×○ソフトレビュー

デッドライジング

タイトル	デッドライジング
メーカー	カプコン
ジャンル	ゾンビパラダイスアクション
発売日	2006/09/28

CERO Z区分：１８歳未満は購入できません！ カプコンの３６０用ソフト１本目。 2007年06月14日にプラチナコレクションに 2007年11月01日にGears of Warと一緒になった ダブルパックも発売された。 日本版は海外版より、残酷描写が控えめになってます。

ゾンビだらけのショッピングモールを舞台に箱庭系のゲーム。
ホラーじゃありません、ゾンビパラダイスですｗ
確かにゾンビいっぱい出てきて怖いですが、
その中で好き勝手に大暴れできるバカゲー（誉め言葉）です。
ホラーやグロいのが苦手な私が、他に買うソフトがない時期＆ネットでの評判の良さから、
迷った末に購入したんですが、このソフトは私でも楽しめました。

フリージャーナリストのフランクが主人公です。
一番の目的は、３日間生き延びる事。それだけです。
極端な例だと、初めの屋上からずっと移動せずに３日間過ごすのもありです。
あちこち写真を撮ってまわったり、ゾンビを倒して回るのもいいです。
ショッピングモールはほぼ無人。店の商品も好き勝手できます。
食品は食べ放題。服など、勝手に着替えてそのままの格好でうろついたりできます。
イベントなどもその格好のままなので、お馬鹿なコスチュームを着てたりするとシュールですｗ
武器だってよりどりみどりです。
いろんなものでバリエーション豊かに
ゾンビを倒しまくれますｗ
もちろんゲームとして、それだけじゃ面白くありません。
ちゃんとジャーナリストらしく、事件の真相を追っかけたり、生存者を助けて回ったり。
そうすればしっかりストーリーが進んでいきます。
これが本筋なんでしょうが、あまりこだわらずに遊びたいものです。
初めのうちはレベルが低く、真相を追うのも楽じゃありません。
途中で失敗して、追えなくなったりもします。
でも、それもありです。
必死で逃げ回りながら、とりあえず３日間生き延びるのも楽しいです。
生存者救出も、無理なら見捨てるのも仕方ありません。
女性優先で助けたり、嫌なキャラをわざと見捨てたりも、、、自由ですｗ
もちろん、真相にこだわって、初めからやり直すのもありです。
レベルは引き継げるので、何度もやればどんどん楽になります。

そんな風に、自分なりの進め方で、色々な楽しみを見つけられる人なら、
このゲームはまさにパラダイスになるでしょう。
実績も、そんな色々な楽しみに対応してます。
なかにはめんどくさいものもあったりしますが、やるやらないは自由です。
でも、試しに挑戦すると新しい楽しみが発見できたりもします。
ゾンビを５３５９４体倒すって実績があります。数字が半端ですが、街の人口らしいです。
初めは面倒なだけだと思ってましたが、やり始めると、効率よくゾンビを倒す方法を
あれこれ考えてる自分がいましたｗ
やっぱり車でこのルートを往復して轢きまくるのが一番だな、とか真剣ですｗ
横で見てると危ない人に思えるかも、、、やっぱりこのゲームＺ区分で正解です。
ゾンビをぐちゃぐちゃにして楽しんだりするのを、眉をひそめる人も居るかもしれませんが、
ちゃんとゲームをゲームとして楽しめる
大人用のゲームです。

その他評価をいろいろ。
グラフィックはさすがカプコン奇麗です。ゾンビも画面を埋め尽くすほど出てきます。
ボス的なキャラも、極限状態でいっちゃった、ある意味かわいそうな人間とか深みがあります。
全ての生存者を助けようと思うと時間がぎりぎり、でもちゃんと間に合うといったように
バランスも抜群です。
評判どおりの名作です。
不満をあげるなら、、、サバイバルモードに中断セーブが無い事とかかな。
７日間生存に、リアルで１４時間かかるって、、、、そんなまとまった時間なんて取れません、、、
あと、モニターによっては夜のシーンが暗すぎてよく見えないかも。
懐中電灯変わりになるアイテムもありますが、オプションでガンマ補正とかあると良かったかも。