2019年2月12日
ビバップ (bebop) は、1940年代に成立したとされる、ジャズの一形態。スウィング・ジャズの終焉後に発生したモダン・ジャズ
マンネリ化したスウィング・ジャズに飽きた、あるいは、本来の即興演奏が好きなジャズの演奏家たちが、ライヴハウスや演奏主体の飲食店の閉店後に、
ジャム・セッションをしていて、そこから発展し生まれたとされる。
最初に決まったテーマ部分を演奏した後、コード進行に沿った形でありながらも、自由な即興演奏を順番に行う形式が主となる。
基本的には、コード構成音や音階に忠実にアドリブ演奏しながらも、テーマのメロディーの原型をとどめないくらい、長めのアドリブが導入されたセッション
も多い、だが、メロディーの原型が、ハッキリと、ギリギリとの間で、聞き取れるくらいの、演奏が個人的には、好みである。
スウィングのように娯楽のための音楽、ダンスのための音楽から、演奏することが目的となった音楽、聴くだけの音楽になった。残念な部分もあるが、
それを、大きくカバーしてくれる魅力がある、草創期では、チャーリー・パーカーやディジー・ガレスピーが有名である。
その後、クール・ジャズ、ハード・バップ、モード・ジャズ、エレクトリック・ジャズ、クロスオーバー、ヒップホップ・ジャズ時代に応じて様々な音楽性
になり、マイルス・デイヴィスを「モダン・ジャズの帝王」と評論家もいる。だが、個人的には、芸術的過ぎて、合わない。