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建築  雑コラム 38

Architecture         The s   Column    

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フィレンツェ・アッシジ

フィレンツェはローマからTGVで約1時間半ほど北に行った皆さん良く知って見える中世の街です。

まずフィレンツェ駅はサンタ・マリア・ノッヴェラ駅と呼ばれ1933年に国際コンペが行われトスカナグループのG.ミケルッチが設計したモダニズム建築です。


この街には珍しいモダニズム建築のサンタ・マリア・ノッヴェラ駅 (1934年) (2018.11.18)


                 
                 綺麗なトップライトの内部  (2018.11.19)

この近代の駅から一歩外に出ると中世の街になります、駅の近くの私が今回泊まったホテルも1480年からあるようで日本では室町時代

銀閣寺が建てられた500年前の時代です。


1480年からあった建物のホテル (2018.11.20)

ホテルの近くにサンタ・マリア・ノッヴェラ広場があってその前にサンタ・マリア・ノッヴェラ教会があります。


サンタ・マリア・ノッヴェラ広場 (2018.11.21)


         
         サンタ・マリア・ノッヴェラ教会(1360年/ファサードは1470年) 

白と緑の大理石で縁取られた大聖堂とも共通する外観でゴシック様式の建築です。ファサードの中央部と上部は1470年にL、Bアルベルティー

にて改装されている。 (2018.11.22)


               
               ギリシア パルテノンのオーダーのスタイルを壁同一面で模様で表現しています。 (2018.11.23)

               
               コリント式の柱を二本壁面から独立させエントランスを象徴しています。 (2018.11.24)

                         
                         リブボールトですので ゴシック建築ですがあまり天井は高くありません (2018.11.25)


                                     
                                     見上げてみました (2018.11.26)

中庭と回廊もあります。


中庭

      
      回廊 (2018.11.27)


              
              回廊に付いた一室はブルネレスキが設計した特別な礼拝堂の様です。 (2018.11.28)

サンタ・マリア・ノッヴェラ教会の向かえにサンパオロのロッシアを美術館に改装したノベセント美術館がある


ノベセント美術館

軽快なコリント式柱のアーチの上に四角い窓 15世紀のルネサンス様式の建物です。 (2018.11.29)


            
            中庭部分(2018.11.30)


                 
                 2階も回廊になっています、修道院によくこの様な形態のものがありますがこの建物はどの様に使われていたのか?
                 (2018.12.1)

まずは駅前のバス乗り場から12番系のバスで丘の上にありますミケランジェロ広場からフィレンツェの街の夕日を楽しむことにします。


ミケランジェロ広場


フィレンツェの街 手前の川はアルノ川 左の棟はヴェッキオ宮の棟 中央のドームは花の聖堂教会ドーモ その手前の棟はジョットの鐘楼 
左の教会はサンタ・クローチェ教会

全ての建物には瓦の載った屋根があって近代以降の建物が見えない景色はやっぱりここがフィレンツェなんだ!と感慨します。 (2018.12.2)

街の中を歩いてみます、まずは1階は粗い石積、2階は平坦な石積、3階はより平坦な石済みになっているメディティ家の街中の住居です。


メディティ・リカルディ宮 (1459年)

フィレンツェを長く支配したメディチ家ですが一時期街を追われる体験をしています、その後街中に簡素な宮殿を建てたのがこのメディティ・リカルディ宮

で正方形の平面の建物で中央に中庭があります。(2018.12.3)

建築家ミケロッツオの設計です。1階の窓廻りはミケランジェロの設計と言われています。

      
      ミケランジェロ設計の窓 (2018.12.4)


            
            中庭へ通じる入口 (2018.12.5)


                
                中庭 (2018.12.6)


                     
                     宮殿ですからこんな豪華な部屋もあります。 (2018.12.7)

メディティ・リカルディ宮の向えにメディティ家の菩提寺でルネッサンスの代表的な建築家フィリッポ・ブルネレスキ(1377年〜1446年)の設計の

サン・ロレンツオ教会(1446年) を観ます。


倉庫の様なシンプルなファサード


平面   (2018.12.8)


   
   コリント式の連続半円アーチ その上に窓 フラットな格子天井 

       
       中央ぶのドーム天井 (2018.12.9)

    
           
           見上げてみました。 

                 
                 フィリッポ・ブルネレスキ(1377年〜1446年) (2018.12.10)


                 
                 左にあるブルネレスキ設計の旧聖具室

                       
                       天井ドーム  (2018.12.11)

右にはミケランジェロによる新聖具堂があります。

                            
                            ミケランジェロ・ヴォナローテ(1475年〜1564年) 

                                
                                新聖具堂  (2018.12.12)

                
  
  見上げてみました

             
             ミケランジェロの彫刻  (2018.12.13)

                
                メディチ家礼拝堂

                     
                     見上げてみました  (2018.12.14)


                          
                          エルチミアーナ図書館

                             
                             ミケランジェロ設計のラウレンツイアーナ図書館への階段 (2018.12.15)

                                    
                                    ラウレンツイアーナ図書館


中庭 (2018.12.16)

フィレンツェで一番有名な教会 サンタ・マリア・デル・フィオーレ大聖堂 通称ドゥォーモ も フィリッポ・ブルネレスキ(1377年〜1446年)の作品です。


サンタ・マリア・デル・フィオーレ大聖堂(1296年〜1468年)

白、緑、ピンクの大理石の繊細な組み合わせのレリーフの外壁は必見です。

      
      正面の外壁は修復中でした。  (2018.12.17)

               
               近づけば近づくほど細工の詳細が引き立ちます。

                     
                     教会の隣に建つジョットの設計のジョットの鐘楼 (2018.12.18)

  
                              
                              外部に比べ内部はすっきりとしている

                                  
                                  正面
                             
クーポラに書かれたヴァザーリによる「最後の晩餐」  (2018.12.19)

フィリッポ・ブルネレスキ(1377年〜1446年)の作品を続いて見ていきます。


ロトンド(ブルネレスキの作とされていますが不明?)

私がブルネレスキの作品で一番好きな作品は現在は美術館になっていますが、捨て子養育院(1445年)です。

         
         連続アーチの端正で軽やかなファサードの捨て子養育院美術館

             
             包帯に撒かれた子供のマークが養育院を表している。

ルネッサンス期のフィレンツェにすでにこのような慈善事業の建物があったことが分かります。 (2018.12.20)


                
                スケール感が良くとても均整の取れた中庭

                      
                      ルネッサンスを感じることができる端正な詳細 

                           
                           内部展示室  


ブルネレスキ晩年の作 サント・スピリト教会(1482年)

           
           連続アーチの中庭 ブルネレスキらしい空間です。

                         
                         ミケランジェロ作木製の「十字架像」  (2018.12.21)



サンタ・クローチェ教会(1385年) 
大きな協会でしたが中に入れませんでした。

観光地を巡ります


街の中心にある共和国広場

      
      中央郵便局    (2018.12.22)

           
           シニョーリア広場 左がヴェッキオ宮 正面にランツィのロッジア

                 
                 彫刻が並ぶ ランツィのロッジア  


ヴェッキオ宮

         
         中庭
 
              
              謁見の間

                   
                   バルコニーからの風景 サンタ・クローチェ教会を望む (2018.12.23)

ヴェッキオ宮の隣にはフッフィツィ美術館があります。


フッフィツィ美術館

この美術館にはルネッサンスの画家レオナルドダビンチ、ミケランジェロ、ボッティチェリ、ラファエロなど名作が収蔵されています。

一部をご紹介します。


ボッティチェリの「春」

       
       同じくボッティチェリの「ヴィーナスの誕生」

               
               ミケランジェロの「聖家族」

                              
                              レオナルド・ダ・ヴィンチの「受胎告知」   (2018.12.24)

ヴェッキオ宮からフッフィツィ美術館を通って川を挟んだピッティ宮まで空中歩廊があってその一部がヴェッキオ橋になっています。


ヴェッキオ橋

        
        3階が空中歩廊  1,2階は店舗で飛び出して作られている、宝石を扱う店舗が多く並んでいました。

                  
                  ヴェッキオ橋中央部からアルノ川を望む  (2018.12.25)


ピッティ宮 表面

        
        ピッティ宮  裏面

こちらの部屋から迎えのボーボリ庭園を望む

              
              ボーボリ庭園

                     
                     ピッティ宮 内部の部屋

メディチ家のその当時の壮大さが伺えます。 (2018.12.26)

アッシジ

アッシジにはローマTermini中央駅から電車でAssisi駅に2時間10分位で行けます。

アッシジ駅前からバスで20分ほど行くと山の上に造られたアッシジの街にたどり着きます。


アッシジ駅

アッシジは12世紀の聖フランチェスコの街です。

オリーブの木の丘を越えて山頂に石を積み上げてできた中世の街がそのまま残っています。

街は高低差がありますので最初にバスでヌオーボ門まで上がってそこから下ってサン・フランチェスコ聖堂まで散策するコースが楽だと思います。


山頂付近の風景

          
          石積の街 (2018.12.27)

                  
                  サン・ルフィーノ教会

                     
                     内部 ロマネスク様式の教会です。

                         
                         棟の見える風景 

写真ではお伝え出来ませんが街並みが素晴らしい街です。(2018.12.28)


                            
                            サンタ・キアーラ教会(1265年)

白と薄いピンクの石の縞模様で聖クララを祀るにふさわしい趣がある。

                                
                                外から見るとロマネスクだが、内部は意外にゴシック様式です。


街の中心にあるコムーネ広場

    
    ヌオーヴァ教会

          
          内部  (2018.12.29)

             
             広場の中心にあるミネルヴァ神殿 

                 
                 内部はバロックの教会の様でギリシャ神殿ではない

                     
                     街並み  (2018.12.30)

                       
                       サン・フランチェスコ大聖堂(1253年)

とても大きな教会で聖フランチェスコを祀るゴシック様式の教会です。

                         
                         内部


                            
                            中庭 回廊は修道院建築の様です。


地下の聖堂クロスボールトになっていて墓所かもしれない

山から下りて駅の近くに聖フランチェスコを祀る教会 サンタ・マリア・デリ アンジェリ聖堂がある。

       
       サンタ・マリア・デリ アンジェリ聖堂

                
                ロマネスク様式の内部

                     
                     白い鳩を抱く聖フランチェスコ     (2018.12.31)

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