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建築  雑コラム 47

Architecture         The s   Column    

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桓武天皇は794年に平城京から長岡京を経て平安京に都を遷都することによって平安時代が始まる。


桓武天皇 (737年〜806年)  (2021.4.1)

平安京の初期には最澄と空海が現れ仏教に大きな影響を残しました

           
           最澄 (766年〜822年)  (2021.4.2)


                     
                     空海 (774年〜835年)   (2021.4.3)

まずは二人の高僧と縁の深い神護寺の仏像から見ていきます。


神護寺

神護寺は京都の北西 高雄に位置します。  (2021.4.4)


            
            金堂  (2021.4.5)


                    
                    薬師如来像 (793年 一木造 国宝)

平安時代の像らしくふっくらを超えてでっぷりとした重量感のある像です。 (2021.4.6)


                      
                      多宝塔  (2021.4.7)

                    多宝塔に安置されている五大極右増菩薩坐像

                        
五大極右増菩薩坐像 (平安初期  一木造 国宝) (2021.4.8)


次は最澄によって建てられた比叡山延暦寺です。

この寺は後に信長によって焼き討ちにあったせいか国宝の仏像がありません。


比叡山延暦寺  (221.4.9)


         国宝殿に展示されている仏像をご紹介します

                 
                 国宝殿 (2021.4.10)

                      
                      千手観音立像 (平安初期 一木造 重要文化財) 

体に比べて東部の大きさが大きなバランスの少しインド風な顔の異色な像です。 (2021.4.11)



多聞天立像 天目天立像 ( 平安時代  重要文化財) (2021.4.12)
       
                                
                                薬師如来坐像 (平安時代 重要文化財)
                                薬師如来なのですが、薬瓶を持っていません もともとは薬師如来ではなかったかもしれません
                                (2021.4.13)


次は空海とかかわりの深い東寺です

東寺は桓武天皇が平安京に遷都した当初より空海に託された寺院で空海の密教の世界が曼荼羅としてまた仏像や寺院の配置が立体曼荼羅として表現されていると言われます。


京都駅から五重塔が目の前に見える東寺   (2021.4.14)


境内の中心に講堂があります

            
            講堂

                    講堂の中には多くの仏像が並んで曼荼羅を立体的に表した世界と言われます。  (2021.4.15)


                 
                 仏像配置   (2021.4.16)


中央に大日如来を中心に阿シュク如来、宝生如来、阿弥陀如来、不空成就如来 が囲む 五智如来像

右(東)に金剛波羅密菩薩を中心に金剛薩た菩薩・金剛宝菩薩・金剛業菩薩・金剛法菩薩が囲む 五菩薩像
その東に多聞天・持国天・梵天

左(西)に不動明王を中心に金剛夜叉明王・大威徳明王・軍茶利明王・降三世明王が囲む 五明王像
その西に広目天・増長天・帝釈天



五智如来像   (2021.4.17)

1486年文明の土一揆にて五智如来像はほとんど焼失し室町、江戸時代に制作されたものであるので国宝にはなっていない

              
              大日如来像 (木造漆箔 室町時代 重要文化財)  (2021.4.18)


                  
                  宝生如来像 (木造漆箔 室町時代 重要文化財)  (2021.4.19)


                      
                      不空成就如来像 (木造漆箔 室町時代 重要文化財)  (2021.4.20)


                          
                          阿弥陀如来像 (木造漆箔 室町時代 重要文化財)  (2021.4.21)

                               
                               阿シュク如像  (木造漆箔 室町時代 重要文化財)  (2021.4.22)

次は右(東)の五菩薩と多聞天、梵天、持国天を見てみましょう

                           
                           五菩薩中央の金剛波羅密多菩薩坐像 (木造漆箔 江戸時代)
                           この像のみは江戸時代に後補されています。 (2021.4.23)



左後ろに居ます 金剛業菩薩坐像 (木造漆箔 平安時代 国宝) (2021.4.24)


左前に居ます 金剛法菩薩坐像 (木造漆箔 平安時代 国宝) (2021.4.25)


                                                
                                            右後ろに居ます 金剛薩た菩薩坐像 (木造漆箔 平安時代 国宝)
                                            (2021.4.26)


                                                
                                              右前に居ます 金剛宝菩薩坐像 (木造漆箔 平安時代 国宝)
                                               

五菩薩は平安時代の像ですが 理知的で清楚な感じが後の慶派の像に繋がる様な気がします (2021..4.27)


                           
                            右奥に居ます 多聞天 (木造彩色 平安時代 国宝)
                           多聞天は古代インド神話の方位の神様です  (2021.4.28)


                            
                                右中央に居ます 梵天 (木造彩色 平安時代 国宝)
                                梵天は古代インド神話の宇宙創造の神ブラフマンに当たると言われています
                                 四羽のガチョウが支えて居ます  (2021.4.29)


                            
                             右前に居ます 持国天 (木造彩色 平安時代 国宝)
                             持国天は古代インド神話の東方の守り神で国土を支える神さまです
                             邪鬼を踏んずけています  (2021.4.30)


次は左(西) 五大明王 広目天 帝釈天 増長天 を見ていきます

                        
                        五大明王の中心は 不動明王坐像です (木造彩色 平安時代 国宝)
                        大日如来が化身され悪を降伏する姿と言われます  (2021.5.1)


左奥に居ます 大威徳明王騎像 (木造彩色 平安時代 国宝)
死の神を倒す阿弥陀如来の化身で泥をかき分け進む水牛に乗っています  (2021.5.2)


左前に居ます 軍荼利明王立像 (木造彩色 平安時代 国宝)
体の各所に蛇がとぐろを巻いています、目に見えない外敵、煩悩、障害を除くとされています  (2021.5.3)

                                               
                                            右奥に居ます 金剛夜叉明王立像 (木造彩色 平安時代 国宝)
                                            三世(過去現在未来)の欲望悪を打ち砕く不空成就如来の化身
                                            (2021.5.4)

                                               
                                             右前に居ます 降三世明王立像 (木造彩色 平安時代 国宝)
                                     三世(過去現代未来)の貪欲・瞋恚(しんに)・愚痴の三煩悩を取り除いてくれる
                                     阿しゅく如来の化身  (2021.5.5)



左後ろの見えます 広目天立像 (木造彩色 平安時代 国宝)
広目天は古代インド神話の西方の守り神で千里眼でこの世を観察する神です (2021.5.6)



左中央に見えます 帝釈天半跏像 (木造彩色 平安時代 国宝)
帝釈天は古代インド神話の戦いの神で阿修羅に勝ち仏門に帰依させた英雄
半跏で白象に乗っています  (2021.5.7)



左前に見えます 増長天立像  (木造彩色 平安時代 国宝)
増長天は古代インド神話の南方の守り神で五穀豊穣を司り仏教を守護します (2021.5.8)

次は春と秋に特別開館される宝物館に展示されている仏像を紹介します


宝物館   (2021.5.9)


          
            兜跋毘沙門天立像(とばつびしゃもんてんりつぞう)  ( 唐時代 木造彩色 国宝 )  (2021.5.10)


唐時代後期(850年〜907年)ですから日本では平安時代中期に中国から持ち込まれた像だと思われます

異国感漂う像です 上記の日本製の増長天と比べてみるとこの時代では木彫の技術はほぼ同じくらいになったとみて良さそうです

                            
                            千手観音菩薩立像  (平安時代 木造 重要文化財)

高さは6m弱あってとても大きな像です    (2021.5.11)


                                    
                                  地蔵菩薩立像 (平安時代 木造彩色 重要文化財)

重要文化財ですが私は国宝になっても良い出来だと思います  (2021.5.12)

特に穏やかな顔の表情には癒されます

                          
                        穏やかなお顔   82021.5.13)

次は御影堂の仏像です


御影堂 (かって弘法大師の住房だった仏堂 国宝)  (2021.5.14)


       
       不道明王坐像 (非公開) (平安時代 木造彩色 国宝)  (2021.5.15)

                      
                      弘法大師坐像  (1233年 運慶の四男康勝によって制作された  木造  国宝)  (2021.5.16)

鎮守八幡宮に祀られている僧形八幡神坐像をご紹介します


鎮守八幡宮  (2021.5.17)


                    
                  僧形八幡神坐像 (平安時代 木造 国宝)  (2021.5.18)

次は以前弥勒菩薩半跏像で紹介しました、広隆寺の平安時代以降の像を見ていきます。


広隆寺 

                        
                    弥勒菩薩半跏像 (7世紀制作 渡来仏か日本で制作されたかは不明 アカマツ製 国宝) (2021.5.19)

まずは霊宝殿に納まっています、不空羂索観音


不空羂索観音 (平安時代初期 木造 国宝) 清楚の引き締まったお顔は後の慶派の像を見ているようです 高さ3mほどある大きな像です 
(2021.5.20)


     
     霊宝殿 (2021.5.21)


           
              
              千手観音立像 (平安時代初期 木造 国宝) 千手が後輪と一緒になっている様な高さ2.66mある大きな像です
               (2021.5.22)

                  
                  十二神将立像 (平安時代後期(1064年) 木造 国宝)
                  平安時代を代表する仏師定朝の弟子長勢の作  (2021.5.23)


                       
                        講堂  (2021.5.24)


                                     
                                     講堂の本尊 阿弥陀如来坐像 (平安時代初期 一木造 国宝) 高さ2.6m
                                     頭の大きなバランスは平安時代らしい  (2021.5.25)


次は仁和寺 霊宝館の秋特別展で見られます 阿弥陀如来三尊像です

               
               仁和寺  (2021.5.26)



仁和寺 霊宝館  (2021.5.27)


                          
                          阿弥陀如来坐像 (平安時代初期 ヒノキ一木造 国宝)  (2021.5.28)


                           
   観音菩薩立像 (平安時代初期 ヒノキ一木造 国宝)      勢至菩薩立像 (平安時代初期 ヒノキ一木造 国宝)  (2021.5.29)


                          
                 薬師如来坐像  (平安時代1103年 ビャクダン一木造 国宝) 円勢・長円作 高さ10cm小さい仏さまです
                 (2021.5.30)


                                                          
                                                  吉祥天立像 (平安時代中期  一木造 重要文化財)
                                                   (2021.5.31)



増長天立像  (平安時代中期  一木造 重要文化財)
 (2021.6.1)

                                 
                                  多聞天立像  (平安時代中期  一木造 重要文化財)

どちらも愛嬌のある像です
 (2021.6.2)

                       
                     愛染明王坐像  (平安時代後期  一木造 重要文化財) 
                      (2021.6.3)


次は醍醐寺です 醍醐寺は京都の盗難の位置にあって笠取山一帯を境内とし山頂付近の上醍醐と山裾付近を下醍醐と言われています。

上醍醐の方が歴史が古く国宝の薬師堂がある


薬師堂 (平安時代 国宝)  (2021.6.4)
 

以前はここに納まっていました 薬師如来像と両脇侍の日光菩薩、月光菩薩、は現在は下醍醐の霊宝館に納まり春秋の特別展のみ見ることができます。



                         
                         薬師如来坐像 (平安時代 木造 国宝)  (2021.6.5)

               
月光菩薩像 (平安時代 木造 国宝)                           日光菩薩像 (平安時代 木造 国宝) (2021.6.6)


もう一体の国宝 虚空蔵菩薩像は東京国立博物館で不定期の展示となっています。

                       
                      虚空蔵菩薩像 (平安時代 木造 国宝) (2021.6.7)


次は六波羅蜜寺です


六波羅蜜寺 (2021.6.8)


951年当時京都で流行した疫病を退散するため、醍醐天皇第二皇子の空也上人により六波羅蜜寺が開設され

上人自ら十一面観音像を刻みこの観音像を市中を引き回って病魔を沈めたと言われています。

          
          空也上人立像 (鎌倉時代前期 運慶の四男康勝作 寄木木造彩色 重要文化財 高さ117センチ)  (2021.6.9)


                         
           空也上人自ら彫られた十一面観音立像 (平安時代中期 915年 一木造  国宝 高さ258センチ) 

秘仏で普段は見えませんが辰年に10日間公開されているようでそれに従うと次回は2024年ということになります。 (2021.6.10)


平安時代のその他の像を紹介します

                                     
                                     薬師如来像  (平安時代 ひのき寄木造り 重要文化財  高さ160センチ)                                       (2021.6.11)


地蔵菩薩立像 (平安時代後期 ひのき寄木造り 定朝作と言われている 重要文化財 高さ150センチ)

                
                多聞天立像 (平安時代 一木造り 重要文化財 ) (2021.6.12)

                        
                        広目天立像 (平安時代 一木造り 重要文化財 ) (2021.6.13)


                                 
                                 持国天立像  (平安時代 一木造り 重要文化財 ) (2021.6.14)

増長天のみ鎌倉時代の作となります

                                            
                                            増長天立像  (鎌倉時代 寄木造り 重要文化財 ) 
                                            (2021.6.15)


平安時代後期には六波羅蜜寺の境内に平家の屋敷があって平清盛とも関係の深いお寺です。

       
       平清盛坐像 (鎌倉時代 寄木造り 重要文化財)

また運慶一族の菩提寺にもなっているので運慶との関係も多くこの後の運慶に関する部分でご紹介します。 (2021.6.16)


次は平等院です。


平等院鳳凰堂 

世界遺産の平等院 鳳凰堂は国宝でもあり寝殿造りの形式を残す貴重な建物です。  (2021.6.17)

この鳳凰堂は浄土式庭園の中にあってこちら側がこの世で東側、鳳凰堂側が天国(西方極楽浄土)で中間に三途の川の池があります。

現世の苦悩を助けるのが薬師如来で、西方浄土は阿弥陀如来が担っています。

鳳凰堂の中央に祀られているのが阿弥陀如来坐像で雲中供養菩薩が飛ぶ室内はまさに極楽浄土です

            
            阿弥陀如来坐像 (平安時代後期 1053年 木造 定朝作 国宝)  (2021.6.18)


阿弥陀如来像はたかさ283cmある大きな像で平安時代の仏師を代表する定朝の作として認められている唯一の仏さまです。

                  
                  とても穏やかで表情のある仏さまです  (2021.6.19)

定朝は大きな工房をもっていて、定朝の作品をまねた仏さまを定朝様と呼ぶほど影響力があったのでしょう

定朝の息子覚助から院派と慶派が生まれ、弟子の長勢からは円派がうまれている所から仏師の源流に近い感じがします。

阿弥陀如来の頭の上天蓋も豪華でこれも国宝です

                      
                      他では見たことない、とても豪華な天蓋です (国宝)  (2021.6.20)


本尊の周りを飛び交う52体の雲中供養菩薩 私には天女の様に見えますが、菩薩なのですね


天蓋を吊下げている菩薩 (国宝)  (2021.6.21)


              
               笙を持っている菩薩 (国宝)  (2021.6.22)


                          
                         鼓を打っている菩薩 (国宝)  (2021.6.23)


平等院も浄土式庭園ですが私の好きな浄瑠璃寺も浄土(天国)をイメージ出来る浄土式庭園のお寺です。


対岸(この世側)から三途の川の池の向こうが浄土(天国)となります。    (2021.6.24)


こちら側は小高くなっていてそこには塔があります

          
          三重の塔(国宝)  (2021.6.25)


塔の中にはこの世の苦しみに御利益のある薬師如来が祀られています

                     
                     薬師如来坐像 (重要文化財) 特別展のある時のみ公開されています。  (2021.6.26)

浄土側に建っています本堂には九体の阿弥陀如来座像が並んでいます。

           
           本堂 (平安時代後期 国宝)  (2021.6.27)



左から見た九体の阿弥陀如来坐像 (平安時代後期 木造 漆箔 国宝 )  (2021.6.28)


               
               中央の大きな阿弥陀如来像   (平安時代後期 木造 漆箔 国宝  高さ224cm )  (2021.6.29)


                            
                            右から見た九体の阿弥陀如来坐像 (平安時代後期 木造 漆箔 国宝 )  

左右それぞれ4体の像は中央の像よりやや小さく高さ138〜145cmです

九体の阿弥陀如来のこの空間はまさに極楽浄土(天国)です  (2021.6.30)

阿弥陀如来のほかに国宝の四天王立像があります


多聞天立像 (平安時代後期 木造 国宝 京都国立博物館に寄託)  (2021.7.1)


          
          広目天立像  (平安時代後期 木造 国宝 東京国立博物館に寄託)  (2021.7.2)


                        
                        持国天立像  (平安時代後期 木造  国宝)  (2021.7.3)

                                         
                                         増長天立像   (平安時代後期 木造  国宝)  (2021.7.4)


普段は厨子の中に見えます秘仏吉祥天像は美貌で有名です。

            
            吉祥天立像  (鎌倉時代  木造  重要文化財)   (2021.7.5)


次は鞍馬寺です


鞍馬寺 本殿金堂

鞍馬寺は唐招提寺の鑑真の高弟鑑禎が毘沙門天を祭る草庵を建てた事から開山されました。 (2021.7.6)

            
            毘沙門天三尊像 (平安後期 一木造 国宝) (2021.7.7)


                          
                          毘沙門天立像 (平安後期1127年 トチ一木造 国宝  高さ170cm)
                          (2021.7.8)


                       
吉祥天立像  (平安後期1127年 ヒノキ一木造  国宝)             膩師童子立像  (平安後期1127年 トチ一木造 国宝)
 (2021.7.9)



毘沙門天三尊像は霊宝殿に展示されています。 (2021.7.10)

ほかにも
        
         兜跋毘沙門天立像  (平安後期   一木造 重要文化財 高さ170cm) 中国風の仏像です
         (2021.7.11)


                                           
                                           聖観音立像 (鎌倉時代 ひのき寄木造 重要文化財 高さ180cm)

                                           観音像らしい優しい表現の像です。 (2021.7.12)

平安時代最後は鞍馬寺に近い京都の北大原にあります三千院です。


三千院 (2021.7.13)


                 
                 三千院は私の好きな寺の一つですが、杉の木立の境内と苔は素晴らしい 紅葉の秋もおすすめです
                 (2021.7.14)



阿弥陀三尊像が祀られている往生極楽院 (入母屋造り こけら葺き 重要文化財) (2021.7.15)



                   
                   阿弥陀三尊坐像 (平安後期1148年 木造 国宝) (2021.7.16)



                  
                  阿弥陀如来坐像 (平安後期1148年 寄木木造 国宝 高さ233cm)
                  (2021.7.17)

                          
勢至菩薩坐像(平安後期1148年 寄木木造 国宝 高さ130cm)  観音菩薩坐像(平安後期1148年 寄木木造 国宝 高さ132cm)

i平安時代を一様終わります。(2021.7.18)


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