,500kmを友と歩くと人生が変わる! コメディ・ドラマ。人生はベストを尽くせばそれでいい!
あらすじ
英国の紀行作家ビル・ブライソン(ロバート・レッドフォード)は60歳を超え、家族と共に故郷アメリカに戻り、穏やかな日々を過ごしていた。 作家としてのキャリアも半ばリタイアした状態で、毎日に物足りなさを感じていたビルは、 ある時ふと目にした一枚の写真がきっかけで全長3,500kmという北米有数の自然歩道“アパラチアン・トレイル”踏破を思い立つ。
心配する妻(エマ・トンプソン)のためにも旅のパートナーを募る事にしたが、やっと見つかったのは40年振りの再会となるかつての悪友カッツ(ニック・ノルティ)だった。 酒浸りのバツイチで絵に描いたように破天荒なカッツに、逆に心配事が増えたビルの妻をよそに、二人は意気揚々と出発してしまうのだった。
しかしシニア世代のビルとカッツの前に、大自然の驚異と体力の衰えという現実が立ちはだかる。
P44 「ドキュメンタリー アポロ13号⋯」
img-responsive⏎2018年
あらすじ
アポロ13号は、1970年4月に行われた、アメリカ合衆国のアポロ計画の3度目の有人月飛行である。途中での事故によりミッションを中止したが、数多くの深刻な危機を脱して、乗組員全員が無事に地球に帰還した。 1970年4月11日、米中部時間13時13分、ジェームズ・A・ラヴェル船長、ジョン・L・スワイガート司令船操縦士、フレッド・W・ヘイズ月着陸船操縦士を乗せたサターンV 型ロケットは、第3番目の有 人月面飛行を目指して、ケネディ宇宙センター第39発射施設から発射された。 2日後、電線が短絡し火花が散ったことにより機械船の酸素タンクが爆発し、飛行士たちは深刻な電力と水の不足に見舞われることになった。司令船には独自のバッテリーと酸素が搭載されているが、 それらは大気圏再突入の際に必要になるもので、使用することはできない。そのため、彼らは着陸船を救命ボートに見立て乗り移り、電力消費を限界まで抑え、 よって生成量が激減した飲料水の消費を極力控える負荷に耐え、無事地球に生還した。 この危機対応の鮮やかさにより、この一件は「成功した失敗 ("successful failure")」「栄光ある失敗」などと称えられた。
P45 「わたしは、ダニエル・ブレイク」
img-responsive⏎2018年
あらすじ
イギリスに生まれて59年、ダニエル・ブレイクは実直に生きてきた。大工の仕事に誇りを持ち、 最愛の妻を亡くして一人になってからも、規則正しく暮らしていた。ところが突然、心臓の病におそわれたダニエルは、 仕事がしたくても仕事をすることができない。国の援助を受けようとするが、理不尽で複雑に入り組んだ制度が立ちはだかり援助を受けることが出来ず、経済的・精神的に追いつめられていく。そんな中 、偶然出会ったシングルマザーのケイティとその子供達を助けたことから、交流が生まれ、お互いに助け合う中で、ダニエルもケイティ家族も希望を取り戻していくのだった。
P46 『ファウンダー ハンバーガー帝国⋯』
表示/非表示 img-responsive⏎2018年
あらすじ
1954年アメリカ。52歳のレイ・クロックは、シェイクミキサーのセールスマンとして中西部を回っていた。ある日、 ドライブインレストランから8台ものオーダーが入る。どんな店なのか興味を抱き向かうと、そこにはディック&マック兄弟が経営するハンバーガー店<マクドナルド>があった。 合理的な流れ作業の“スピード・サービス・システム”や、コスト削減・高品質という革新的なコンセプトに勝機を見出したレイは、壮大なフランチャイズビジネスを思いつき、 兄弟を説得し、契約を交わす。次々にフランチャイズ化を成功させていくが、利益を追求するレイと、兄弟との関係は急速に悪化。やがてレイは、自分だけのハンバーガー帝国を創るために、兄弟との全面対決へと突き進んで 乗っ取りを成功する。
ちょっと待ってよ!! と誰もが思うだろう。どう考えても創業したのは最初にカリフォルニアの田舎に画期的なバーガー店をオープンしたマクドナルド兄弟ではないかと。 でも、開業時の営業形態とメニューを受け継ぎ、それを地球規模の巨大ビジネスに作り替えた、強引に言い換えると"再創業"したのは、レイ・クロックかも知れないと思わせるのが、 本作の肝だ。もしも、クロックがいなかったら、僕らは小腹が空いた時にマックのダブルチーズバーガーに思い切り食らいつくことも、ハンバーガーだけに許される一気食いの快感を享受することもなかったかと思うと、この微妙な創業者論はさらに迷走するのだ。
極め付けは、劇中の後半でクロックが言い放つ、マクドナルドはハンバーガーを売って儲けているのではなく、世界各都市の一等地に店舗を出店し、フランチャイジー(加盟店)からその好立地に見合ったリース料を徴収して主な収益を得ている"不動産投資ビジネス"だという事実だ。
P47 『三度目の殺人』
img-responsive⏎2018年
『三度目の殺人』の物語の中では、タイトルが示すように3度の殺人がおこなわれます。
・1度目の殺人は、役所広司演じる三隅が北海道で犯した30年前の殺人事件。
・2度目の殺人は、広瀬すず演じる咲江が父親の命を奪った殺人事件?。
・3度目の殺人は、裁判死罪判決。
P48 『八日目の蝉』
img-responsive⏎2018年
 「優しかったお母さんは、私を誘拐した人でした」。
 そんな宣伝文句を目にしただだけでも心揺さぶられる──。
直木賞作家・角田光代が手がけた初の長編サスペンス小説を映画化した『八日目の蝉』は、
赤ん坊を誘拐した女と、彼女に育てられた少女。2人が背負ってしまった痛さや切なさを綴った感動作だ。
『八日目の蝉』意味で検索すると
蝉の雄は交尾を行う為に、求愛行動(鳴く)を取ります。 これは不倫などの無差別的な雌への性交を行う人間の雄と同じです。 一般的に蝉の雄の寿命は約七日で短命と言われていますが、 実は雌は産卵の為八日以上生きます。つまり八日目の蝉とは、夫がいない妊婦のことです。
P49 『イージーライダー』
img-responsive⏎2018年
有名な映画ですから、何度も再放送されて、著名な映画評論家に何度も、語り尽くされています。
いつみても、バイクで出発する時に、時計を捨てるシーンがありますが、それが、とても印象的です。
小生も、60歳で時計を捨てましたが、果たして、自由を本当に手にしたか、はなはだ疑問です。
某監督の言葉を借用するなら
 「同じ自由という意味でも『freedom』と『liberty』は違うんだよね」  「liberty」は、辞書では「選択の自由」とある。意訳すれば「ルール(法)の制約の中での自由」という意味になる。
 一方、『freedom』は「束縛からの自由」という意味である。  イージーライダーの自由は『freedom』であって、、60歳からの自由は、『liberty』なのです。
従って、定年退職後の高齢者が、ハーレーダビッドソンを運転している姿は、『liberty』なのです。
P50 『女神の見えざる手』
img-responsive⏎2018年
『女神の見えざる手』2016年に公開されたアメリカ合衆国・フランス合作映画。
巧妙な戦略を駆使して政治を陰で動かすロビイストを描いた社会派サスペンス。
監督はジョン・マッデン、
主演はジェシカ・チャステイン、赤い口紅が何を表しているか、分かりませんが、印象的であった。 口コミで、ジェシカの、大声で笑った映画のシーンを、この映画で初めて見た。この書き込みに妙に 納得した。シリアスな役が多く、彼女でも、大声で笑うことが出来るんだと⋯

END